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最新作のバットマン。海外でかなりの高評価の映画というので、すごく期待した。今回のバットマンの相手は連続殺人鬼のリドラー。事件後、なぞなぞでバットマンと警察を錯乱していく。さすがに映画が3時間近くあるので、1つ1つのエピソードをできる限り観客にわかるように映像で見せてくれているのは、ここ数年のハリウッド映画ではないかな。なので3時間という長さはあまり気にならない。
可哀想なのは、やはりクリストファーノーランのダークナイトと比べてしまう。このバットマン、クリストファーノーランと比べなければ十分に面白いと思う。しかし、こうしてみてみると、如何にダークナイトがよくできた映画かわかる。
1番残念なのがダークナイトのような心理的な恐怖とか非情さがあり、どの配役には感情移入ができた。このバットマンの残念なのは、ダークナイトのように追いつめらた感がないことかな。
ダークナイトは映画史に残る映画。この映画のシリーズを、作ったのは確かにすごい監督ではある。