三沢光晴の超レアテーマ曲 | 酋長のブログ

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日々のあれこれ思うことをつづります。

三沢光晴のテーマ曲は何ですかと、世のプロレスファンに聞けば、

100人中おそらく100人がまずスパルタンXと答えますよね。


1990/5/14、90スーパーパワーシリーズ開幕戦で虎の仮面を脱ぎ棄て、

三沢光晴となってからはタイガーマスクのテーマも捨てることになります。

同シリーズ最終戦の6/8、あの鶴田に勝った武道館大会では、

すでにスパルタンXを使用していました。


当時のスパルタンXは、まだ編集加工などされておらず、

ジャッキー・チェンのサントラそのままの音源ですが、

のちに加工が加えられ、効果音や曲の編集が行われます。

プロレスリング・ノア旗揚げ後は、ピアノの旋律の前奏を付したバージョンとなり、

2009年は音源そのものを変更した、2009バージョンが使われました。


三沢は20年近く、スパルタンXを使い続けたことになるのですが、

実は、タイガーマスクのテーマを捨て、スパルタンXを使用するまでには、

いろんな曲が(試しに?)使われていました。


「約束の橋」by佐野元春

「惑星大戦争」

などが使われましたが、

当時、テレビ放送で流れたおそらく唯一にして非常にレアな曲が、


「RED ZONE FIGHTER」byメガゾーン23part2

http://www.youtube.com/watch?v=SWMddISWj8o


です。よく覚えています。ようやく最近になってYouTubeで発見しました。

どうにも我慢できずにYouTubeでコメントしてしまいました、すみません(笑)

確か、岡山武道館大会での、アジアタッグの防衛戦だったはずです。

調べてみました。


違いました(笑)広島でした。


1990/5/17

広島県立体育館

▼アジアタッグ選手権

<王者組>三沢光晴、小橋健太

VS

<挑戦者組>デイビーボーイ・スミス、ジョニー・スミス


以前記したように、1990/5/26の後楽園ホール大会では、

すでにスパルタンXを使用しているので、

シリーズ第2戦5/16~第9戦5/25までの中で、

前述の3曲をなんらか使っていたことになります。

全日側が次代のエース選手のイメージを作るのに、結構あわてていたのかもしれません。


中でも、やはりこの

「RED ZONE FIGHTER」

は、私の中で謎のテーマ曲と言うことで、印象に残っています。

前述のアジアタッグを防衛した後も、勝利者の曲として流れましたから。


そういえば、試合に勝った選手のテーマ曲を試合後に会場で流すというのは、

今でこそ当たり前になっていますが、

実は全日本プロレスでは、この90スーパーパワーシリーズが最初でした。

その前のシリーズ90チャンピオン・カーニバルまでは、そんなことはしていません。


というのも、その直前の4月に行われた、日米レスリングサミットで、

WWFのやり方が採用されて、試合後に勝った選手のテーマ曲を流したんですね。

当時見ていた私にも、すごく新鮮に感じられました。

入場時は30秒ほどで終わっちゃう曲が、

試合後だと結構長く流れてくれて、ありがたいんですよね。


ジャンボ鶴田、キング・ハク組がリック・マーテル、トム・ジンク組に勝てば、Jが長く流れ、

天龍源一郎がランディ・サベージに勝てば、

全日会場使用バージョンのThunderStormが全て流れ、テレビでも放送されました。


当時からプロレステーマ曲に非常に興味をもっていた私にとっては、

試合後も目の離せない、とても興奮した瞬間でした。

だって当時はまだ、テーマ曲を収集していない時期でしたから、

テレビから流れてくるその時が、ものすごく貴重な時間だったのです。


そんな時代に、テレビ放送では1度だけ、

あのアジアタッグ戦がおそらく最初で最後に流れたレア中のレア、

それが、

「RED ZONE FIGHTER」

なんです。

YouTubeで発見した時の喜びは、レア過ぎて、

あまり理解できる人はいないかもしれませんね(笑)

でも、うれしかったので、今日記してみた次第です。


 

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MonkeyFlipLIVE2012

12/16(日)

大阪茨木・JACKLION