本日は、N.thorelii×trusmadiensisです。
①人工交配 :N.thorelii×trusmadiensis(lowii×macrophylla)
②入手時期 :2011年10月
③入手元 :JCPS殿
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木 :水挿し可能
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax10cm前後
⑧雌雄 :?、我が家での開花実績は無し
本種は両親の特長が良く表れている交配種だと思います。大きさ、形はN.thorelii似といったところでしょうか。色彩及び、襟の部分が内側に向かって小さな櫛状突起が沢山あることから、N.×trusmadiensisにやや似ている雰囲気がします。比較的低温を好むのではないかと思っていましたが、どちらかと言えば高温の方が成長、着袋が良い様です。最低温度15℃では中々着袋しない様で、せめて18℃、できれば20℃程度欲しい所です。昨シーズンは暖冬の影響かぼちぼちですが着袋してくれていました(*^^)v。
葉身は結構硬くN.×trusmadiensis似の様で、比較的照葉になる様です。又、腋芽が良く発生してきます。2015年の8月には6、7番目の腋芽も発生しましたが、古い
枝も2~3本枯れていますので本数的にはあまり変わりません。嚢付きも良く、中々良い交配種だと思います。唯、徒長と言っても節間がとても短いので、中々思ったよ
うに挿し穂が採れないのがたまにきずです(#^.^#)。唯、2018年の6月になって漸く何とか1枝だけですが、挿し穂を取ることが出来ました。水挿しで発根しその後プラ鉢に鉢上げしました。その後は挿し穂が採れていません。又、ずっと植替えしていませんので生長が随分と鈍ってきています。今秋早々には鉢増ししないといけないでしょう。下段写真左から
1.入手当日の2011年10月27日に撮ったもので、一応芽立ちではある
がなんとも頼りない状態で、果たして上手く活着してくれるのか疑問な状
態
2.2012年6月12日、何んとか活着し元気になってきた状態で、既に腋
芽が発生し生長中
3.2013年4月7日、既に2番目の腋芽も大分大きくなってきた状態で、
中々良い感じになってきた
4.2013年6月21日、気温が上昇してボコボコ嚢が着いてきた
5.2013年9月2日、この頃までが一番元気かもしれない
6.2014年7月8日に撮った株姿。分かり辛いが更に腋芽が2芽発生し、
親芽+腋芽4芽の賑やかな状態で、ボチボチ着袋している。葉身は結構堅
く艶がある
7.2014年9月18日、更に次の腋芽が発生してきた
8.こちらは2015年2月28日に撮ったもので、全部で6芽となった。未
だ最低気温が低いのでしっくりこないが、少しずつ嚢が生長し始めてきた
ので春以降賑やかになってくれそう
1.入手て3ケ月弱経過した2012年1月15日に撮った補虫嚢のアップ。
未だ赤ちゃんで海の物とも山の物とも・・・・・
2.2012年2月17日、雰囲気はN.thorelii似って感じだろうか
3.2012年6月12日、徐々に色合いも濃く似り、襟の部分も特長が少し
出てきた感じ
4.こちらは2012年9月9日に撮った捕虫嚢のアップ。中々良い色合い
5.2012年9月19日のもの。何となく襟の部分がTMに似てきたかな
6.こちらも9月19日の別の嚢、色合いがとても濃い
7.2013年5月8日、生長中の嚢でとても艶がありテカっている
8.2013年6月4日、色がググッと濃いめ
1.2013年6月27日、掌に取ってみた。我が家ではこれ位の大きさ。本
当はもっと大きくなるのだろうか。栽培拙きかも・・。大きさはN.thorelii
似?
