1気筒死んでる雰囲気のR31が入庫しました。
その他の修理もありますが、まずはエンジン不調から確認・・・。
5番シリンダーが失火状態。
イグニッションコイルは交換済みでしたが、カプラーが割れがありました。
もしかしてと思いましたが、そこは原因ではなくて、コイルも正常でした。
ということで燃料系に絞られました。
8年ほど使用してなかったというこの車両。
エンジンはかけていたとの話ですが・・・。
燃料フィルターを外してみましたところ・・・。
すごい汚れが!
ボロボロと大きいゴミも出てきました。
↓
燃圧も2kちょっとしかなく、どうやら詰まっている可能性と、フィルターをスルーした汚れがインジェクターに絡まっている可能性があります。
とりあえずは燃料タンクの内部点検、だめなら交換もしくは分解清掃とコーティングが必要になります。
燃料配管にも錆、ゴミが回っているので、それも除去しなければなりません。
インジェクターも超音波洗浄が必要です。 それでもダメな場合は交換となりますが、もはや入手は難しいでしょう。
現代のインジェクターに変更する方法ありますが、ECUセッティングかフルコン化による近代化が必要になるため、高額になってしまいます。
旧車あるあるですが、車両保管には燃料タンクには燃料劣化防止の添加剤は入れておいた方が良いかと思います。

