画像はなんだと思いますか?
廃油?かと思ったら大間違いで、なんとこれは燃料タンクから抜き取った軽油です!
ディーゼルの噴射ポンプの駆動シャフトのオイルシール不良によるオイルの吸い込みで燃料と混じり、真っ黒になった紛れも無い
軽油です!
このブレンドしたドロドロ軽油が燃料フィルターを詰まらせ、そして燃圧低下を起こします。
エンジン始動不良の入庫のデリカの物ですが、最初はグロープラグを疑っていたのですが、単体点検でなんともないのを確認していたので、ちょっと悩んでいたところ、そういえば燃料フィルターはどうなっているのかな?
と思い、フィルターを外していたらドス黒い燃料が出てきて発覚!
このおかげでフィルターが詰まり燃圧低下とオイルシール不良によるオイル混入となったわけです。
よくあるトラブルらしく、修理しようとすると、30万近くかかるらしいです。
なんせ、タイベル方式ではないので、手間がかかります。
フロントカバーは全バラシ? というかなりハードな内容の作業となります。
三菱のディーゼル車に乗っている方は要注意!
エンジンの始動性悪化と、数分でエンジンが止まるなどの症状がでて、エンジンが暖まるとなんとも無くなるというのが頻繁に起こるともう要修理となります。