東京国立博物館 黒田記念館 | 駄目人間のブログ

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東京の美術館って2年から3年のペースで大きな展覧会がある気がする。秋の展覧会を調べてないから何とも言えないけど今年は、無い年だと思っている。

その中、東京芸術大学附属美術館を見に行く前に、黒田清輝記念美術館に行ってきた。以前は開館している日が少なくなかなか見る事ができなかったが、今は月曜日のみ休館らしい。

こうして改めて黒田清輝の作品を見ると、どんなに高橋由一が素晴らしい作品を描いたとしても、ヨーロッパに渡って本物の洋画を学んだ黒田清輝の功績は素晴らしいものがあると思う。

彼がアカデミックな絵画を学んだお陰で、洋画の基礎を日本に伝えてくれた。今回見てて、彼の絵画は岸田劉生にも大きく影響を与えたのでは無いかと思えた。そう考えると、彼が持ち帰った技術がわずか数十年で、佐伯祐三や松本竣介などが出てきたことを思うと日本の洋画は恐ろしいとさえ思う。