釧路芸術会館で開催されている、ももちゃん芸術祭2024のチケットを頂いたので見てきた。
ここ数年、道内で開催されている展覧会を観ていない事もあってか、こうゆう地方で開催されている展覧会を見ると聞いた事のない作家の作品がいくつか展示されている。中には、なかなか良い作品がいくつかあった。地方には、評価されず埋もれてしまうアーティストが数えきれない程いるんだなと思う。
この展覧会を観ていて思ったのが、道内の美術館でもここはかなり幅広く良い作品を所蔵しているのではないかと思った。上田薫、アンセルアダムス、マイケルケンナ、千住博などなど。もちろん好き嫌いはあるにしても、地方の美術館で良いコレクションしているとおもう。
また、森山大道の作品を所蔵したようで、この釧路芸術会館のコレクションに厚みが増したと思う。個人的、森山大道の作品って、わかりやすい気がする。その時代をうまく切り取って見せてくれるので、ススキノ十字街の作品一つ見ているだけで、数十分見ていられる。
そして、ここの美術館のコレクションの一つ、釧路の米坂ヒデノリの作品が数点展示されていた。芸術の森屋外展示されているフクロウの原型もここで所蔵さていた。米坂ヒデノリの素朴な作品を見ていると、北海道と言う、厳しい自然と何か寂しい寒い感じが作品から見えてくる。
