トラストキャンペーンでハイカムシャフトをお買い上げいただいた、I様のSR20エンジンです。
IN256 EX264度 のカムです。
このエンジンはS14エンジンですので、インテーク可変バルブタイミング機能付きエンジンです。
単純に言えば、走行状況に応じて、カムの開き始めと閉じ終わりのタイミングが常時変化させ、オーバーラップを常に変更し、低回転と高回転のトルクの差を改善するのを主とした機能です。
ですので、INが256度でも、オーバーラップに変化が出ることで、トータルで272度位のカムの効率に近い働きをしております。
でもこの技術も20年近く前の技術になるんですね~歳を取りました・・・。
最近のエンジンは、ガソリン車で、スロットルがフライバイワイヤー(電子制御スロットル)式や、もっとも最近ではバルブトロニックなんていう従来のスロットルバルブで空気量を制御する方式から、スロットルを使わず(厳密にはフェイルモードや、排出ガス制御装置の関係で残してはありますが・・・。)バルブのリフト量とタイミングをきめ細やかに制御して、アイドリングや町乗り低回転を制御する方式をするエンジンも出てきました!
すごいですね!
これだけで燃費が10パーセント近く改善されるそうです!
実際にはまだ当方は講習段階ですので、詳しくはまだ勉強不足でして、思うことは、今までのクルマはスロットルが閉じていると、インマニ内部には負圧が発生していたのが、もしかしたらバルブトロニックだと負圧は無くなるのかな?それともバキュームタンクみたいなものを用意するのかな? とちょっと疑問に思っております。
負圧がないとブレーキの倍力装置のことも考えなければいけませんからね~
近々もっと研究してみます。