本日は、N.×hookeriana vittata(NO-3)です。

①自生地  :マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、シンガポール等のインド

       ネシア諸島、1881年記載種

       (自然交雑種:N.rafflesiana×ampullaria)
②入手時期 :2011年11月
③入手元  :リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④生長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :鹿沼土挿しで簡単
⑦嚢の大きさ:我が家でMax10cm前後
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

N.×hookerianaにも種々バラエティーがありますが、本種は特に色合いの濃い斑模様となり、襟にはクッキリとストライプが入り、やや丸型の嚢になるタイプです。高温
、低温にも強く育てやすい品種ですが、冬場最低温度が15℃程度になる我が家ではショボイ嚢がポツポツ着く程度です。しっかりと着袋させるには18℃程度は欲しい
所ですが、中々難しいのが現状です。唯、2020年は特に暖冬の影響か、ボチボチ着袋してくれていました(*^^)v。
既に随分徒長し温室の天井に届いていましたので、腋芽が発生する気配が全くありませんでしたが、2017年の5月に主茎をカットしました。3枝挿し木にして既に里
子に出て貰い、2018年も数本挿し木をしましたが無事に里子に出ました。2個体は我が家の更新株として残しています。唯、未だ植替えしていませんで鉢底から根が
出てきていますが、何故か愚図っている状況が続いています(ノД`)。
挿し木苗は植替えもせずにそのままの状態になっていますが、最近親株は調子を落としてきている様ですので、挿し木苗を早めに鉢増しして世代交代の準備をしておくべ
きと思っています。が、中々植替え出来ずにいます(^^ゞ。親株は地際から腋芽が発生し既に40cm以上徒長していますので、今春4月以降に挿し木できればと目論ん
でいます(*^。^*)。下段写真左から、

1.入手して約2ケ月程経過した2012年1月9日の状態。やっと嚢が膨ら
  み始めたみたい
2.2012年3月9日、嚢が出来上がって半月程経過したもの。多少色合い
  は薄めかな。次の嚢の赤ちゃんも少しずつ膨らみ始めた
3.2012年6月4日に撮った草姿全体。少しずつ葉数も増えがっちりとし
  た感じになってきた。嚢も順調に付いている
4.こちらは2012年6月21日に撮った根部のアップ。上体が大きくなっ
  てきたので植替えの為ビニールポットから株を抜いた状態。太い根は見当
  たらないが、細根が結構廻ってきているので、素焼鉢へ植替えた

1.2012年2月17日、我が家で最初の嚢をアップ。色合いは未だ一寸薄
  い
2.2012年3月30日、二つ目の嚢、少し色合いが濃くなった?
3.こちらは2012年6月17日に撮ったもので、今まさに蓋が開こうとし
  ている所。斑模様が大分濃くなった感じ
4.一寸ボケて見辛いが、2012年6月21日に素焼鉢に植替えをした状態
5.2012年10月17日、良い色合いの嚢が付いているが、気温が低下し
  てきているので、綺麗な嚢は付かなくなりそう
6.2013年1月23日、掌に取ってみた。今はこれ位の大きさだが、もう
  少しは大きくなってくれるかな。今春以降に期待したい所
7.2013年4月6日に撮った草姿。嚢は殆どかれてしまっているが、暖か
  くなってきたのでやっと膨らみ始めた。主茎は既に徒長してきている

1.2013年9月21日、いよいよアッパーが展開し始めたようで、間もな
  く蓋が開きそうな嚢
2.2013年9月27日、一枚目の嚢が開ききった様子で、反対側からのア
  ングルで撮ったもの。ほぼアッパーかな
3.2013年10月1日、真正面から撮ったもの。リップのストライプが中
  々美しい
4.2013年11月16日、次に出来たアッパー
5.2014年1月26日、厳寒期だが何んとか嚢が持ちこたえてくれている
6.2014年8月25日に撮ったアッパー、冬季でも夏季でも嚢に遜色はな
  いようだ
7.2015年1月18日に撮ったもので、開きかけの嚢。後ろに見える太い
  茎が本種のもの。既に温室の天井に届き始めた。この春には挿し木をした
  いところだが、一向に腋芽が発生してくれない。何でやねん(-_-メ)

1.2015年11月16日、やっと待望の腋芽が…。唯、茎の途中1m辺り
  の所から発生してきたぞ~
2.2015年12月15日、左写真の腋芽の一つ上の節からも腋芽が発生し
  てきた
3.2017年1月26日、左写真の腋芽に出来つつある嚢だが、最初からア
  ッパーになっている。それにしても1年以上撮ってなかったんだね~
4.こちらから三枚は2017年2月2日に撮ったもので、こちらは左写真の
  嚢のその後。アッパーになってもリップのストライプは綺麗やね!(^^)
5.こちらは別の枝に出来つつある嚢。左から二枚目の2つの腋芽は、既に7
  0cm程度徒長しており最初からずっとアッパーばかり。早く地際からの
  腋芽発生を期待したいもの。今春には1枝カットして挿し木にしようかな
6.針金に巻き付いた次に成長を開始したアッパー

