本日は、N.ampullaria Redlip Itoです。
①入手時期 :2020年11月
②入手元 :Itoさん
③生長度合 :普通
④栽培難度 :普通
⑤挿し木 :我が家での挿し木実績無し
⑥嚢の大きさ:我が家でMax5cm程度
⑦雌雄 :♀、10月頃
N.ampullariaは、Borneo島、Maluku諸島,New Guinea島,Malaysia,Singapore,
Sumatra,Thailandの標高0~2000m程度の地域にかけて自生しており、1835年に記載された品種です。本種は他の品種と異なり地際から沢山のグランドと呼ばれる葉身の殆ど無い捕虫嚢を地面に敷き詰めます。
徒長枝の葉身には殆ど着袋しませんが、老成した茎の節々から空中コロニーを形成する個体も多く、とてもユニークな植生をしています。これがその人気になっている理由ではないでしょうか。
又、個体差が大きく非常にバラエティーに富んでいる品種でもあります。特にイリアンジャヤ産の個体はお化けみたいに馬鹿でかい捕虫嚢を着けるものもある様です。
本日の品種は2020年11月に、何時もお世話になっている伊藤氏より分譲していただきました。誠にありがとうございました。
最近になってある程度老熟してきた茎から空中コロニーらしき様相を呈してきました。これから更に生長すると良い感じになってくれるのではないかと大いに期待していましたが中々芳しくありません。その分地際の腋芽がわんさかです!(^^)!
我が家ではN.ampullariaを数品種栽培していますが、今まで一度も開花したことがありませんでした。今回戴いた内のこの個体だけ一昨年そして昨年も開花しました
\(^o^)/。雌株でしたので、2022年は別品種と一寸交配しました。現在小さな実生苗が相変わらずチマチマと生長しています。下段写真左から、
1.こちらから五枚は入手した当日の2020年11月16日に撮ったもので、
こちらはその時点での株姿。メッチャでかくて(@ ̄□ ̄@;)!!。未だ地際
からのグランドは確認できないが、しっかり着袋している
2.こちらは三つ前に着いている捕虫嚢。大分時間が立っているのであろう、リ
ップは結構darkだ
3.二つ前に着いている捕虫嚢。ややリップは赤め
4.一つ前に着いている捕虫嚢。少し明るめの赤色になってきている
5.最新の捕虫嚢。暗赤色な感じ
1.2021年6月13日、やっと地中及びステム下部から芽が発生してきた
2.2021年9月21日、地際の様子をアップ。生長は比較的早い様で、大分
補虫嚢が増えてきたよ~\(^o^)/
3.2021年10月23日、地際の様子をアップ。更に捕虫嚢の数は増えてい
る様だ。空中から発生した腋芽も少しずつ着袋しており、コロニー形成にな
りつつある様だ
4.こちらは本日2021年11月5日に撮ったもので、地際の様子をアップ。
又少し増えたかな(^^)/
1.2021年9月30日、待望の花穂が顔を出してきた。この蕾だと雌花の可
能性が高い。我が家で初めてN.ampullariaが開花するよ~\(^o^)/
2.2021年10月21日、全ての雌花が開花した。早速交配したが果たして
上手く受粉するだろうか
3.こちらは本日2021年11月5日に撮ったもので、現在の子房の様子。若
干子房は膨らんできている様な、いないような…。無事に結実したら多分2
月頃には採取できるだろう。期待大ではあるが…
1.こちらかは2021年11月5日に撮ったもので、こちらはこの時点での徒
長枝の様子。一番手前が本種で、既に1m以上徒長している
2.2021年9月30日、茎の途中から発生してきた空中コロニーの赤ちゃん。
やっと2つ着袋した
3.2021年10月21日、地際の様子をアップ。ボチボチ着袋してきている
ね~(^^♪
4.こちらから三枚は2021年11月5日に撮ったもので、こちらは空中コロ
ニーの様子。又一つ捕虫嚢が増えた
5.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。とてもぷっくらとした感じが可愛い(*^^*)
6.捕虫嚢を正面寄りから撮ったもの。この翼の房飾りは何の為にあるのだろ
うか。本来は地際に捕虫嚢を並べて着けるので、蟻等の死への階段、片道切
符といったところだろうか::;(∩´?`∩);:
1.2022年8月16日、昨年に引き続き今年も開花した。既に温室の天井辺
りで開花している。偶々N.ampullariaの別品種で雄花が咲いていたので一寸
sibってみたが結果は未だはっきりと判らない
2.こちらから五枚は2022年9月22日に撮ったもので、こちらは地際の様
子。すっかり腋芽として生長してきている
3.茎の途中から発生してきたロゼットで、何れ立派な空中コロニーを形成する
筈(・・?
