本日は、N.Kikuchiae Kusakabeです。

①人工交配 :N.mixta(N.northiana×maxima)×maxima、1967年1月、菊池

       ヒロ子氏作出
②入手時期 :2018年8月
③入手元  :伊藤氏
④生長度合 :やや早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:現在の所16cm程度
⑧雌雄   :♂、11月頃

どこの植物園でも栽培されている様なメジャーな品種であるN.mixtaに再度N.maximaを掛け合わせた品種です。八丈島で二番目に作出したとされる品種で、八丈植物園の菊池ヒロ子氏に依って作出されたものです。本種もN.mixta OisoやN.Miranda等と見分けがつかないほど良く似ています。草姿もN.mixtaにそっくりの様です。品種名は氏のお名前に因み命名されたそうです。
gunさんのブログで拝見し、この流通量の極めて少ない品種が欲しくてうずうずしていました^_^;。その甲斐あってか(・・?、2018年8月に何時もお世話になっているI氏から分譲のありがたいお申し出を頂戴し、場所も全然ないのについついお譲り戴きました(^^;。誠にありがとうございました。とても立派な苗で、戴いた時点で既に立派な捕虫嚢が2つ着いていました。その後我が家で初めての捕虫嚢も着きましたよ~(*^^)v。
生長はN.mixtaと同程度でしょうか。戴いて既に6年も経過しました。低温下でも何とか問題無く生長してくれており、2019、2020年夏季シーズンで大分大きくなりました。草姿を撮ろうとしたのですが、温室内から出せなくなりました^^;。
2021年1月に何とか新居へ引越しさせようと、どうにかこうにか棚の奥から引っ張り出しましたが、主茎が天井に当たっており、曲がりくねり葉焼けを起こして悲惨
な状態になっていました。救いは地際から2芽腋芽が発生し生長してきていることでしたε-(´∀`*)ホッ。そして何とか新居へ引っ越し既に3年半程度経過しました。地際
から発生した腋芽(2芽共)は既に大分徒長していました。又、次に地際から発生した腋芽が大分大きくなり徒長が始まって以降先に生長していた腋芽2芽は何時の間にか力尽きてしまいました( ;∀;)。
今後は現在腋芽に期待したいものですが、この猛暑の中で随分ヘタリぎみです。下段写真左から、

1.戴いた当日の2018年8月3日に撮ったもので、この時点での株姿。大
  きな株で\(◎o◎)/!
2.2018年10月4日に撮った株姿。戴いて未だ2ヶ月なので大したこと
  はないが2枚葉身が展開した
3.こちらから二枚は2019年4月2日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。少し大きくなってきたかな(^^♪
4.一つ前の葉身の大きさはこれ位。ボチボチの様だね~(^^♪

1.こちらから二枚は戴いた当日の2018年8月3日に撮ったもので、こち
  らは戴いた時点で既に着いていた一つ前の捕虫嚢
2.こちらも戴いた時点で既に着いていた最新の捕虫嚢。時間と共に色合いは
  濃くなっていく
3.こちらから二枚は2018年10月4日に撮ったもので、こちらは我が家
  に来て初めて着いた捕虫嚢
4.左写真の捕虫嚢のリップを拡大したところ。まさしくN.mixtaそのものの
  様に見えるが、リップは若干小さめの様だ。唯、来春以降の成長期になら
  ないと本領は発揮しないかも…
5.2018年11月19日、蓋が開き始めたばかりの捕虫嚢
6.2019年2月13日、最新の捕虫嚢。少しずつ良い感じの嚢になってき
  ただろうか
7.2019年3月8日、最新の捕虫嚢。既にミドルよりかな
8.2019年3月25日、次に生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから五枚は2019年4月2日に撮ったもので、こちらは最新の生
  長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
2.こちらは一つ前に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。完成までもう一寸かか
  りそう
3.最新の補虫嚢。光の加減で一寸色合いが悪く写っている
4.一つ前に着いた捕虫嚢
5.二つ前に着いた捕虫嚢。ボチボチかな。それにしてもN.mixtaと殆ど見分
  けがつかないね~(*^^)v

1.2019年6月25日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃんで、蓋が少しずつ開
  き始めたが何か異常に小さいね。一寸奇形してるのかな)^o^(
2.2019年8月4日、ボチボチの大きさになってきたみたい(^^♪
3.2019年9月10日も生長途中の捕虫嚢の赤ちゃんで、完成までにはも
  う少し掛かりそう

1.2019年9月20日、多分上右写真の捕虫嚢のその後の様子だと思う。
  完成したばかりで色合いは未だ全体的に薄い
2.こちらから二枚は2019年10月2日に撮ったもので、こちらは左写真
  のその後。大分色合いが濃くなってきたが、その分リップのストライプは
  殆ど目立たなくなった
3.右の捕虫嚢は最新のもので、一寸奥から引っ張り出してきた。右は左写真
  のもので二つ前の捕虫嚢。一つ前の捕虫嚢は奥側にあり一寸引っ張り出せ
  なかった

