よみがえるオードリーヘップバーン | 駄目人間のブログ

駄目人間のブログ

申し訳ございません。無駄なことばかり書いて無駄に容量を使わせてもらってます。ネットの害です。

特殊メイクの技術では、ハリウッドいや世界で最高峰の技術を持つ、日本人のカズヒロ氏がオードリーヘップバーンの胸像を作るまでのドキュメンタリー。

この番組を見ていると、日本とアメリカの違い。日本人は未だに見て覚えろ、自分の立場を守る為におしえない。しかしカズヒロ氏の師のディクスミスは自分の持てる技術を惜しげなく教える。そしてカズヒロ氏も持てる技術を教えていく。この時点でスタート位置が格段に上がるから、それ以上の物が生まれていく。

師匠のディクスミスの80歳の誕生日に胸像をプレゼントしたエピソードは聞いていて涙がでできた。自分の教えた技術で自分の胸像を作ってくれる事ほど嬉しい事をはないだろう。それに、自分の技術がそれ以外になって師をを超えていてくれたことにも。

最後の作品は凄いな。私らが映画で見たオードリーヘップバーンが、もし今の映像で見たらこんな顔だったんだ。オードリーヘップバーンの美しさは、飛び抜けて違うなと思う。こんな人は2度と出て来ないだろうな。過去の辛い経験から生まれ出る顔を表情。それを見事に作品に落とし込んでいる。

映画界から離れて久しぶりにマスコミの前に出てきたシワシワのオードリーヘップバーンが、私のシワは笑顔にしてくれたからと言っていたのが印象的だった。

最後にシャーリーズサロンが作品について色々と聞いていたのが印象的だった。やはり表現者は感じる事は、違うなと。


この番組、再放送だけど本当によいドキュメンタリー。NHKはとても良い番組を制作してくれる。