昼間の父からの電話が気になったので、仕事帰りに話をしに行った。行くと、トイレにいたので、晩御飯を食べたか聞くと食べてないと言うので台所に行くと、うんこのついた紙おむつがあった。あーこれはまずいなと思って。父に、お風呂入れるからトイレから出てらすぐにお風呂に入ってと頼む。お風呂にお湯を張って、晩御飯の用意をして、洗濯機を回す。風呂に入れて、トイレを見ると、便座にうんこがついている。この原因がわかった。お尻を拭いて、その紙を便器の中に入れれないことがあって、それが便座についてしまうようだ。うんこも、あまり気にならなくなったので淡々と掃除。風呂からあがって、食事をさせて散歩に連れ出す。散歩しながら、施設について自分の考えを言う。父は、だんだんトイレが大変だから施設を考えているようだった。たしかに、何度も、一人でうんこできなくなったら施設だと言っていたこともあって、少し覚悟していたようだ。父には忖度とか私には気をつかわないで、どっちがいいのか聞いてみた。本当のとこ、出来るだけ自宅にいたいようだった。父には可哀想だけど、いつかは施設に入らないとならなくなると思うけど、ギリギリまで頑張ろうと話をする。介護していることは、面倒だとかいやだとは思ったことないと伝える。それに20年前に婆さんが入院して、お見舞いに行った時、もう私のことがわからなくなっていたのも嫌だし、寝たきりの祖母さんを見るのもつらかったと伝えた。だから、入院する前まで出来ていたことを1つずつできるようにしていこうと話をした。
なんか父を施設に入れると、もう会えないような気になってしまう。
散歩から帰ってからトイレをことを心配していた。ちょっと考えてみたらトイレが汚れたら私が仕事帰りに掃除しに行けばいいだけじゃないかと思って、トイレを汚してしまったら、携帯に電話をしてと頼む。父には、とてもストレスだったのだろう。時間を気にしなければ何時でもいけるんだし。