チャタレイ夫人の恋人 | 駄目人間のブログ

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ネットフィリックスオリジナルの映画、チャタレイ夫人の恋人。原作は発禁本になったり、数十年前には映画化されこれまた話題となった映画。

今でこそ、なんのことない映画だけど、当時は大問題になったであるのは想像がつく。しかし、官能小説を映画化してもその細かいニュアンスは全く伝わらないのと同じで、映画にはそのエロさがない。原作も物語より性描写が重要視されたようなので、物語としては、とっても薄い内容になっている。せっかくの森守の妻の愛人が出てくるけど、あってもなくてもいいエピソードになってしまっている。またチャタレイ夫人の女中さん?も味方なんだろうけど、存在が薄すぎる。旦那も、ある程度いいと言っていたんだから、身分の差くらいと思ってしまう。そうでなければ、このあたりを厳しくいうとか、森守をもっと汚く見せるとかした方がよかったように思う。映画は2時間くらいあるし、映像は綺麗なので、もう少し人間関係を深く描いてほしかったかな。