本日は、N.Mixta oiso×Minami Triumphです。
①人工交配 :N.Mixta oiso×Minami Triumph
②入手時期 :2021年5月
③入手元 :どりへにさん
④生長度合 :普通(・・?
⑤栽培難度 :簡単(・・?
⑥挿し木 :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax6cm程
⑧雌雄 :?、我が家での開花実績無し
種子親のN.Mixta oisoは、1930年頃神奈川県の大磯にあった日本園芸㈱がN.MixtaにN.maximaを交配して作られたN.Oisoensis(N.Mixta sanderiana×maxima superba)と云われています。但し、"ensis"は自生地に由来するラテン語の語尾で、国際命名規約では人工交配種にはラテン語は使えない取り決めになっていますので、N.Oisoが正しいでしょうか。
厳格に云えばN.Mixta oisoも本来であればN.Oisoと呼称するのが妥当かもしれませんが、本ブログでは入手時の一正園殿のラベルに記してある品種名N.Mixta oisoとして記述しています。
一方花粉親のN.Minami Triumphは、一般的にN.Minamiensisの名前で流通していることがありますが、これも前述の通りでN.Minamiが正しいでしょう。本種は.N.Mixta
oisoとN.Wrigleyanaの交配で、1963年に八丈島の美南海農園で内藤弘昭氏によって作出された品種です。
N.Minamiには3系統あるようです。基本種としてのN.Minami、広葉種と云われているもので、捕虫嚢が大きめで襟も大きくなり赤色で嚢表面が独立斑点になる個体である
N.Minami Triumph、そして広葉種のもう一つの系統で、捕虫嚢の模様はN.maximaに似た線状網目模様になるN.Minami Large Leafです。N.Minami Large Leafの交配種として有名なN.Sanyo等が作出されています。
本日はこの両種の交配種となります。本種は何時もお世話になっているどりへにさんより2021年5月に戴きました。誠にありがとうございました。戴いて3年弱経過し何とか活着して捕虫嚢も小さい乍ら着けてくれています。未だ小さい割りにリップの広がりは大きい様で将来の姿がとても楽しみです( ^ω^ )ニコニコ。唯、主茎は衰えて逝ってしまいました。今後は地際から発生してきた腋芽の生長に期待したいところですが、主茎が枯れて以降ずっとぐずりぎみでした。しかも昨夏は異常過ぎる猛暑熱帯夜の連続で相当ヘタって半分程溶けかけていましたが、何とか奇跡的に持ち直しましたε-(´∀`*)ホッ。その後気温が下降してきましたので何か元気を取り戻してきましたが、今夏の異常猛暑で更に状態は悪化しつつあります。何とかこの猛暑を乗り切って欲しいものです。唯、着袋は何となく良い様です(*^_^*)。下段写真左から、
1.こちらから二枚は入手した当日の2021年5月17日に撮ったもので、こ
ちらはこの時点での株姿。小さい乍らガッチリとした良い苗\(^o^)/
2.戴いた時点で既に1つ捕虫嚢が着いていた。雰囲気的にN.Mixtaに似ている
様な(^^)
3.2021年7月1日、我が家に来て初めて着袋したよ~ヽ(^o^)丿
4.2021年7月2日、次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
5.2021年7月6日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。未だめっちゃ小さい
がリップの色合いがとても赤く、この時点で既に幅広である
1.こちらから四枚は2021年7月23日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。戴いて未だ2ヶ月程度なので大きさは殆ど変わらない
2.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢で、我が家に来て最初の捕虫嚢。上段写真の
左から三枚目の捕虫嚢のその後。色合いは若干濃くなっている感じ
3.最新の捕虫嚢で、上段右端写真の捕虫嚢のその後。色合いはdarkな感じにな
っている。どうもリップは後部へ反り返らない雰囲気だが、大きく成長した
ら果たしてどうなるのだろうか
4.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。もう少しで完成しそうだね(^_^)
1.2021年8月3日、最新の捕虫嚢。出来て間もない新しい捕虫嚢はリップ
が真っ赤に染まる様だ
2.2021年9月15日、この時点での最新の捕虫嚢。未だ完全にリップは完
成していない様だ
3.2021年9月27日、左写真の捕虫嚢のその後。リップは臙脂色になり一
寸艶めかしいネヽ(^o^)丿
4.こちらから二枚は2021年11月24日に撮ったもので、こちらはこの時
点での最新の捕虫嚢
5.左写真の捕虫嚢のリップをアップしたところ。残念乍らストライプは入らな
いがリップの反り返りが無いのが良い
1.2021年11月24日に撮ったもので、こちらは生長途中の和中嚢の赤ち
ゃん
2.こちらから三枚は2022年1月5日に撮ったもので、こちらは左写真の捕
虫嚢が完成して一寸時間が経過した様子
3.最新の捕虫嚢。中々良い感じではないだろうか
4.こちらはこの時点での株姿。生長は遅々としており中々大きくなってくれな
い様だ。早く腋芽が発生して爆発して欲しいものだ
