なんとなくテレビを見ていたら、NHKでETV「断らない病院のリアル」と言う番組をやっていた。
最初、断らない病院として医師の残業時間の問題を取り上げていたが、働き方改革で医師の残業を減らす為に人を増やした事によって巨額の赤字となって、医師と経営の問題を取りあげていた。この番組の素晴らしいのは、患者の生死を残された家族の判断にさせないようにと先輩の医師が若手の医師に伝えるとこは衝撃だった。これって、医師と家族の延命処置の考えの違いをどう埋めるのかと思う。
この状況で心を病んで自殺した研修医の話。救急であれば尚更だと思う。そうだよなー感情を押し殺さないと出来ないと思う。
企業も病院も自己犠牲で成り立っているのだと教えてくれる。その自己犠牲に対して企業や病院は何か考えないと。
病院経営の大変さ。
私は病院では働けない。こんな人の生死と隣り合わせで、自分の選択を間違ったらと思うとできない。