4.こちらは別の腋芽の様子。既に着袋が始まっている
5.地際の腋芽についた捕虫嚢。結構オシクラまんじゅう状態になってきている
6.地際から発生してきた腋芽に出来つつある生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
1.こちらから六枚は2023年3月29日に撮ったもので、こちらはこの時点
での地際の様子。腋芽がわんさか状態(*^。^*)
2.茎の途中から二芽腋芽が発生し着袋が始まっており、何れ空中コロニーを形
成してくれるかもしれない
3.こちらは地際から発生した腋芽に着いた最新の捕虫嚢。リップの色合いは大
分薄い様だ
4.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完成しそう
である
5.こちらは空中コロニーを形成しつつある腋芽に着いた最新の捕虫嚢。リップ
の色合いは若干赤みがある様である
6.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少
し掛かりそうだ
1.こちらから六枚は2023年10月19日に撮ったもので、こちらは地際か
ら発生してきた腋芽の様子。結構凄いことになっている(*^。^*)
2.1.5m以上徒長した頂芽に咲き始めた雌花。2~3日後位には花粉の受け
入れが可能になるだろうか(・・?。現在別の品種の雄花が開花しているので
タイミングが合えばsib-clossしてみたいものだ
3.現主茎の地際から40cm程度の所から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。色合
いは一寸掠れた感じ
4.別の脇芽に着いた捕虫嚢。大して変わり様は無い様だ
5.地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。こちらはボチボチ色合い
が濃い感じ
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。右手の捕虫嚢は僅かに蓋が開き始
めた様だ
1.こちらから六枚は2024年4月16日に撮ったもので、こちらは地際から
発生してきた腋芽が少し大きくなった芽に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。リップの色合いは薄めの様だが
一寸はんなりした良い感じ
3.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには
一寸かかりそうだ
4.地際から発生してきた別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢
5.地際から発生してきた更に別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。リップは未だ完
成しきっていない様だ
6.2m程度徒長した茎の地際から50cm程度の所から発生してきた腋芽が徒
長してきた枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
1.2024年7月1日、グランドの後腋芽として生長を始めた枝に着いた最新
の捕虫嚢。リップの色合いがとても良い感じ(*^^*)
2.こちらから五枚は2024年10月13日に撮ったもので、こちらは地際の
様子。グランドからその後生長してきた腋芽が沢山(*^。^*)
3.こちらは大分前に着いたであろう捕虫嚢で、一寸dirty気味だね(#^.^#)
4.こちらの捕虫嚢も出来て少し時間が経っている様である
5.未だ小さめの腋芽に着いた最新の捕虫嚢。捕虫嚢自体未だ小さいが気温が低
下してきたこともありとっても良い色合いである
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。大分ふっくらとしてきておりもう
少ししたら完成しそうだ
1.こちらから六枚は本日2025年5月22日に撮ったもので、こちらは現在
の地際の様子。何芽程腋芽が発生してきているのだろうか(*^^)v。徒長枝も
数本伸長している
2.地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。色合いはイマイチだがボ
チボチ色は載っている
3.こちらは別の腋芽に着いた捕虫嚢。ある程度時間が経っているのか色合いが
悪い
4.更に別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢、やや赤みがあるが薄目の様である
5.左写真の捕中嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までもう
少しだけ時間が掛るかな
6.こちらは徒長を開始した枝に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
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