本日は、N.Nasuです。

①人工交配 :N.thorelii×wrigleyana、1978年、一正園殿作出
②入手時期 :2021年5月
③入手元  :どりへにさん
④生長度合 :やや緩やか
⑤栽培難度 :今のところ普通
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家では6cm程度
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

本種は何時もお世話になっているどりへにさんより一昨年5月に戴きました。誠にありがとうございました。
種子親のN.thoreliiはカンボジア、ベトナム等のサバンナ性湿地に自生しており、1909年に記載されたものです。生育は旺盛なものが多く、とても栽培し易い低地性
品種です。
一方花粉親のN.wrigleyanaは、1897年にChelsea農場でW.Court氏が作出されたN.mirabilis×hookerianaの交配となります。本種は非常に育て易い品種とされていま
すが、何か一寸癖がある様で我が家では二度導入しましたが、敢え無く潰えて本日に至っています(^^;。以上の両親から1978年、一正園殿で作出された品種になりま
す。
本種の草姿は、そのまま両親を足して割った感じでしょうか。戴いた時点では枯れかかった捕虫嚢が着いていましたが、特長までは掴めませんでした。戴いて即4号プラ
鉢にミズゴケで植付け、2021年6月頃になって漸く着袋が始まりましたε-(´∀`*)ホッ。捕虫嚢の特長も未だはっきりとは掴めませんが、雰囲気的に両親を足して割った感じでしょうか。
2021年6月になって地際から腋芽が発生してきました。現在は3芽発生し少しずつですが生長、着袋しています。これからの更なる生長に期待したいと思いますが、
生長は結構遅々としています。又、現主茎は少し衰えてきつつある雰囲気ですが何とか頑張っています。下段写真左から、

1.こちらから二枚は戴いた当日の2021年5月17日に撮ったもので、こ
  の時点での株姿。お陽さんにも程よく当たったガッチリとした株である。
  N.wrigleyanaの雰囲気がありそうな(・・?
2.少し朽ち始めている捕虫嚢が着いていた。柄や色合いは何となく濃い感じ
  がするね
3.こちらから二枚は2021年6月5日に撮ったもので、こちには最初に膨
  らんできた捕虫嚢の赤ちゃん
4.こちらは最新の葉身に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。ほぼ同時に生長し
  てきているよ~

1.こちらから五枚は2021年6月18日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。葉身が1枚展開し次の葉身も展開してきつつある。比較的生
  長は早い様だ
2.地際を確認したら\(◎o◎)/!、既に小さな腋芽が発生してきたよ~
 
3.最新の捕虫嚢。色合いが中々良い感じだね~
4.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。大分大きくなりもう少しで完成
  しそうな感じになってきた
5.最新の捕虫嚢の赤ちゃん。着袋率も高そうで、今後に期待したいものだ

1.2021年7月2日、主茎に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。微かに蓋が
  開き始めた様だ
2.2021年7月6日、完成した最新の捕虫嚢。ややN.thorelii近いかな?
3.2021年8月3日、主茎に着いた最新の捕虫嚢。少し時間が経って大分
  リップの色合いが濃くなった
4.2021年8月20日、主茎に着いた最新の捕虫嚢
5.こちらから二枚は2021年11月24日に撮ったもので、こちらは地際
  から発生した最初の腋芽に着いたロアー
6.こちらは二番目に発生してきた腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん。結
  構色合いが濃い様だ

1.こちらから六枚は2022年1月4日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。今のところ生長はやや緩やかな感じだろうか
2.地際から2芽腋芽が発生してきており、既に着袋しているよ~(^^♪
3.こちらは主茎に着いた最新の捕虫嚢。オォ~、中々良い感じの色合いにな
  ったね~
4.主茎に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには少し時間が必
  要だ
5.こちらは地際から発生した最初の腋芽に着いたロアー。結構色合いは濃い
  ね
6.二番目に発生してきた腋芽に着いたロアー。これから2芽共にどんどん大
  きくなって欲しいものだ

1.こちらから六枚は2022年7月8日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。主茎はイマイチ状態が続いている
2.地際から発生してきた腋芽の様子。2芽共に徐々にではあるが生長してき
  ている様だ
3.こちらは主茎に着いた一つ前の捕虫嚢
4.こちらは左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。結構色合いは赤味が
  濃い様だ
5.地際から発生してきた最初の腋芽に着いた最新の捕虫嚢
6.地際から発生してきた二番目の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。未だ小さいが
  これからの生長に期待したい

1.こちらから六枚は2023年1月4日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。生長はチマチマとしている様だ
2.地際から発生してきた腋芽2芽の様子。こちらも生長はいたって緩慢だね
3.主茎に着いた最新の捕虫嚢だが、既に朽ち始めている。低温期の今は嚢持
  ちが悪い(^^ゞ
4.左写真の捕虫嚢の次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完成
  しそうだ
5.地際から発生してきた大きい方の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。柄色合い共
  にとても良い感じだ(??>?<?)。??
6.左写真の捕虫嚢の次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。こちらは完成
  までに大分掛かりそうだ

1.こちらから六枚は2023年7月9日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。一寸主茎が衰えてきたようだ
2.現主茎に着いた最新の捕虫嚢。色合いは良い感じ(*^^*)
3.左写真の捕虫嚢の次にできつつある捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完成しそ
  うだね~
4.地際から発生してきた腋芽が大分大きくなりそれに着いた捕虫嚢。若干色
  合いが濃い様だ
5.左写真の捕虫嚢の次にできつつある捕虫嚢。蓋が少し開いてきた様だ
6.こちらは地際から発生してきた小さな腋芽に着いた最新の捕虫嚢。めっち
  ゃ小さいね(^^ゞ

1.こちらから六枚は2024年1月11日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。相変わらず遅々としているが、地際から2芽腋芽が発生し着
  袋している
2.現主茎に着いた最新の捕虫嚢。色合は結構濃いね(^'^)
3.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。僅かに蓋が開き始
  めている様である
4.こちらから二枚は地際から発生してきた大きい方の腋芽に出来たもの。こ
  ちらは一つ前に着いた捕虫嚢でリップが黒い
5.左写真の捕虫嚢の次に出来た最新の捕虫嚢。出来立てなので艶々としてい
  るね(*^。^*)
6.地際から発生してきた小さい方の腋芽に着いた捕虫嚢。できが悪いせいか
  枝豆の豆くらいの大きさだ(^^ゞ

1.こちらから六枚は本日2024年7月2日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。主茎+腋芽3芽の陣容であるが生長速度は捗々しくない(^_^;)
2.現主茎に着いた最新の捕虫嚢。主茎は逝きそうで何とか耐えてくれている
  様だ(*^^*)
3.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
4.地際から発声した一番大きな腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。何かめっちゃ
  dirtyでボチボチアウトになりそうだ
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。色合いはまあまあ良い様だ
6.地際から発声してきた一番小さな脇芽に着いた最新の捕虫嚢。めっちゃ小
  さい(^^ゞ

 

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