注意喚起です。
最近 R32GTRの燃料ポンプ系のトラブルが多く発生しております。
主な症状は突然エンジンが止まる、かからないという症状で、調べると大体は燃料ポンプが動かなくなってます。
で、そこで燃料ポンプ交換となるのですが、GTRの燃料ポンプはFPCMというモジュレーターでポンプの電圧をコントロールして流量を制御している部品が付いてまして、これがトラブルを起こして燃料ポンプが動かなくなる事例が多発してます。
中古もたくさん出てますが、もはや30年選手です。
取付しても壊れる可能性があります。
うちではキャニーエクイップの新型モジュレーターを使うことをお薦めしますが、価格が高いのと半導体不足で受注停止してます。
で、苦肉の策ですが燃料ポンプのアース線をボディにアースしてしまうことでキャンセルできますので、もしモジュールが壊れたらこの方式で対応できます。
最悪のケースで出先とかで燃料ポンプ故障の症状が出たら、運転席後ろの内張(三角窓の下)の中にモジュールが付いてますので、その付近を叩くことでショックで復活する場合があります。
昭和なやりかたもたまには役立ちます(笑)
あと、もしFPCMを交換する場合はカプラーと端子も一緒に変えてください。
壊れる前からも、ほぼ100%カプラーが焼けてます。