2.2014年6月7日に撮った捕虫嚢
3.2014年9月26日、一寸薄めかな
4.2014年11月26日、こちらは結構色が濃くなった模様
5.2014年12月9日、これは主茎に出来たもので大分色が落ちている
6.こちらから3枚は2015年2月28日に撮ったもの。気温が低いので出
来がイマイチ
7.これは最新の捕虫嚢で、開いたばかりのもの。めっちゃショボイ
8.次の嚢が生長している。気温は未だ低いが、光の春を感じてか、ボチボチ
嚢が生長し始めている
1.2015年3月22日、低温期でもしっかり着袋してくれるが、嚢の柄、
色合い共に薄い
2.2015年4月24日、開き始めたばかりの嚢
3.2015年7月14日、高温期になると色合いも良くなる
4.2015年10月8日に撮った捕虫嚢
5.2015年10月28日、多分6、7番目の腋芽だと思うが、本種はとて
も腋芽の発生が良い
6.2015年11月22日、何かめっちゃすごい量の捕虫液。特に水が入る
感じではないのだが、灌水時に入った(・・?
7.こちらから二枚は2015年12月22日に撮ったもので、こちらの嚢は
今の時期にしては割合色が濃い目だが、気温の低下で嚢自体は小さくなっ
てきている
8.この8月に発生した腋芽の生長過程。ボチボチだが大きくなってきており、
最初のロアーも着き始めた。一寸見辛いが、ロアーの右奥の節から次の腋
芽が顔を覗かせているぞ~
1.2016年3月8日、気温の低い時期なので、出来る嚢も一寸ショボイ感
じ。N.trusmadiensis血が入っている割には、低温は一寸苦手な感じ
2.2016年4月8日、日照時間の増加と共に、気温も上昇してきており徐
々に良い感じの嚢が着き始めた
3.2016年4月23日、次の嚢が着実に準備中
4.2016年5月18日、次々と着袋してきているよ~
5.こちらから四枚は2016年6月30日に撮ったもので、こちらは良い感
じに色付いたロアー
6.贅沢を言えば、もう少しリップが大きく牙がギザギサだと最高なんだが…
7.こちらは徒長枝に出来たミドル。本種のアッパーは見たことが無い。茎が
50cm程度伸長すると力尽き、腋芽にとって代わる繰り返し
8.腋芽は一体何芽程あるのだろうか。右横に突き出た枝は50cm程度伸長
している
1.2016年7月5日、一寸陰になっているが、とっても良い感じの色合い
2.2016年7月23日、開き始めたばかりのミドル辺りの嚢。この艶々感
が何とも良いね~、いや~若いって・・・・
3.2016年10月16日に取ったミドル辺りの嚢。色合いはまあまあだが
少しずつショボくなってきたかな
4.2016年10月28日、この黄昏色も中々好み(ΦωΦ)フフフ…
5.こちらは2016年12月19日に撮ったもので、大分尻すぼみになって
いるので、これがほぼアッパー辺りなのかもしれない
6.こちらから三枚は2016年12月20日に撮ったもので、もう何番目の
腋芽か判らないが、ロアーからミドルへ移行中といったところだろうか
7.こちらは別の腋芽に出来た嚢
8.こちらは開いたばかりの嚢だが、気温も大分低下してきたからか、大分シ
ョボいね~(*^^)
1.2017年6月10日、何れも出来て間もないので艶々している(*^^)v
2.2017年6月26日、蓋が開き始めたばかりの捕虫嚢
3.こちらから四枚は2017年7月24日に撮ったもので、こちらの捕虫嚢
は一寸他のものと雰囲気が違う感じ
4.こちらは別の腋芽に出来たロアーからミドル辺りの嚢だろうか、色合いは
とても薄い
5.大分色合いが褪せてきた捕虫嚢
6.左の小さな捕虫嚢は出来立て、右は出来て1ヶ月程度経過したもの
1.こちらから二枚は2017年10月1日に撮ったもので、こちらは昨春水
挿ししていたもので、やっと発根してきた状況
2.こちらは左写真の発根済み挿し穂を4号プラ鉢に鉢上げした様子
3.こちらから三枚は2017年10月21日に撮ったもので、こちらはミド
ル寄りの捕虫嚢
4.こちらもミドル寄りの捕虫嚢だが、一寸ピンボケで見辛いm(_ _"m)
5.結構赤く色付いたややミドル寄りの捕虫嚢
6.こちらから三枚は2018年1月15日に撮ったもので、何番目かの腋芽
に出来たミドル
7.こちらは別の腋芽に出来たミドル寄りの捕虫嚢
8.最新の捕虫嚢だが、大分夜温が低下してきたせいか、随分とショボい捕虫
