美術:浮世絵スーパークリエイター 歌川国芳展 | 駄目人間のブログ

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ワンコを見送って、何かしない気が滅入ってしまうと思って、祭壇でも見に行こうと思って家を出たら、なんとなく、国芳展に寄ることにした。

 

個人的には、浮世絵では国芳って名前はA級だけど北斎や広重や歌麿や写楽のような代表作がない気がする。作品を見てても、北斎や広重に比べて、ちょっと古い感じがする。北斎や広重は現代でも決して古さを感じないが、国芳はやはり古さを感じるが、大首絵なんかは写楽が完成系だけどそれにつながるような(どちらが新しいのかはわからないけど)作品があったり、広重の東海道53次のような雨の良い作品など何点かあった。それに、やはり怪物は素晴らしい。多分、ジブリも水木しげるも、国芳の作品は研究したと思う。

 

この展覧会を見て思ったのが、今、東京の美術館ではNHKの大河ドラマの影響でどこも浮世絵を展示してて、蔦屋重三郎を取り上げているが、間接的でもいいので、国芳と蔦屋重三郎との関係性も教えて欲しかった。

最後の映像は、札幌では新しい試みは面白いと思うけど、なんかもう少し動きとストーリーが欲しかったかな。なんか、あまり国芳の世界感を感じる事ができなかった。