1.こちらから二枚は2022年6月3日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の最新の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢のリップをアップ。相変わらずとっても発色が良い(^^♪
3.こちらから四枚は2022年7月9日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。生長は相変わらず遅々としている(*´ω`*)
4.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢で、左端写真の捕虫嚢のこの時点での様子。
大差は無い
5.最新の捕虫嚢。リップが少し幅広になり若干角張った雰囲気が出てきた
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少し掛かりそう
だね
1.こちらから六枚は2023年8月5日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。何か主茎は力尽きそうな感じになってきている( ;∀;)
2.こちらは地際から発生してきた腋芽の様子。少しずつだが生長してきている
ようで一寸ε-(´∀`*)ホッ
3.地際から発生してきた腋芽に着いた三つ前の捕虫嚢。超babyだぜ(*^^*)
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた二つ前の捕虫嚢。大して大きさは変わらない
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢。若干だが大きくなってきてい
る様な…(^_^;)
6.こちらは最新の捕虫嚢。リップの色合いは未だ薄いがこれから少しずつ色付
いてくる筈だ
1.こちらから四枚は2024年3月17日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。昨秋に主茎が枯れてしまった(ノД`)・゜・。
2.枯れ枝や枯葉を取り除いたところ。主茎が逝って以降ずっと不調続きである
が、なんとかこの腋芽が生長して欲しいものである
3.こちらは最新の捕虫嚢。出来も最悪に近いかな(;^ω^)
4.次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。これから徐々に気温は上昇して
くるので何とか元気になって生長して欲しいものだ
1.こちらから六枚は2024年9月5日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。ずっと愚図っている中でこの猛暑と熱帯夜続きで更に調子を落とし
ている
2.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢。めっちゃショボい(;^ω^)
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢。若干ましになっただろうか
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。更に小さくなった( ノД`)シクシク…
5.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。僅かだが柄と色合い
が載ってきた様だ
6.左写真の捕虫嚢の赤ちゃんの次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。こ
ちらは完成までに時間が掛りそうだ
1.こちらから四枚は2025年3月31日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。昨夏の猛暑で半ば溶けかけていたが何とか復調してきた
2.こちらは最新の捕虫嚢。嚢は小さくリップも未だ目立たないがこれから初夏
辺りまでは元気でいて欲しいものである
3.左写真の捕中嚢の次に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。復調してきた様で次
の蔓も生長しつつある
4.左写真の捕中嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。沢山着袋して
賑やかになって欲しいものだ(*^-^*)
1.こちらから三枚は2025年8月5日に撮ったもので、こちらは一つ前に着
いた捕虫嚢。何か色合いがやけに薄い様な…
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。猛暑の影響か状態は非常に悪そ
うだが何とか着袋してくれている
3.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。やけに色合い
が薄い様な~
4.こちらから三枚は本日2025年8月19日に撮ったもので、こちらは現在
の株姿。猛暑の影響か調子は非常に悪そうだ
5.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。左から二枚目写真の捕虫嚢の現在の様子だ
と思う
6.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。左から三枚目写真の捕虫嚢の完
成した様子。出来たばかりでリップは未だ完全には反り返っていない様だ
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