1.2017年3月29日、出来て間もないアッパー。リップのストライプが
  良く映える
2.2017年5月4日、こちらは出来て既に4ヶ月程度経過したアッパー
3.2017年7月17日、このアッパーはとても細長いユニークな形(^O^)
4.2017年9月8日、こちらのアッパーはややポチャの感じ
5.2017年9月25日、アッパーでも色々な形になるんだね~\(^o^)/
6.こちらから三枚は2017年12月1日に撮ったもので、こちらは201
  7年の8月下旬に漸く地際から発生した腋芽の最初に着いた超ロアー
7.地際から発生した腋芽の様子。戴いてから六年程経過してやっと地際から
  腋芽が発生したよ~\(^_^)/\(^o^)/
8.こちらは2017年の5月10日に挿し木したもので、3本(頂芽枝×1、
  節間枝×2)挿したが、一番古い節間枝はボツになった

1.2018年6月20日、親株の徒長枝に着いた成長途中のアッパー。キョ
  イ~ンって感じの形だね(^O^)
2.こちらから三枚は2018年8月2日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生した腋芽に着いた成長の途中のロアー
3.親株の徒長枝に着いた最新のアッパー
4.2017年5月10日に挿し木した枝に着いたアッパーで、一寸ぼってり
  とした感じだろうか
5.こちらから四枚は2018年8月9日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生した腋芽にやっと待望のロアーが着き始めた。これは蓋が開いて間も
  ないもの
6.こちらは地際から40cm程度の茎の途中から腋芽が発生してきた様子
7.2017年5月10日に挿し木していたもので大分徒長した。最近になっ
  て漸くアッパーが着き始めた
8.鉢底を覗いてみると根がボチボチ出てきている。今週末にでも植替えした
  いものだが果たして時間が…

1.2018年9月14日、ロアーからミドル寄りになった捕虫嚢
2.2018年9月25日、腋芽が伸長した枝に着いたアッパー
3.こちらから二枚は2018年10月1日に撮ったもので、こちらは地際か
  ら40cm程度の茎の途中に発生した腋芽に着いた開き始めたばかりの捕
  虫嚢
4.こちらは地際に発生した腋芽に着いた最新のロアー。この時期が一番丸っ
  こくて可愛い
5.2019年1月12日、こちらは地際から40cm程度の茎の途中から腋
  芽発生したものに着いた最新のロアー。一寸面長(・・?
6.こちらから三枚は2019年2月5日に撮ったもので、こちらは主茎を挿
  し木としてカットした部分の下節に発生した腋芽に着いたアッパー
7.こちらは地際から40cm程度の茎の途中から発生した腋芽に着いた一つ
  前のロアー
8.こちらは地際に発生した腋芽に着いたロアー

1.2019年3月23日、茎の途中から発生した腋芽に出来つつある捕虫嚢
  の赤ちゃん。やや面長でミドル寄りだろうか
2.2019年5月29日、茎の途中から発生した腋芽に着いたミドル寄りの
  捕虫嚢。未だ結構色合いが濃い
3.2019年6月24日、地際から発生した腋芽に出来つつあるロアー寄り
  の捕虫嚢
4.こちらから二枚は2019年7月5日に撮ったもので、こちらは左写真の
  捕虫嚢が完成した様子
5.左写真の捕虫嚢の口部をアップしたところ。丸くてストライプが綺麗(^.^)
6.2019年7月17日、茎の途中から発生した腋芽に出来つつある捕虫嚢
  の赤ちゃん。大分面長になってきつつある

1.2019年7月27日、蓋が開いたばかりのミドル
2.こちらから五枚は2019年8月12日に撮ったもので、こちらは左写真
  及び上段右端写真の捕虫嚢のその後
3.茎の途中から発生した腋芽に着いた一つ前のミドル寄りの捕虫嚢。結構色
  合いがdarkticだね(*^^)v
4.地際から発生した腋芽に着いた最新のロアー。一寸赤味が載っていて良い
  感じだね~
5.地際から発生した腋芽に着いた一つ前のロアー。全体的に赤味が強くなっ
  た感じ
6.こちらは昨春挿し木をして我が家の更新株としている個体だが、日陰に追
  いやられてずっと愚図りっぱなし( ;∀;)。本当はしっかりとお陽さんに
  当ててやりたいのだが…

1.2019年10月4日、手前は地際から発生した腋芽に着いたロアー。左
  奥は地際から50cm程度のところから発生した腋芽に着いたミドル寄り
  の捕虫嚢
2.2019年11月2日、多分左写真の左奥に写っている捕虫嚢だと思う
3.こちらから二枚は2020年2月4日に撮ったもので、こちらは左写真の
  捕虫嚢のその後の様子。既に3ヶ月以上経過しているが未だ何とか生きて
  いる(^^♪
4.こちらは挿し木苗の茎の途中から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。何となく
  ロアーの雰囲気かな。それにしてもめっちゃ小さいね^^;
5.地際から発生した腋芽に着いたロアーだが、多分左端写真のロアーだと思
  う。結構渋い感じになってきた。斑模様は一寸トリカラーっぽい(^^)

