ベスト・キッド(2010)
公開前だったか、
原版をDVDで観た。
いや~懐かしい!ワックス・オン、
ワックス・オフ。
ハエを箸で捕まえる。
コブラ会(何なんだこの名前)
E・シューの可愛いこと!
P・モリタの名妙演技!?
正直マッチオ君には何も感じなかった、
あの頃^^;
しかし改めて観てみると、
なんか時代を感じさせる
ほのぼのとしたまったり感が心地良い。
歳なのか…
昔はいじめっ子なんていうのは
あんなレベルで(爆)
意味なく転校生や、
可愛い子にちょっかい出す奴を
ぶっ飛ばす!
のような単純性がありそして一対一
でのケンカに勝つ!
のがオトコを維持するステータス
だと煌びやかに描かれて…あ、
ロッキーの監督だし?
単純で素直。なのが、
当時の軽やかさだったのかな。
そこへいくと今回のリメイクはやや重め。
とはいえ、
原版をほぼ忠実に(台詞まで)再現しており、
まぁ空手がカンフーに変わったのが
いちばんの違いで、
師匠を演じるジャッキーが
あのスマイル♪を封印し
苦悩に満ち満ちた表情で
カンフーを教えてるのが異例。
教わるJ・スミスも可愛い
演技を炸裂、さすがに両親が
ピッタリ張り付いて、
演技の一部始終を見守ってたそう
だから、
かなり本人はやり辛かったとは思うんだけど
しかしカンフーに変わっても
空手キッド、ってどうなんだ。
日本ではベスト・キッド、
だから問題ないけど
リメイクということで
タイトルもまんまにしたんだそうだ。
ま、いっか。そんなことは^^;
やや重い。
と書いたが、
いい意味で深く描かれている。
何しろあのW・スミスの息子が芸達者で、
父親譲りのおバカな顔演技から、
苦悩、愛情、対決、演技面は元より、
身体の作りからアクションに至るまでほぼ完璧。
インタビュー時の態度の悪さからは想像もつかない
ジャッキーを脇に置いた演技を炸裂させている。
ということで、
まるでいじめられっ子に見えないのが
原版のマッチオ君とは違うところ。
してやったり!の裏ワザにかけては
彼の方が小ズルいとこもあるし?
まぁ…年齢も違うので仕方ないか
受けるジャッキーも、
P・モリタとは全く逆方向の演技で
彼と真っすぐに向かい合う。
だってそもそも彼がカンフー
を子供に教えるなんざ、
命懸けにならないはずはない
何を考えているのか分からない
不思議感覚のミヤギさいとは違うアプローチで、
シゴキつつも温かな眼差しを彼に向けるハン。
今回のジャッキーのアクションは?
というと子供の技をはらう
程度で完全に受けの態勢で臨んでいる。
泥酔して車をぶち壊す彼にはやや感情移入してしまった。
こんなジャッキーも今だから、
いい。
物語はほぼ同じながらも、
それぞれのキャラに入り込み、
敵役の男の子ですら丁寧に描いたところなど素晴らしい。
C・ユンファと田中裕二を足したような顔立ちの彼が
ラストの対決で魅せる演技は(もちろん原版とも同じだが
本当に清々しく、
あ~これだから男のケンカっていうのは
後をひかなくていいよなぁ~と思うのである。
しかしあのショットといい(ロッキーだよねぇ)、
酔拳からの
オマージュ場面といい、
作りが(古臭くて)すごく懐かしい。
スケボーはバック・トゥー~の
マーティを思い起こさせるし、
J・ホーナーの音楽と共に、
とても楽しい二時間半だった。
オット、忘れてた。今回もお母ちゃん役はサイコーだ♪
吹替えだけだったのがチト惜しまれる。
が声優に文句なし。




