嚢になったものだ(;´д`)トホホ
1.2018年5月5日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃんだが、これは結構スレ
ンダーな感じ
2.2018年5月24日、色合いはイマイチだが良い感じのフォルム
3.2018年6月20日、気温の上昇と共に次々と着袋してきたよ~(^^♪
4.2018年8月10日、こちらは色合いが大分薄くなって斑模様が目立つ
が真夏のこの頃はこんな色合いになることが多い様だ
5.こちらから三枚は2018年8月19日に撮ったもので、こちらは着いて
13ヶ月程度斑経過した捕虫嚢。本種はこのリップが良い感じ
6.こちらは着いて3か月以上経過したもので、ボチボチ寿命を迎えそうな感
じ
7.最新の腋芽に着いたロアーだが、形色合い共にしけた感じ(^-^;
1.2018年10月29日、出来てあまり時間が経っていない捕虫嚢で、色
合いは一寸悪い
2.こちらから二枚は2018年11月25日に撮ったもので、こちらは左写
真の捕虫嚢のその後。色合いは載ってきたが一寸ドス黒い感じ(^^;
3.こちらは出来てあまり時間がたっていない捕虫嚢だが、一寸薄いが明るい
色合い
4.こちらから三枚は2019年2月5日に撮ったもので、こちらは出来てあ
る程度時間が経過したもの
5.色合いは薄いものの結構良い感じ(^^♪
6.出来立ての捕虫嚢。この時期は夜温が低いので大した捕虫嚢にはならない
が低温にも強い品種である。今シーズンは特に暖冬によるものかチョコチ
ョコ着袋してくれる(*^^)v
7.2019年4月1日、開いて間もない捕虫嚢
8.2019年4月9日、これはとても発色がいいね~(^_-)-☆
1.こちらから二枚は2019年4月9日に撮ったもので、こちらは出来て少
し時間が経過したものだが結構濃い色合いになっている
2.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
3.2019年4月30日、光の加減もあるが結構発色が良い感じ(^^♪
4.2019年5月29日、これは上段右から二番目写真のその後だが、リッ
プがあまり生長しなかった様だ
5.2019年7月2日、色合いはやや薄目だが、良い感じの捕虫嚢になった
6.こちらから三枚は2019年8月7日に撮ったもので、高温になると一寸
色合いが悪くなる
7.こちらも色合いは薄いが少しばかりグラデーションが良いかな(・・?
8.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
1.こちらから二枚は2020年2月7日に撮ったもので、こちらは僅かに生
長した枝に着いた捕虫嚢。一寸ショボイかな(^-^;
2.こちらの捕虫嚢は色合い派良い感じだが、蓋が殆ど成長していないよ~(;O;)
3.こちらから四枚は2020年2月11日に撮ったもので、こちらは僅かに
徒長を開始した枝に着いた最新の捕虫嚢
4.こちらは別の枝に着いた最新の捕虫嚢
5.完成してある程度時間が経った捕虫袋のようで、やや渋みのある色合いに
なっている様だね(^.^)
6.地際から発生した腋芽の最初の頃に出来た捕虫嚢。めっちゃ小さいがリッ
プの色合い等一寸艶めかしい感じ
1.こちらから五枚は2020年8月6日に撮ったもので、こちらは一番生長
の良い腋芽が少し成長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢。ん~ん、中々良い
色合い(^^♪
2.左写真の捕虫嚢と同じ枝に着いた最新の捕虫嚢。これから少しずつ色合い
は濃くなる
3.左写真の捕虫嚢と同じ枝に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。もう少しした
ら完成しそう
4.こちらは別の枝に着いた最新の捕虫嚢。出来て少しばかり時間が経ったの
か赤味が少し付いてきている雰囲気
5.こちらは更に別の腋芽に着いた捕虫嚢。出来たてでこのオレンジ色も美し
いよね~(^-^)
1.こちらから二枚は2020年10月7日に撮ったもので、やや生長してき
た腋芽に着いた捕虫嚢。色合いはなんしか薄い感じ
2.リップを上から覗き込んだ様子。この艶々感が良い感じ(??>?<?)。??