1.2021年2月2日、親株の徒長枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
2.こちらから二枚は2021年6月28日に撮ったもので、こちらは挿し木
  苗NO-1個体に着いたロアー寄りの捕虫嚢
3.こちらは左写真とは別の挿し木苗NO-2個体に着いた捕虫嚢で、ややスレン
  ダーな感じになりつつある
4.こちらから二枚は2021年7月6日に撮ったもので、こちらは挿し木苗
  NO-1個体に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。未だ若干丸みがあるかな
5.挿し木苗NO-2個体に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。slender気味だね

1.こちらから四枚は2021年7月29日に撮ったもので、挿し木苗NO-1個
  体に着いた最新の捕虫嚢
2.挿し木苗NO-1個体にできつつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。あれッ(・・?、
  距が無い
3.挿し木苗NO-2個体に着いた最新の捕虫嚢。大分長面になってきてるね~
4.挿し木苗NO-2個体にできつつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには
  未だ大分時間がかかりそう

1.2022年1月7日、捕虫嚢の赤ちゃんが蓋を開き始めたところ
2.2022年1月23日、左写真の捕虫嚢が完成して少し経ったところ
3.こちらから三枚は2022年2月17日に撮ったもので、何れも挿し木個
  体NO-2。こちらはこの時点での株姿。挿し木したままの状態で植替えして
  いないのでちっとも大きくならない。今春こそは鉢増ししたいものだ
4.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢
5.最新の捕虫嚢。多分左から二枚目写真の捕虫嚢だと思う。本種はコロコロ
  っとしたロアーと色合い、そして少しリップにストライプが入るのが特徴
  かな

1.こちに科に五枚は2022年5月26日に撮ったもので、こちらから三枚
  は挿し木苗NO-1個体のもの。こちらは一つ前の捕虫嚢だが既に朽ち始めて
  いる様だ
2.こちらは最新の捕虫嚢
3.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには未だ掛かりそうだ
4.こちらから二枚は挿し木苗NO-2個体のもの。こちらは最新の捕虫嚢だがリ
  ップには殆どストライプが入っていなくて白っぽい
5.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
6.こちらは2022年8月8日に撮ったもので、旧温室内で管理している親
  株のもの。1m程度徒長した枝に着いた最新のアッパー

1.こちらから六枚は2022年8月8日に撮ったもので、こちらから四枚は
  挿し木苗NO-1個体。こちらはこの時点での株姿。頂芽枝挿しの個体で50
  cm程度主茎が徒長していたが急に枯れ込んでしまった。何とか地際から
  10cm程度の所から発生してきた腋芽が生き残った
2.一つ前に着いた捕虫嚢
3.最新の捕虫嚢。出来合いはまあまあの様だ(^^;
4.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は節間挿しのNO-2個体。こちらは現在の株姿。相変わらず
  大きくならずに遅々としている
6.最新の捕虫嚢。結構色合いはdarkticで良い感じ(^^♪

1.2022年11月14日、新温室内で管理している挿し木苗のもので、こ
  ちらは蓋が開いたばかりの捕虫嚢。リップは未だ完成していない
2.2022年12月29日、左写真の捕虫嚢が完成して暫く経過したもの。
  写真映りもあるが落ち着いた色合いになっている
3.こちらから三枚は2023年3月5日に撮ったもので、こちらは新温室内
  で管理している挿し木苗に着いた最新の捕虫嚢
4.こちらから二枚は旧温室内で管理している親株のもので、こちらは徒長枝
  の地際から80cm近くから発生した腋芽に着いた捕虫嚢。若干面長の感
  じだ
5.こちらは2m程度徒長した枝に着いた最新のアッパー。大分徒長している
  ので今春には挿し木を予定しよう(*^^*)

1.こちらから六枚は本日2023年9月6日に撮ったもので、こちらは旧温
  室内で管理している親株の地際から発生してきた腋芽に着いた二つ前の捕
  虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢。蓋のエッヂ部分が赤く染ま
  っている
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。やや面長になってきた雰囲気
4.こちらから三枚は新温室内で管理している挿し木苗。こちらは唯一残って
  いるショボい挿し木苗の現在の株姿
5.一つ前に着いた捕虫嚢。大分ショボくなってきた感じ(^_^;)
6.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。鉢増しすれば大きくなってく
  れる筈だが、場所の関係等もあり…(^^ゞ

1.こちらから四枚は本日2025年1月20日に撮ったもので、こちらは新
  温室内で管理している挿し木個体の現在の株姿。一向に大きくならないね
2.枯れた葉や捕虫嚢を取り除いたところ。今春には鉢増しして少し生長させ
  たいものである
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。親株は地際からの腋芽が徒長
  してきているが捕虫嚢の存在が判らなかった(;^ω^)

 

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