1.こちらから三枚は2021年1月14日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。既に温室の天井に到着しており、葉焼け等起こして散々の状
  態になっていた。何とか地際から腋芽が発生していた様で一寸ε-(´∀`*)ホッ
2.地際の腋芽の様子。2芽発生している(^o^)が、お陽さんに当たらない所
  だったので完全な青瓢箪状態(^^;。唯、しっかりと着袋してくれているよ
  (^_-)-☆。本日新居に移動したので、これからしっかりお陽さんに当てて
  良い状態にしたいものだ
3.ショボくれた主茎に着いた最新の捕虫嚢。何と何時の間にかアッパー寄り
  の捕虫嚢が着いていた。他の品種に隠れていて全然判らなかった

1.こちらから三枚は2021年1月14日に撮ったもので、こちらは最初に
  発生した腋芽に着いた最初の超ロアー。最初のロアーにしては割と大きい
  様だ
2.同じく最初に発生した腋芽に着いた最新のロアー。これから少しの間良い
  感じのロアーが着いてくれる筈(^^♪
3.二番目に発生した腋芽の最初に着いた超ロアー。こちらは一寸ショボイ感
  じかな
4.二番目に発生した腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん。もう少しで完成
  しそう

1.2021年3月15日、最初の腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん
2.2021年3月21日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。未だbabyで本領
  発揮していないね~(^^)
3.2021年4月13日、主茎に着いたアッパー。リップは真っ赤だが、嚢
  表面の柄色合いは掠れてしまった
4.2021年6月7日、主茎に出来つつあるアッパーの赤ちゃん。ツル~ン
  とした感じが何とも言えない(^^)

1.2021年6月22日、二番目に発生した腋芽に出来つつあるロアーの赤
  ちゃん
2.こちらから三枚は2021年7月7日に撮ったもので、こちらは二番目に
  地際から発生した腋芽に着いたもので、左写真の捕虫嚢が完成した様子
3.こちらは最初に発生した腋芽に着いた最新のロアー
4.主茎に着いた最新のアッパー

1.2021年9月18日、地際から発生してきた腋芽に着いた捕虫嚢。ん~
  ん、とっても良い感じ(??>?<?)。??
2.2021年10月12日、地際から発生してきた別の腋芽に着いた捕虫嚢
3.2022年3月12日、地際から発生してきた腋芽が少し成長した枝に着
  いたもので、蓋が開いたばかりの状態
4.こちらから三枚は2022年3月17日に撮ったもので、こちらは左写真
  の捕虫嚢が完成した様子
5.左写真の捕虫嚢のリップをアップ。一寸角張りが浅い感じ
6.こちらは別の腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには少し時
  間が掛かりそうだ

1.地際から発生してきた最初の腋芽に着いた捕虫嚢。結構重量感があって良
  い感じ(*^^)v
2.こちらから四枚は2022年9月13日に撮ったもので、こちらから二枚
  はは地際から発生してきた最初の脇芽に着いたもの。こちらは一つ前に着
  いた捕虫嚢。一寸リップが汚れてdirty(^▽^;)
3.こちらは最新の捕虫嚢で蓋が開いたばかりのもの。結構大きくなりそう
4.こちらから二枚は地際から発生してきた二番目の腋芽についた一つ前の捕
  虫嚢。嚢低部が床に着地いていてdirtyだ(^^;
5.こちらは最新の捕虫嚢。何かめっちゃ小さくなった感じだね~

1.こちらから六枚は2022年10月27日に撮ったもので、こちらは地際
  から発生してきた腋芽が大分生長してきた枝に着いた最新の捕虫嚢
2.別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。何れもロアーからミドル寄りになってき
  た感じ
3.2022年11月28日、本種では初めて開花した。雄花だったね~
4.こちらから三枚は2023年7月4日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生してきた腋芽が大分生長してきた枝に着いた二つ前に着いた捕虫嚢。
  何かめっちゃdirtyでslender、おまけにバナナみたいに湾曲している
5.一つ前に着いた捕虫嚢。既にアッパー寄りだ
6.最新の捕虫嚢。開いたばかりの様でリップは未だ反り返っていない。色合
  いも薄目だ

1.こちらから二枚は2024年6月19日に撮ったもので、こちらは地際か
  ら発生してきた腋芽が少し生長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。結構大きくて迫力のある捕虫
  嚢が着いたよ~(*^。^*)
3.こちらから三枚は本日2024年8月24日に撮ったもので、こちらは左
  写真の捕虫嚢のその後。色合いは大分褪せてきたが未だ健在である
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。この異常な猛暑のせいで捕虫
  嚢は小型化し色合いも随分乏しい感じだ
5.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までに
  は大分掛かりそうである。早く涼しくなって立派な嚢を着けてもらいたい
  ものである

 

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