本日は、N.mindanaoensisです。

①人工交配 :フィリピ名のミンダナオ島など、2001年記載種
②入手時期 :2021年5月
③入手元  :どりへにさん
④生長度合 :遅い
⑤栽培難度 :やや難(・・?
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax8cm程
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

本種は、Philippinesのmindanao島及び、mindanao島の北東沖に位置するDinagat島の標高0~1400mにかけて自生する種で、N.alataと近縁種だそうです。2001年に記載された比較的新しい品種です。
低地性でN.alataと近縁ということは、比較的育て易い種なのかと思っていましたが、夏場はやや暑がる様で着袋はお休みしていました。又、葉身も少し小さ目になってい
ましたが、何となく高温にも耐えうる品種の様に思います。気温が少しずつ低下してきた秋以降は調子を取り戻しボチボチ着嚢していました。これから気温が上昇してきますが、梅雨明け位までは一番良い成長をしてくれるのではないかと思いますので期待したいところですね。気難しい性質ではないかとのお声もお聞きしますが、何とか頑張っています(*^_^*)。
本種の特徴は、葉柄と葉身がはっきりとしており、植物体全体に無数の軟毛が生えています。手で触ると一寸チクチク感があります。捕虫嚢はやや細めで、色合い柄はと
てもくっきりと入る様で、一寸玄人好みするかもしれません。是非交配親にしたいところです。
本種は2021年5月に何時もお世話になっているどりへにさんより戴きました。誠にありがとうございました。
今夏は例年以上の猛暑で一寸危なかった様に思います。一番暑いころ頂芽がいじけてケロイド状になり枯れて暫く葉身が展開しませんでしたので気が気ではありませんでしたが、その後涼しくなって展開してきました。唯、最初の葉身は一寸状態が良くありませんでしたが、最新の葉身は正常に戻りましたε-(´∀`*)ホッ。唯、夏場の高温時期はどうしてもケロイド状になってしまう様ですので、今夏は一寸遮光強めの場所で管理しようと思います。下段写真左から、

1.こちらかに三枚は入手した当日の2021年5月17日に撮ったもので、こ
  ちらはこの時点での株姿。完成した捕虫嚢と次に生長してきている捕虫嚢の
  赤ちゃんが一つ着いていた
2.既に着袋していたもので、本種の捕虫嚢の実物をみるのは初めてである
3.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。残念ながら環境の変化か、この後
  完成せずに萎れて枯れてしまった(´;ω;`)ウッ…

1.2021年7月23日、やっと次の捕虫嚢の赤ちゃんが生長してきた。もう
  間もなく完成しそうである
2.2021年8月3日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。我が家に来て初めて
  の着袋。未だ小さいが、柄と色合いはとてもくっきりとしている
3.2021年9月17日、次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。一寸判り辛い
  が嚢全体に軟毛が生えている

1.2021年10月7日、大分大きくなってきた捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく
  完成しそうである
2.こちらから三枚は2021年10月16日に撮ったもので、こちらは左写真
  の捕虫嚢が完成した様子。我が家に記て二つ目の嚢!(^^)!
3.こちらは我が家で最初に着いた捕虫嚢だが、少しdirtyになりつつも未だ健
  在である
4.こちらはこの時点での株姿。これから気温が徐々に低下していくので、初冬
  辺りにかけて良い感じになってくれればと期待している

1.2021年12月16日、徐々に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
2.2021年12月26日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。やっと蓋が開き
  始めた様だ
3.こちらから三枚は2022年1月5日に撮ったもので、こちらは左写真の捕
  虫嚢のその後の様子
4.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。結構darkticな色合いになってきた(*^^)v
5.こちらはこの時点での株姿。お陽さんを十分に享受しているせいか、結構葉
  身の色合いは赤い

1.2022年2月13日、徐々に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
2.2022年3月3日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。完成したばかりなの
  で色合いは薄目
3.こちらから三枚は2022年4月14日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。生長はとても緩慢である
4.こちらは左から二枚目写真の捕虫嚢の様子。若干色合いは濃くなっているね
5.こちらは次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら完成しそ
  うだ

1.2022年6月14日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。もう少しで完成しそ
  うだが、これ以降完成したものを撮り忘れていた
2.2022年8月29日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃんだが、蓋とリップが合
  着している雰囲気だ
3.こちらから三枚は2022年10月10日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。今夏は特に異常な猛暑続きだったが何とか持ち堪えてくれたが
  随分ヘタッている様だ。これからの気温低下で復調を願いたいものだ
4.ひちらは左から二枚目写真のその後。やはり合着した状態で奇形な嚢となっ
  た様だ
5.こちらは完成して間近の最新の捕虫嚢。一応まともな姿に戻ってくれた様で
  一寸ε-(´∀`*)ホッ

1.2023年2月22日、この時点での最新の捕虫嚢。気温が低い時期なので
  なんとなく調子は良さそう(*^^*)
2.2023年4月7日、この時点での最新の捕虫嚢。最新とは云っても少し時
  間は経過している感じだ
3.こちらから四枚は2023年5月19日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での様子。急に気温が上昇してきたのでこれからぐずりそうな雰囲気(;^ω^)
4.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢で、左端写真の捕虫嚢の現在の状態の様だ
5.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢で、左端から二枚目写真の捕虫嚢の現在の姿
6.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。生長が遅い品種なので捕虫嚢の出来も
  遅々とした感じだ

1.こちらから二枚は2023年10月16日に撮ったもので、こちらは一つ前
  に着いた捕虫嚢。異常な猛暑で何とか着袋したって感じ
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。未だ猛暑の影響を少し受けてい
  る様に見える
3.こちらから四枚は2023年11月30日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。例年にない猛暑で一寸危なかったが、気温の低下と共に何とか
  調子を取り戻してきたよ~ε-(´∀`*)ホッ
4.こちらはいじけていたのか、最新の捕虫嚢だが奇形状態だ(;^ω^)
5.一つ前に展開した葉身と捕虫嚢の赤ちゃん。葉身はやっと展開し始めた最初
  のもので状態は良くない様だ
6.こちらは最新の正常になった葉身に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。
  こちらも何とかまともになりそうだ

1.こちらから二枚は2024年4月2日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の最新の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには
  もう少し掛かりそうだ
3.こちらから四枚は本日2024年5月15日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。上体はあまり良くない様だ(;O;)
4.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢で、左端写真の捕虫嚢のその後
  の様子。大した変化は無い様だ
6.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢で、左から二枚目写真の捕虫嚢の
  赤ちゃんが完成した様子

 

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