遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
 
新しいスタッフも入り、心機一転頑張ります。
 
 
とりあえず、今現在製作中のER34→RB26DETT SWAPです。 
エンジンの整備は終わり、車両に搭載しました。
 
今回はオーナーさんがエンジン持ち込み、それを整備してSWAPです。
 
タービンは純正タービン改、メタルタービンです。
これに東名パワードの256度カムシャフトを組みました。 
これでブースト1.2kほどで400psオーバーを狙います。
 
おそらく純正インジェクター容量ギリギリかなと思います。
 
 
 

 
 
エンジンマネージメントはもちろんLINKECUです。
ブーストコントロールは社外ブーストコントローラではなく、LINK内蔵のブーストコントロール機能を使います。
 
Dジェトロでエアフロレス仕様となります。 
 
当店のエンジンSWAPのほとんどはLINKECUにて作業としております。
これには理由があり、昭和や平成初期の車輛のエンジンハーネスの状態が良い物が少なく、切った張った加工が不可能なものが出始め、トラブルのもとになるケースが出てきたためなのと、エンジンハーネスやアイドリングコントロールバルブ等のコントロール系の純正パーツの入手が難しくなっており、フルコン化で現在の新しい部品を使うことにより純正部品にこだわらなくとも良いということで、当店でのSWAPにはLINKECUを使用してます。 
 
 
フロントパイプはRAYMAXです。
 
下の画像がブーストコントロールソレノイドです。 
最近のソレノイド式のブーストコントローラーで純正採用されているものなので、精度は間違いないです。
これに切り替えスイッチ使用で2パターンのブースト設定を使います。
 
 
O2センサーとワイドバンドセンサーにてA/F制御を行い、アイドリングから街乗りまでのガスを制御します。
ER34やS15シルビアは排気ガス規制が厳しくなってからの車輛ですので、ハイカムを組むとすぐにガスが基準値から外れて車検が難しくなります。
 ハイカム導入車両のガス調整はECUセッティングで対応するのがベストとなります。
 
マフラーはガレージアクティブと柿本のコラボのチタンマフラーです。
GTR用で2ドア用ですので、今回の4ドア車に取り付ける場合は、タイコの前で9センチ延長が必要です。
 
明日、エンジン始動予定です。 その後リフトから降ろし、インタークーラーのパイピングの製作に入り、ECUセッティングとなります。