カスタムされた車の車検を相談されることがあるのですが、

簡単に対処すればこれからも継続して車検を受けれる仕様にするのが当店の仕事なのですが、カスタムされた中古車を購入した等の場合は、どうやっても無理なものもあります。(できなくはないのですが、費用的に莫大になったりします。)

そこで最近多いパターンをまとめてみました!

 

 

1 社外調整式サスペンションアーム

  ロッドと呼ばれるものは車検がOKですが、検査官がアームとみなされればアウト。 メーカーによっては強度計算書を出しているところもありますので、その場合は構造変更届出をすればOK。

 ヤフオク等の中国品はまず通らないので注意!

2 社外シートおよびシートレール

  メーカー不明物は、強度証明書、難燃性証明が必要となります。 レカロ、ブリッド等のように役所に届けているものはそのままでOK。

3 ブレーキホースがタイラップ止め

  NGです。 ショックケース等に金具等をつかって固定する必要があります。 

4 スポーツ触媒

  ガスレポ書類が付属されていればOKですが、無い物はメーカーから取り寄せしなければアウトです。

 ただ、触媒本体にシリアルナンバープレートがついていて、ナンバーを確認できる場合は書類が再発行できます。 はがれてなくなった場合はアウトです。

 

もし、これらのパーツが付いていて、車検を受ける場合は要注意です。 確認してみたほうがよいかも!?

 

一番大変なのは中古車で買ったカスタムされた車です。

手直しに結構な費用がかかる可能性があります。

 とくに排ガス規制が厳しくなったH10年以降の車両!

フルコンやカム等が入ったなかなか危ない仕様は、まず大変です! O2センサーのフィードバックが入っているのであれば、Okな場合がありますが、たいていのフルコンはフィードバックを止めているのが多く、結構厳しいです。

 

もしカスタムされたクルマを買う場合は。車検が取れるかどうか確認して買ったほうが無難です。

 あなたのクルマは大丈夫ですか・・・?