白鵬の件について書いていたら話題がそれてしまったのでテーマは「ブログ」で(笑) | 酋長のブログ

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日々のあれこれ思うことをつづります。

例の白鵬の土俵外のことについては、
結論が出るまでは書こうとも思わなかったのですが、
結論が出たので、少しばかり書こうかなと思います。

私は、土俵上での白鵬については、
以前に書いたように今も思っています。
それは、場所後に土俵の外で何があったとしても、
土俵上での横綱白鵬については、
今も先日と何も変わらない印象を持っているということです。

で、土俵外で、いろいろと報道があったことについてですが、
私は、この下に挙げたブログ記事とほぼ同じ意見を持っています。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ue-kj/article/1567

勝手に引用して恐縮なのですが、

「白鵬は常に相撲界の看板としてファンとの触れ合いを大事にしているのが分かるので、会見拒否というのはよほどの理由がないとやらないはずだと思う」

ということです。
報道等で会見拒否の様々な理由が推測として挙げられていましたが、
正直私には、どれも「白鵬が」会見拒否する理由としては、ピンと来るものがなかったんですよね。
どれも「よほどの理由」にはならないんですよ。
朝青龍ならあり得ますがね(笑)。

ある意味、記事(ネタ、金)になるので書いている、ということだったのでしょう。
まあ、それはこの件に限った事じゃないし、
昨今よくあることと言えばよくあるのですが、
その後に会見拒否の本当の理由が発表されてからの取り上げ方がね、
またイヤになってしまいます。
落として持ち上げるというと語弊がありますが、
どうしてこうも激しい抑揚やそういう見出しで記事にしてしまうのでしょうか。

今の世の中は、扇動が非常に多い。
ある者が扇動し、ある者が扇動される。
普通のことでは記事にならず、いかに衝撃的なことかを争う。

そういえば最近、科学誌の件でいろいろな記事がありましたが、
某有名科学誌Aについては、
私の師事する先生が、あくまで先生の私見で面白いことをおっしゃっていました。

「確かに、一部で良い論文も掲載されていることは認めますが、Aは読者の裾野を広げるという目標から、かなり素人読者の目を引くために過剰表現で書かれた論文を多く(しかもそういう論文に限って巻頭に)掲載する傾向があります。(中略)Aに載った論文はそもそもエキセントリックでそして派手な論調で書かれた、内容の怪しい論文が多いと考えております。繰り返しますが、一部素晴らしい論文もあります。でもそれは目立たない箇所に掲載されています」

この先生の私見の中での、
「素人読者の目を引くために過剰表現で」
「エキセントリックでそして派手な論調で」
というところが、今の世のひとつの風潮とも言えると思います。
それは、テレビ番組の構成についても私は同じような感を受けます。

いつしか私は地上波での民放の番組が嫌いになり、
そのうちNHKについてもそれと似たような番組は嫌いになり、
見る番組がニュースかスポーツに限られてきてしまいました。
それも、いわゆるバラエティ色のないものに見るものが限られています。
具体的には、NHKのニュースか、TBSニュースバードか、大相撲か、その他スポーツといったものしかテレビを見ません。

もうすぐワールドカップが始まりますが、
もし、同じ試合を違うチャンネルでやっていたとしたら、
それが民放とNHKBSであるならば、
私は間違いなくNHKBSの試合を見ますね。
それは単純に、試合以外の「余計な」演出がないだろうと思うからです。

演出は、本来味付けというある意味では脇役、縁の下の力持ち的な存在に過ぎないわけで、
味付けが過ぎるような、すなわち本末転倒した演出は、私は好みません。
サッカーの試合を見たいときは、
実況解説以外では、
スポーツ番組に関するプロフェッショナルなMCと、
サッカーの試合に関するプロフェッショナルなコメンテーターがうれしいのです。

芸能人がMCやコメントをせずに、
NHKのアナウンサーがMCをとり、元サッカー選手がスタジオで解説をする。
そういう構成ですよね、NHKBSでの試合の番組の基本的な構成は。

ここで断っておきたいのは、
何でも味付けが良くないと言うつもりはありません。
芸能人だからといって、いき過ぎた味付けをするとは限りませんし、
元に戻しますが、白鵬の報道といっても、
会見拒否の理由の推測をすることが悪いと言っているわけではないのです。
ただ、そういう記事は公共の電波やネットで伝わることですから、
ズレが大きかったりいき過ぎたりするとどうなのかということです。

だから今、大相撲中継はNHKで良かったと思いますよ。
NHKだからファンになったのかもしれませんね。
大相撲トーナメントはそういう意味で、あまり好きじゃないんですよ(笑)。

今回の件では、
土俵外での白鵬にはもちろん、さらに好感を持ちました。
土俵上での白鵬は、前に書いた通り、横綱=王者は受けてほしい。
その個人的な気持ちは何も変わりません。
と、白鵬に戻してこの記事を終わりにします。

最後にあとひとつだけ(刑事コロンボ調)。
もうひとつだけ断っておきますが、
別に私はNHKの関係者でも回し者でも何でもありませんし、
ライヴでは入場料+ドリンク代以外に受信料を徴収することはありませんので、
ご心配なさらぬようお願いいたします(笑)。