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ネットフィリックス
ジュディガーランドの最晩年の話をレニーゼルウィガーが演じている。ブリジットジョーン以来の映画のせいか、あまりに痩せていてレニーゼルウィガーかわからなかった。彼女特有の演技が、見事だった。
この映画、同性愛者のエピソードのシーンは号泣した。私らにはわからない感情が、あのシーンに見事に見せてくれる。見ていて思ったんだけど、良いも悪いも含めて、子供の頃の辛いことがあったからこそ、晩年のジュディガーランドが存在することを気づかせてくれる。子供の頃の努力は、どうであれそれは経験でありジュディガーランドにしても自分のものになる。
見終わった直後は、なぜアカデミー作品賞はパラサイトに負けたのかな?と思ったけど、時間がたつにつれて、子供との関係をもう少し深く掘り下げえるとか、娘のライザミネリとの関係をもう少し見せてほしかった。何か物足りない。