150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物 | 駄目人間のブログ

駄目人間のブログ

申し訳ございません。無駄なことばかり書いて無駄に容量を使わせてもらってます。ネットの害です。

東京国立博物館の表慶館で開催されている「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」を見てきた。てっきり今、重要文化財とかになっている数年後、数百後、国宝になるのではないかというものが展示さえているかと思っていたら、入ってすぐゴジラやガンダムなどで、正直がっかりした。

けど、2階にあがってワタシの宝物を見てこの150年後の国宝展がなぜ開催したのかわかった。一人一人に国宝があるんだということ。親の形見や思い出などなど・・・。中でも、父親がレーザーディスクを買ってきて昔の映画を家族で見て、一人で嗚咽するくらい泣いていたようなエピソードがあった。これを読んだ時泣いてしまった。父親は、若い頃見た大好きな映画を見ることによって、色んなことを思い出して家族がいるのもはばからず泣いてしまったんだろうと思うともう涙が止まらなくなった。

 

あなたにとっての国宝はなに?

 

生きていて思い出なんて辛かったこととか悲しからことばかり・・・。

両親が高校の頃離婚して、私は父親の方に残った。けど、子供の頃から父親が怖くって怖くて、普通に会話ができず一時的に吃音になってしまったくらい。それでも父親についていった。二人に迎える最初のお正月に父親がタラバガニの鍋をつくってくれた。しかしそれは牛乳と味噌で、食べれるのかと思って、これって作ったことあるのか恐る恐る聞いてみたら、初めて作ってみたと言われた。そのが、人生食べた最高の食だった。たぶん、色んな思い出とかこの鍋に詰まっていたと思う。自分の国宝はこの牛乳と味噌ベースのタラバ鍋。