昨日の続き。
解決しました!
狙った通り、繋がれていなかったニュートラルスイッチを接続し、点火時期を確認したら実測で5度から10度遅れてました。
AT用のECUはニュートラルから外れると、アイドリングを上げて点火時期を進める制御をします。
これは、ATでDレンジに入れたときのクリープ現象時にストールしないようにするためで、MTには無い制御です。
なのでMTにSWAPするときにそれに気が付かないと、点火時期調整の時に点火時期が進み過ぎていると誤判断して、クラセンを遅らせて調整してしまうのです。
そうなると全体的に5度から10度タイミングがずれた調子が悪いエンジンが完成します。
MT用ECUに変更すれば、なんとなく直ります。
なんとなくというのは、ニュートラルスイッチが壊れていてもMT用ECUはあまり影響がないからです。
アイドリングのコントロールに多少影響があるようですが、ほとんど気が付かないレベルでしょう。
AT用ECUのままでMTスワップする場合は必ずニュートラルスイッチの配線をつなぐようにしてください。
まあ自分としてはMT用ECUにするのが一番良いかと思います。
日産のMTスワップ車で下記の原因不明の症状がある場合は、ECU番号と点火時期を確認してみてください。
ストール癖
アイドリングが不安定
なんとなくトルク感が悪い
ECUがATだった場合、ニュートラルスイッチを確認し、繋がれてなかった場合は再接続し、点火時期とアイドリング調整を
してください。
ただ、ニュートラルスイッチはよく壊れる部品で、2000円位なので交換したほうがよいです。

