本日は、N.ventrataです。

①自然交配 :N.ventricosa×alata、フィリピン固有種
②入手時期 :1993年4月頃
③入手元  :靭公園、春の植木市
④生長度合 :早い
⑤栽培難度 :超簡単、低温、高温、乾燥にとても強い
⑥挿し木  :水挿し、鹿沼土挿し、ミズゴケ挿し、空中挿し、何れもほぼ100%

       発根
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax12cm程度
⑧雌雄   :♀、4~5月頃開花

本種は人工交配種ではないかとも言われていますが、事実はどうなのでしょうか。20年程前からつい最近まで園芸店のネペンでは、アラータとベントラータが主流だった様に思いますが、10年程前には、レベッカ、ジェントル等の方が良く売られていました。最近は色々な品種が園芸店やホムセの店頭で販売されています。又、ネット上での販売も盛んになり超貴重種迄流通するに至りました。本当に良い時代になりましたね(^_-)-☆。
本種は更に袋全体がピンク~赤色になり、襟がN.ventricosaにそっくりで、濃いストライプ模様が入るルブラがあるようです。私は未だ見かけた事はありません。入手して32年程度になりますが親株は未だ健在です。唯、挿し穂用に極端にカットして分譲したことで、今は小さな株としてこじんまり育てています。最近未だ旧温室の中ですが(^^ゞ。
手入れしていないので、相変わらずショボい状態が続いています。挿し木苗の方は新温室に異動後少しずつ良い感じになってきている様ですε-(´∀`*)ホッ。下段写真左から、

1.ミドル位の嚢だと思う。上部の発色が良いが、下部が少しずつ色褪せてき
  ている模様
2.腋芽に出来たロアー。一つの親芽から3つの腋芽が出てきているので、小
  さな嚢が鈴なり状態

1.親株に出来たミドル。これ位発色が良くて、襟が角ばっていればとても良
  いが、全ての嚢がこうはならない。その時の環境で随分異なる
2.挿し木した株に出来たもの、まあこれ位のものか
3.最近本種の写真を全く撮っていなかったので撮ろうと思ったが、美しいも
  のが無かった。今の時期、我が家ではこんなもの
4.2012年5月の花序。受粉はしていないが鞘は結構大きくなる。受粉し
  なくともこの様に鞘が膨れる種は割と多い様だ

1.2016年11月29日、徒長枝の途中から発生した腋芽に着いた捕虫嚢
  何かめっちゃシンプルね(*^^)
2.2018年7月4日、ショボい捕虫嚢(^^;
3.こちらから二枚は2019年6月26日に撮ったもので、こちらはやっと
  本来の雰囲気になってきた感じ
4.出来て間もない捕虫嚢だが、非常にslenderな感じ

1.2019年7月3日、上段写真の右から二枚目捕虫嚢のその後の様子。若
  干色合いが増してきた感じ
2.2019年7月7日、捕虫嚢の上部と下部で色合いがくっきりと分かれて
  いるね。これはそのままN.alataみたい
3.2019年7月29日、成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
4.2019年10月2日、蓋が細くて少し縮れた感じで一寸雰囲気が違う感
  じ(^O^)

1.こちらから三枚は2019年11月4日に撮ったもので、こちらは徒長枝
  に着いた一つ前の捕虫嚢
2.こちらも左と同じ徒長枝に着いた最新の捕虫嚢
3.別の腋芽が徒長した枝に着いた最新の捕虫嚢。何か全然見ごたえが無いね
  (^^;

1.こちらから四枚は2020年5月21日に撮ったもので、こちらは蓋が開
  き始めたばかりのミドル寄りの捕虫嚢
2.親株は既に老化が激しく随分とショボい状態になってしまった。こちらは
  徒長枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
3.こちらも親株の別の徒長枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
4.挿し木苗の徒長枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢。こちらは未だ多少ましな
   状態の様である

1.こちらから五枚は2020年12月14日に撮ったもので、こちらはやや
   徒長した枝に着いた最新のミドル寄りの捕虫嚢
2.一つ前に着いたミドル寄りの捕虫嚢。色合いも悪ければ大きさも全然(^^;)
3.別の徒長枝に着いた一つ前の捕虫嚢
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新のミドル
5.こちらは更に別の徒長枝に着いた最新の捕虫嚢。こちらは若干色が載って
  いるが、相変わらずショボい。そう言えばこの親株はもう10年位は植替
  えしていないような…(⌒▽⌒)アハハ!。来春以降鉢増しして少しでも見
  られるような株作りをしないといけないかな(^^ゞ

1.こちらから五枚は2021年7月26日に撮ったもので、こちらは挿し木
  苗の少し徒長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢
2.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢。左写真の捕虫嚢とは色合いが異なるね。
  それにしてもこの二つは何れも蓋がおかしい^^;
3.こちらは別の徒長枝に着いた最新の捕虫嚢。蓋はまともになった様だ
4.こちらは左写真の捕虫嚢の一つ前に着いたもの。蓋は正常で色合いは若干
  濃い様だ
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。一寸どす黒い感じだね(^^ゞ

1.こちらから六枚は本日2025年6月22日に撮ったもので、こちらから
  三枚は旧温室内で管理している個体。こちらは徒長枝に着いた一つ前の捕
  虫嚢
2.左写真の捕中嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。何れもツートンカラー状態だ
3.徒長枝の途中の節から発生してきた腋芽に着いた捕虫嚢。豆粒みたいに小
  さいね~(^_^;)
4.こちらから三枚は新温室内で管理している挿し木個体。こちらは地際から
  発生してきた腋芽が20cm程度生長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢
5.左写真の捕中嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。こちらもツートンカラー状態
6.左写真の捕中嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完
  成しそうである。色合いは大夫薄くなりそうだ

 

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