泣きそうな介護その10 | 駄目人間のブログ

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前日、調子が悪かったのか、全く会話にならなかったので、行くのが気が重かった。残業して携帯を見ると、15時くらいに3回も電話が入っていた。仕事に追われていて全く気がつかなかった。出る前に電話をしてみると、ほとんど聞き取れない。親が弱々しのを見るほど辛いものはないし。昨日と同じかと思って気が重い。お菓子や飲み物を買い物をしていたら、すっかり20時くらいになってしまった。

家につくと、居間でうずくまっている。よく見ると絨毯が赤くなっているので聞いてみると、鼻血が止まらなくって血だらけになってしまったらしい。どこかにぶつけたと思ったらそうではなく、ただ自然に出てきたようだ。今まで鼻血なんか出たことなかったらしく、本人が少し不安に感じているようだった。それに、かなりの量が出てきて止まらなかったようだ。鼻血の始末の前に、まずは、食事の用意をして、その後、父親には風呂に入ってもらって、その間に床の鼻血の始末し、同時に寝間着も鼻血で真っ赤だったので洗濯。鼻血は大変だったようだけど、昨日に比べて調子がいいのか会話ができた。今日、朝起きるの2時間かかった言っていた。個人的には、入院で動けなくなってしまったのだから、少し寝起きして筋力をつけてほしいので、家に帰ってできるだけ手助けはしたくない。それに、本人が施設に入らず在宅というので、そのリスクは覚悟してもらわないと。

来週から少し家具などを大型ごみで出さないと片付かない。その前に、尋常じゃないくらいの本を整理しないと何も進まないので、食品を入れるタッパなどが大量にでてきたので、今週末それを処分してそこに本を入れようかと。あと居間と寝室まで移動しやすいように物を捨てるかどけるかしないと。

 

毎日、帰り際に「悪いな・・・悪いな・・・頼むな」と言われる。「なんも悪くないよ。そんなこと気にしないで」としか言えない。本当に、なぜか、全然苦じゃない。

 

家の整理をしていて、ふと気がついた。母親が家を出て行った時、自分のものを全部持っていった。ある時、部屋から自分の子供の頃の写真がパラパラと出てきた。写真帳の糊が弱くなっていたので落ちたんだと思っていた。それは違った・・・。私の写真帳から、私だけ写っている写真だけ抜いておいていったようだ。子供の頃だから、ほとんどの写真は父親が撮影しているので、母親と一緒の写真が多かったと思うが、1枚もなかった。まあ、私と一緒の写真は捨てたのかもしれないけど、そんなことするなら全部持って行って廃棄してくれたらよかったのにと思う。こんなこと、父親に言えない。