数年前から、この原作が素晴らしいとネットで話題になっていた。それをNetflixで映像化してくれた。これが見たいためにNetflixに再登録してと言っても良いくらい。
１シーズン、全８話。文化大革命は、すごく面白いのだが、パナマのエピソードまでは、テンポが遅いのと、このドラマの登場人物の人間関係を説明するための話なのでとても退屈で飽きてくる。それに、一気に登場人物が出てくるのと、バタバタと人が死んでいくので、その関係性が追いつかない。
それが、先程のパナマのエピソードから俄然面白くなる。このシーズン１が小説のどの部分までなのかわからないけど、あれだけ分厚い本をよく抜き出してここまで脚本にしたと思う。紅衛兵との再会など、さらっと終わっているが、原作ではこのへんも書かれているのだろうと想像がつく。
あり得ない話しではないので恐怖を感じる。原作が中国人のせいか、日本人が全く出てこないのも、なるほどなと思ったりする。
残念なのは、このドラマを見れるのはストレンジャーシングスのように１年後になってしまうだろう。