本日は、N.rafflesiana ×sib NO-3 Itoです。

①自生地  :N.rafflesianaはマレー半島、北ボルネオ島、スマトラ島、

       シンガポールなど、1835年記載種
②入手時期 :2021年2月1日に種子を入手
③入手元  :伊藤氏
④生長度合 :今は遅い
⑤栽培難度 :(・・?
⑥挿し木  :-
⑦嚢の大きさ:1cm程度
⑧雌雄   :-

そもそも和名の「うつぼかずら」とは、「ウツボ」すなわち、昔、弓矢を入れた壷状の容器を指し、補虫嚢が壷状をしていることに因むとされています。そして「カズラ」は蔓状の植物である事からその様に命名されたようです。そして、日本に初めて導入されたこのN.rafflesianaこそが「うつぼかずら」と命名された種に他なりません。
本種は2021年2月に、何時もお世話になっている伊藤氏より種子を戴きました。ご自宅で栽培されているN.rafflesiana同士の掛け合わせ種子です。ありがとうござい
ました。
種子を戴いて2月8日に播種後2ヶ月弱の4月5日に発芽を確認しました。低温時期でしたので大分時間がかかるかなと思いましたが、比較的早かったようです。その後
ソコソコ発芽してきていましたが、2021年の夏に何時もの如くドライアウトさせてしまいました。完全に全滅したと思っていたのですが、棚を整理していたら僅か2
個体ですが生きていました\(^o^)/。セルトレイの中で何とか生き永らえていたようです。そこで早速2号ビニールポットに上げました。
年のせいでしょうか、最近は特に水遣りをしたつもりがしていなかったりでドライアウトさせることが多くなった様に思います(;O;)。もしかしてボケが進行してきている
のでしょうかね(^▽^;)。
何とか無事に生長して欲しいと思っていましたが、何故か1個体はいつの間にか消えてしまい、現存1個体のみとなってしまいました( ノД`)シクシク…。現在多少調子を取り
戻してきている様ですので、何とか絶やさずに大きくしたいものです。下段写真左から、

1.2021年2月1日、戴いたばかりの種子を採ったもの。充実した種子を
  沢山戴いたよ~(^^♪
2.2021年2月8日、播種用の素焼鉢が確保できなかったこともあり、セ
  ルトレイに直接播種する事にした。2粒ずつ播種した図、これだと素焼鉢
  からセルトレイへの植替え手順が省けるね~(^^♪

1.こちらから三枚は2021年4月5日に撮ったもので、結構早く発芽した
  様だ。こちらは2粒共に双葉が展開してきている
2.下の実生は綺麗に双葉が展開しているが、上の実生は完全には展開しきっ
  ていない
3.こちらの2粒は概ね双葉が展開している様だ

1.こちらから四枚は2021年4月20日に撮ったもので、こちらはこの時
  点でのセルトレイの様子。一寸小さくて見え辛いがボツボツ発芽してきて
  いるよ~(^_-)-☆
2.ほぼ発芽しているが、左上のセルの上の種子は発芽が始まったばかりのよ
  うで、未だ背虫状態である
3.非常に判り辛いが、左上のセルの種子は発芽が始まったばかりで背虫状態
  にもなっていない。種実の部分が緑色になってきたばかり
4.左縦二つの種子は双葉が展開しきっている。右上の下の種子は背虫状態。
  右下は種実が色付いてきている状態
5.こちらは本日2022年10月25日に撮ったもの。昨夏ドライアウトさ
  せてしまい全滅したと思っていたが、何と2個体だけだが生き残っていた
  よ~\(~o~)/

1.こちらから四枚は2022年10月25日に撮ったもので、こちらはやや
  大きめの個体をセルトレイから抜いて根部をとったもの。根は僅かしか確
  認できない
2.2号ビニールポットにミズゴケで植付けた様子。着袋は良さそうだ
3.こちらはやや小さめの個体をセルトレイから抜いて根部をとったもの。根
  は全くと云っていいほど確認できない
4.2号ビニールポットにミズゴケで植付けた様子。2個体しかないので何と
  か無事に生長して欲しいもの。来春以降に期待しよう

1.こちらから三枚は2023年8月23日に撮ったもので、やや大き目の個
  体のこの時点での様子。何とか育っているって感じ(^^ゞ。小さめの個体
  は何時の間にか逝ってしまったよ~(*´ω`*)
2.一つ前に着いた捕虫嚢。今のところ大した特徴は無い様だ
3.最新の捕虫嚢。僅かに色合いは濃くなった雰囲気で、リップも若干せりあ
  がってきつつある様だ

1.こちらから五枚は本日2024年2月13日に撮ったもので、こちらは現
  在の株姿。未だめっちゃ小さいが、何とか調子は良くなりつつあるようで
  一寸ε-(´∀`*)ホッ
2.二つ前に着いた捕虫嚢。完成して大分経っているのでボチボチ役目を終え
  るやも…
3.一つ前に着いた捕虫嚢。こちらも少しくたびれてきつつある様だ(^_^;)
4.最新の捕虫嚢。何と何良い感じで、ストライプも比較的入ってくれる様だ
5.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。これは未だ小さく
  完成するまでには一寸時間を要しそうである

 

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