本日は、N.veitchii Bario×veitchii ‐その5について紹介します。

①交配親  :N.veitchii Bario産[♀]×veitchii BE[♂]
②種子入手日:2014年4月14日
③播種日  :2014年4月16日
④発芽確認日:2014年5月16日

本交配の種子は、2014年の4月にブログでお世話になっているITO氏よりお分け戴いたものです。本種子の種子親はBario産で、襟のストライプなしだそうです。一方花粉親はボルネオエキゾチックス(BE)のveitchiiで、襟にストライプが入る優良個体と伺っています。
戴いた翌々日に早速播種しましたが、一鉢に蒔いてしまうと後で駄目になった時のリスクを考え、鉢を分けて播種しました。素焼鉢とプラッチック鉢に各々播種し、別々の場所で管理していましたが、今何れの鉢からも発芽が確認出来ました。
発芽自体とても優秀でほぼ殆どの種子発芽してくれました。唯、その後の生育は思わしくありません。やはり低地性種とは異なり中々難しいのでしょうか。取敢えず複数のセルトレイに植え替えて状況を観察後、少しずつビニールポットへ植替えしました。その後の生長も中々思わしくない状況が続いていました。我家で一番生長の早いものを2018年6月に4号プラ鉢に鉢増ししましたが、その後しばらくして急に調子を崩し逝ってしまいました( ノД`)シクシク…。結局他のセルトレイの個体も猛暑続きの中アウトになってしまい我が家では絶滅しました。
それから5年後の2023年にタメさん宅へ里子に出ていた個体の挿し木苗が出来たので送ってくれるとのありがたい申し出がありお譲り戴くことになりました。2023年10月に送っていただきこれまでは何とか生長していますが、これからの猛暑が心配です。何とか避暑対策をして維持したいものです。タメさん、誠にありがとうございましたm(_ _"m)。下段写真左から、

1.入手した蒴果と種子。とても充実している様で、発芽も間違いなしと言った
  ところか
2.発芽して2ヶ月以上経過した2014年7月23日に撮った播種鉢内の様子
  素焼鉢の平鉢で小粒の鹿沼土に播種したもので、次々と発芽してきている様

  子が窺える
3.こちらも同7月23日に撮ったもので、1鉢がコンタミ等で駄目になった場
  合を考慮し、プラ鉢にも少量播種した。こちらも順調に発芽してきている。
  何とか無事に育て上げたいものイメージ 1

1.こちら4枚とも昨日の2015年1月19日に撮ったもので、一寸見辛いが
  何んとか徐々にではあるが生長している個体がある様子
2.こちらは枯死してはいないようだが中々大きくならない
3.少しずつ大きくなっている様だが、何か色合いが悪い。果たして大丈夫だろ
  うか、一寸不安
4.左縦一列を除く15株が本種のもの。このセルトレイに植え付けた個体は、
  一時不手際で強光線に浴びさせてしまったもので、他の種も含め殆どが駄目
  になった。数株は生き残ってくれるだろうかイメージ 2

1.2015年4月14日、一番生長の早い個体を取り敢えずビニールポットへ
  植替えた状態
2.2015年5月19日、大きさは全然変わりようがないが、一応は活着して
  いる様子
3.2015年6月27日、ほんの僅かに大きくなった葉身が展開してきた
4.こちらから二枚は2015年8月7日に撮ったもので、漸く直径4cmにま
  で生長してきた
5.左下の株が左写真の個体。他の個体は概ね3cm程でこの3株と同じ位の大
  きさ
6.2015年10月22日に撮ったもので、最初にビニールポット上げした個
  体。徐々にではあるが大きくなってきてるかな(・・?
7.こちらは2016年2月4日に撮ったもので、取り敢えず生長良いものをア
  ップ(^m^ )イメージ 3

1.こちらから八枚は全て2016年2月4日に撮ったもの。各個体は左からN

  O1、NO2、・・・・NOO5として記する。個体NO1が一番大きい。と言っても

  殆ど大きさに変わりはないが・・・・
2.個体NO2、未だ超小苗なので特徴なんてあったものではないが、この時点で
  は他の個体に比べ色合いが一寸濃い感じ
3.NO3の個体、葉身はこの個体が一番大きい様である
4.NO4の個体、他の個体と比べても何の遜色も無い
5.個体NO5は、左の各個体と比べ鉢上げが遅かったもので小さい
6.個体NO1に出来た捕虫嚢で、ほんの一寸長めの嚢かな(・・?
7.個体NO2に出来た捕虫嚢で、今のところ色合いがやや濃い目
8.個体NO3に出来た捕虫嚢で、一寸寸胴な感じ。他の個体はこれよりも一回り
  程小さく思ったほど生長してくれていないが、今春以降の生長に期待したい
  ものイメージ 4

1.こちらから五枚は2018年6月6日に撮ったもので、こちらは一番生長の
  良い個体の株姿
2.4号プラ鉢に植替えするため根鉢を外したところ。多少なりとも根は確認で
  きる様だ
3.4号プラ鉢に植替えした様子。これで何とか大きくなって欲しいものだが、
  これから暫くしてあっという間に逝ってしまった(ノД`)・゜・。
4.この時点で着袋していた一つ前の捕虫嚢
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。未だ全然本領発揮ではなかった

1.こちらから二枚は2023年10月12日に撮ったもので、タメさん宅へ里
  子に出ていた個体の挿し木苗が出来たので送ってくれるとのありがたい申し
  出がありお譲り戴くことになった個体の株姿
2.既に立派な捕虫嚢が着いていた
3.2023年11月24日、やっと我が家の環境に慣れてきたのか、蔓の先端
  が膨らみ始めた様だε-(´∀`*)ホッ
4.2023年12月12日、左写真の捕虫嚢の赤ちゃんが大分生長してきた様
  子。完成までには未だ掛かりそうだ
5.2024年1月27日、左写真の捕虫嚢の赤ちゃんが完成した様子

1.2024年5月23日、左写真の捕虫嚢の次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃ
  ん。生長は非常に遅い様だ(^_^;)
2.こちらから四枚は本日2024年6月27日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。若干大きくなってくれている感じ(*^^*)
3.こちらは上段右端写真の捕虫嚢のその後だが4ヶ月経っても未だ健在である
4.左端写真の捕虫嚢の赤ちゃんが完成した様子。グリーン一色で全く濁りが無
  い感じ
5.左写真の捕虫嚢のリップをアップしたところ。グリーン一色もなかなかのも
  のである(*^。^*)

 

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