Netflixオリジナルドラマの初恋。
正直、前半の部分で見る気を失っていた。息子と春道が出会うのは、ちょっと無理があるでしょう。それと息子の憧れの人のエピソードもいらんと思って見ていた。札幌に住んでいると、なんで札幌駅からパークホテルに行くのにタクシー?って思うし、何で豊平川渡っちゃってる?ロータリーなんか札幌にないだろう?とか、粗ばかり気になって全く物語に入っていけなかった。
が、最後の数話、特に7話は誰もが予想していた事だけど、すごい良かった。個人的には、ここで終わって良かったと思う。高校時代のエピソードなんかも、前半はあまり感情移入出来なかったが後半になるにつれドラマの中に入り込む事ができた。
最後の一話は、無くて良かったと思うが、製作者側としてはそうは出来なかったのだろうと思う。
最初の破茶滅茶な位置関係も、見終わってみるとよくローケーションしたと思う。多分このドラマを、撮影されていた時はコロナ禍で大変だったと思う。その中で良く、これだけ色んな場所で撮影したと思う。
出来れば登場人物を増やして、もう少し人に深みを与えて欲しかったと思う。初めて出逢った時、本当にその子が好きと言う感情があまり感じられなかった。
見終わってから、ふと思ったのが、人を好きになると言う感情は中学、高校の頃にかなわないなと。あの頃、人を好きになるのは生きるか死ぬかくらいだったと思う。人生の中で片思いじゃなくて、初めて付き合った人がやはり人生の中で1番印象に残っていて、一生忘れられなくて、別れた事に一生後悔していく。
自分のために泣いてくれる人っていないな。