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ネットフィリックス
タランティーノの西部劇「ジャンゴ繋がれざる者」。上映時間が165分と、とにかく長い。私ね、この映画の最初の10分でダメでした。ドイツ人の馬車の上にスプリングで歯の置物が乗っていた時点で、見る気が失せてしまいました。評価がとても高いのもわかるし、タランティーノの西部劇というのもわかるんだけど、ここでもうダメでした。
アメリカ人って、なぜ今だに西部劇を作るのかと思うところ日本でいう時代劇なんだろうなと思う。それが、どんなに面白くなくてもみてしまう。日本人でいう水戸黄門かなと。アカデミー賞を受賞した「ダンスウィズウルブス」なんて、個人的には超駄作だと思うんだけど、アメリカ人は好きなんだろうな。
そんで、この「ジャンゴ繋がれざる者」。ドイツ人の賞金稼ぎの物語で賞金のかかった犯罪者の情報を知りたく奴隷を買い取るとこから始まるんだけど、ちょっと無駄に長い気がする。けど、ディカプリオがでてくるあたりから、凡兆だった映画が急に緊迫感が出てきて、ちょっと予想できない展開になっていく。このあたりのタランティーノはうまいなと思う。
タランティーノは次回作で監督はやめると言ってるけど、どんな作品を選ぶか楽しみ。そういえば、私の大好きなコッポラも多分最後の作品になるだろう「メガロポリス」の制作にとりかかってるようで楽しみ。
クエンティン・タランティーノ作品の個人的なベストをつけると。
1 パルプフィクション
2 キルビル Vol.1
3 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
4 ジャンゴ繋がれざる者
5 イングロリアス・バスターズ
6 キルビル Vol.2