SORA 5
私の夢…。小さい頃から歌を歌うことが大好きだった私は歌手になるのが夢だった。でももう そんなこともだいぶ忘れていたなー。本気でなりたいと思う頃にはもう手遅れでその時私はほとんど汚れていた。体も心もなにもかも…。周りの景色さえ荒んで見えた。空もどんな色をしていたのかどんな雲が浮かんでいたのかさえわすれてしまった。落ちていく自分…。まだ大丈夫と自分で自分に言い聞かせ自分に無理をさせる。そして後悔…、一人で何度泣いたことだろう。泣いて悔やんでもまた繰り返してしまう。お酒にタバコ、男遊びに時には援交。こんなはずじゃなんて悔やんでもどうにもならないことなのに…。ばかな私。そして私の周りにいるばかな奴ら。
SORA 4
学校にもほとんどいくこともなく家出を繰り返してた。 彼とあてもなく友達の家やホテルを転々としながら寝床確保したり…。その頃の自分はなにが楽しかったかすら今では思い出せない。思い出せないというよりはなかったのかもしれない。ただ楽しんでいる人の中に自分がいただけなんだ。その時には気付くわけない。自分に楽しいと思い込ませていたのだから。でも夜の静けさがやたら怖かったのだけは鮮明に覚えている。今でも夜になるとなにがあるわけでもなく不安になることがよくある。精神的にまいっている自分がそ こにはいた。周りは誰一人としてそんな私に気付く人はいなかった。一番近くにいた彼でさえ…。
SORA 3
学生のころは付き合ってた人の他にも好きな人がいてどちらを選んだらいいのかかなり悩んでた。好きな人はバーの店員で結構遊んでる感じ。そう思い込んでた私は自分もそういうノリで軽く付き合おうって思ってた。まあその時の私は周りの人が信じられなくて誰にたいしてもそういうふうにしかみれなかった。心を開ける人は世界中どこ探したっているわけない。そう思ってたから…。まあそういうわけだけど付き合ってる人二人もいらないから一人にしなきゃって考えてたらバーの店員の子はいってくれた。「俺、君が答えでるまで待ってるから」っていってくれた。でも一年近く続いてる彼に別れ話を切り出せなくてそのままずるずる二股が続く。1ヶ月くらい過ぎてもうどうでもよくなってたとき、バーテンの子は他のいろんな女とも仲良くなってた。男なんてそんなもんだろう。やっぱり割りきった関係の方がうまくいくと思った。誰ともそんな関係のほうが全部うまくいくんだって。広く浅く。人との関係なんてそんなものだ。深入りすると怪我するから…。過ちなんて絶対起こしたくない。危ない橋なんてわたりたくなかった。なのにどうして?歯車がどんどんあわくなって
くる。どんどん落ちていく自分…。
くる。どんどん落ちていく自分…。
