本日は、N.thorelii×mirabillisです。
①人工交配 :N.thorelii×mirabillis
②入手時期 :2021年11月
③入手元 :けふおさん
④生長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木 :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax10cm程
⑧雌雄 :♀、8月頃
種子親のN.thoreliiはカンボジア、ベトナム等のサバンナ性湿地等に自生しています。バラエティーが沢山がありますが、何れも乾燥に耐える為の塊根を持っており多少の水枯れなどでも生延びる術と云えるでしょう。
一方花粉親のN.mirabillisは水平分布エリアがとても広く、且つ垂直分布も0m~1500m辺りに及ぶ事から、非常に多くのバラエティーが存在します。何れにしてもとても栽培し易い品種と云えるでしょう。
以上の両親による交配種になります。昨年2021年の11月に何時もお世話になっているけふおさんから戴きました。誠にありがとうございました。戴いた時点で何と
主茎の頂芽がボキ折れていました。多分輸送時の衝撃だと思います。まあ、其の後は少しずつ生長して順調に生長してきました。その後8月頃に雌花が開花しましたが、
それ以降ずっと着袋をしなくなりました。2022年11月下旬ころから蔓の先端が少しずつ生長し始めやっと着袋が始まりました。主茎はアッパーのみですが、2023年晩春辺りになって漸く地際から腋芽が発生し着袋が始まりました(*^。^*)。その後ボチボチ徒長してきています。下段写真左から、
1.こちらから二枚は2021年11月2日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。輸送時の衝撃で主茎の頂芽がボキ折れていた
2.ボキ折れていた主茎の頂芽(´;ω;`)ウッ…
3.こちらから二枚は2022年2月11日に撮ったもので、こちらは腋芽に
出来つつある捕虫嚢。我が家に来て初めての着袋になる予定
4.左写真の捕虫嚢の赤ちゃんの次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
5.2022年3月8日、腋芽に着いた最初の捕虫嚢。既にアッパー寄りの様
だね
6.2022年5月14日、主茎の頂芽部分も癒え無事に着袋したもの
1.こちらから六枚は2022年6月25日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。主茎部分の頂芽が何とか無事に残っていたので復活し生長し
てきている
2.腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢
3.腋芽に着いた最新の捕虫嚢。少しずつだが大きくなっている感じだね~
4.こちらから三枚は主茎のもの。こちらは外つ前に着いた捕虫嚢。少しずつ
ずっしりとしてきた(*^^)v
5.最新の捕虫嚢。リップは比較的厚みがある様だ
6.次に生長してきたアッパーの赤ちゃん。もう少ししたら完成しそうだ
1.こちらから二枚は2022年12月12日に撮ったもので、こちらは主茎
に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。開花後暫く着袋を休んでいたが漸く着
き始めた様だ
2.こちらは左写真の一つ前に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成まで
あと一息って感じだ
3.こちらは2022年12月23日に撮ったもので、左写真の捕虫嚢の赤ち
ゃんが完成した様子。とは云っても完全ではなくこれからリップは反り返
って完成となる
1.こちらから六枚は2023年6月23日に撮ったもので、こちらはこの時
点で主茎に着いた一つ前の捕虫嚢。既に一寸dirty(;^ω^)
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。完璧にアッパーの様だ
3.現主茎に出てきた雌花の花穂。もう少ししたら開花が始まりそうだ
4.地際から発生してきた腋芽の様子。結構しっかりしている様なのでこれか
らの生長に期待したいものだ
5.地際から発生した腋芽に着いた最新の捕虫嚢。結構色合いは濃い感じ
6.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完
成しそう(*^。^*)
1.こちらから二枚は2023年10月26日に撮ったもので、こちらは80
cm前後徒長した枝に着いた最新の捕虫嚢。翼のエッヂ部分が若干色付い
ている位で殆どグリーンになってきた
2.地際から発生した腋目が少し生長した枝に着いた捕虫嚢。色合いは未だ大
分残っている様だ。それにしても口部の上部はリップが完全に欠損してい
るね~(^_^;)
3.こちらから四枚は2023年12月8日に撮ったもので、こちらは随分久
し振りとなるが交配してみた。鞘は多少膨らんでいる様に見えるが、本種
は受粉していなくても比較的鞘が大きくなるので、完熟して種子を確認し
ないと何とも云えない
4.徒長した現主茎に着いた一つ前の捕虫嚢。蓋は痕跡のみでほぼ完全に欠損
している
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。こちらの蓋は僅かに判る程度
である(;^ω^)
6.こちらは左端写真の捕虫嚢のこの時点の様子。大分dirtyになってきてい
るが未だ健在である
1.こちらから二枚は2024年5月31日に撮ったもので、こちらは1m以
上徒長した枝に着いたアッパー
2.地際から発生してきた腋芽が徒長してきた枝に出来つつある最新の捕虫嚢
の赤ちゃん。僅かに蓋が開き始めた様だ
3.こちらから二枚は2024年6月4日に撮ったもので、こちらは左写真の
捕虫嚢の一つ前に完成していた捕虫嚢
4.地際から発生してきた別の徒長枝に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は本日2024年6月6日に撮ったもので、左から二枚目
写真の捕虫嚢が完成した様子
6.左から四枚目写真の捕虫嚢の赤ちゃんが蓋を開き始めてきた様子。リップ
には結構ストライプが発現している様だ
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