3.2020年11月8日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう
少し掛かりそうだね
4.こちらから二枚は2020年12月6日に撮ったもので、こちらは完成し
てある程度経っている様で、結構darkticになっている
5.こちらは完成して余り経っていないのか色合いは一寸薄い感じ
6.こちらは2021年2月1日に撮ったもので、やや徒長してきた腋芽に着
いた最新の捕虫嚢。やっぱこのリップは艶めかしい
1.こちらから二枚は2021年4月24日に撮ったもので、新温室に移動後
最初に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
2.こちらは最新の捕虫嚢で旧温室時に着いたもの
3.こちらから四枚は2021年8月10日に撮ったもので、こちらはやや徒
長してきた枝に着いた一つ前の捕虫嚢
4.左写真に同じく最新の捕虫嚢。色合いは薄いが時間の経過とともにもう少
しは色付くだろう
5.こちらは別の徒長してきた枝に着いた最新の捕虫嚢
6.左写真に同じく生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
1.こちらから五の意は2022年4月3日に撮ったもので、こちらは一番大
きな腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。一寸dirty(^^;
2.同じく一番大きな腋芽に着いた最新の捕虫嚢。色合いはまあまあだろうか
3.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには少し
時間が掛かりそう
4.こちらは小さな腋芽に着いた最新の捕虫嚢。捕虫嚢もめっちゃ小さい(^▽^;)
5.同じく小さな腋芽に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。ん(・・?、も
しかしたら一寸奇形になるかもね
1.こちらから五枚は2022年10月19日に撮ったもので、こちらから二
枚は一番大きな腋芽に着いたもの。こちらは一つ前に着いた捕虫嚢だが色
合いが随分悪い様だ
2.こちらは最新の捕虫嚢。まあまあではあるがずっと植替えしていないので
イマイチ冴えないね~(^▽^;)
3.こちらから二枚は次に大きな腋芽に着いたもの。こちらは最新の捕虫嚢。
結構色合いは濃いのだが一寸写りが悪くてm(_ _"m)
4.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには大分かかりそうだ
5.こちらは一番小さな腋芽に着いた最新の捕虫嚢だが、一寸dirtyだね(^^;
1.こちらから六枚は2023年8月17日に撮ったもので、こちらは一番大
きな腋芽に着いた最新の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次にできつつある捕虫嚢の赤ちゃん。何か蓋が小さくな
りそうな…
3.次に大きな腋芽に着いた最新の捕虫嚢。若干色合いは出ている様だが夏場
は色合いがイマイチである
4.次の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。色合いは大分薄い
5.左写真の捕虫嚢の次にできつつある捕虫嚢の赤ちゃん。僅かに蓋が開き始
めたところ
6.一番小さな腋芽に着いた最新の捕虫嚢。めっちゃ小さいよ~(;^ω^)
1.こちらから六枚は2024年2月18日に撮ったもので、こちらはこの時
点で主茎に着いた最新の捕虫嚢
2.地際から発生してきているやや大き目の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。色
合は濃い様だ
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。蓋が開いたばかりの様である
4.地際から発生してきているやや小さ目の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。こ
ちらも捕虫嚢は小さいが色合いは結構濃い
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。色合は未だ若干薄めである
6.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
1.こちらから二枚は2024年4月18日に撮ったもので、こちらはこの時
点の主茎に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。気温の低い時期は発色がとて
も美しい
3.こちらから四枚は本日2024年8月22日に撮ったもので、こちらは現
主茎に着いた最新の捕虫嚢。地獄のような猛暑続きで色合いは薄い
4.別の徒長枝に着いた最新の捕虫嚢。こちらも色合いは悪い
5.地際から発生してきた腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。心なしか色合いは濃
い様だ
6.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。本種は冷涼を好むので早く涼
しくなって欲しいものである
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