本日は、N.alata(b)EP由来です。

①自生地  :N.alataはフィリピン(ルソン島、その他の島々)、マレー半島、
       スマトラ・モルッカ島等、1837年記載種
②入手時期 :2018年8月
③入手元  :I氏
④生長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:18cm程度
⑧雌雄   :我が家での開花実績無し

N.alataはフィリピン(ルソン島、その他の島々)、マレー半島、スマトラ・モルッカ島等に自生しており、水平垂直分布が広範で、種によっては気難しいものもあります
が、本種はどうでしょうか。雰囲気的にひょうたん種を引き延ばして下腹部を膨らませた感じでしょうか。とっても魅力的な品種だと思います。夏は無事に越してくれま
したので高温には強そうです。低温はどうでしょうか、3年ほど冬をやり過ごしましたが特に問題はありませんでした。多分高温、低温に強い強健種ではないかと推察し
ます。唯、冬場は着袋するものの捕虫嚢の寿命は結構短いですね(^^ゞ。
2019年8月に伊藤氏よりお譲り戴きました。とっても立派な個体を戴き、誠にありがとうございました。戴いた当初は5つも完成した捕虫嚢が着いていたのですが、
我が家に来てから一向に着袋しませんでした。その後10月になってやっと1つだけ嚢が完成しました。環境の悪さが原因でしょう(;´д`)トホホ。
その後冬季は一切着袋しませんでした。着袋にはある程度の温度を必要とする品種なのかもしれません。唯、低温で弱る雰囲気ではなさそうです。そして2020年5月
になって大分気温が上昇してきた頃からやっと着袋が始まりました。晩秋辺りまで目を楽しませてくれていました。そして嬉しいことに地際から二番目の腋芽が発生して
きました。ある程度徒長したのですが主茎よりも先に逝ってしまいました(ノД`)シクシク。現在は主茎の途中から2芽腋芽が発生し生長しています。地際からも2芽腋芽が発生し既に徒長が始まっていましたが、何故か急に逝ってしまいました。その後再度地際から腋芽が3芽発生し着袋が始まっています。
本種はその後発売された狂氣令嬢「茜」とそっくりで違いが判りません。多分同じ品種ではないかと思うのですが…、どうでしょうか。下段写真左から、

1.日知らから四枚は戴いた当日の2018年8月3日に撮ったもので、こち
  らはこの時点での株姿。とてもしっかりとした苗で既に5つも捕虫嚢が着
  いているよ~\(^o^)/
2.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。この細長くて下腹部が嚢む形はとっても
  素敵だね~(・∀・)ニヤニヤ。後ろには蓋が開きかけた捕虫嚢も見える
3.二つ前に着いた捕虫嚢。色合いは若干赤くなっている
4.三つ前に着いた捕虫嚢。ネペンでは美人系に属すると勝手に思っている(^^

1.2018年10月2日、我が家に来て初めての捕虫嚢が出来つつある。僅
  かに蓋が開き気味の様な…
2.こちらから三枚は2018年10月10日に撮ったもので、こちらは最新
  の株姿。置き場所が悪いためか若干青瓢箪だが、既に徒長の兆しが…
3.戴いた当日に蓋が開き始めた捕虫嚢の完成形
4.我が家に来て初めて着袋したもので、左端写真の捕虫嚢のその後。一寸陽
  当たりの悪い場所で管理している為かめっちゃ青瓢箪で、下腹部の膨らみ
  も殆ど無い。もう少し陽当たりの良い場所に移せればいいのだが…

1.こちらから四枚は2019年6月13日に撮ったもので、こちらは最新の
  アッパー。冬から春にかけて一向に着袋しなかったが、漸く着袋が始まっ
  た様だ
2.最初に膨らみ始めたアッパーの赤ちゃん。この時点からしてとてもスレン
  ダーな感じ
3.次に成長を開始したアッパーの赤ちゃん
4.こちらは地際の様子。やっと待望の腋芽が発生してきたよ~!(^^)!。初め
  てのロアーが拝めそう(^_-)-☆

1.2019年7月29日、地際から発生した腋芽に着いた最初の超ロアー。
  全く想像していない代物だった^^;
2.2019年8月8日、主茎に着いたアッパー気味の補虫嚢。色合いは全く
  無くなってしまった感じ
3.こちらから四枚は昨日2020年5月21日に撮ったもので、こちらは地
  際から発生した腋芽が徒長を開始した枝に着いた最新の捕虫嚢
4.地際から発生した腋芽が徒長を開始した枝に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃ
  ん
5.1m以上徒長した主茎に着いたアッパー。何となく色合いは載っている感
  じだね~
6.1m以上徒長した主茎に出来つつあるアッパーの赤ちゃん

1.こちらから四枚は2020年9月11日に撮ったもので、こちらは地際か
  ら発生した腋芽が徒長した枝に着いた二つ前の捕虫嚢。既にアッパーの様
  相
2.同じく一つ前に着いたアッパー
3.同じく最新のアッパー。殆ど日陰上体の場所で出来たせいか。全くと云っ
  て良いほど色合いは無く。グリーン一色に近い
4.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は2020年11月9日に撮ったもので、こちらは地際か
  ら発生した腋芽が徒長した枝に着いた一つ前のアッパー
6.同じく最新のアッパー。既に次の腋芽も地際から発生してきているが、お
  陽さんが当たらないため青瓢箪状態(;´д`)トホホ

1.2021年5月16日、地際から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。この時点
  では未だ少しだけだがお陽さんに当たっていた様で、赤味は少し発現して
  いる
2.こちらから二枚は2021年7月29日に撮ったもので、地際からの腋芽
  が少し生長した枝に着いた最新の捕虫嚢。色合い悪くグリーン一色になっ
  た
3.左写真の捕虫嚢の一つ前に着いたもの
4.2021年9月18日、この時点での細心の捕虫嚢。まさしく青瓢箪だね
  (^^ゞ
5.2021年11月13日、最新の捕虫嚢だが、色合いも大きさもイマイチ
  (ノД`)
6.2021年12月4日、地際から発生した腋芽が少しずつと注してきた枝
  に着いた最新の捕虫嚢。早く新温室に移動させてお陽さんにしっかりと当
  ててやりたいものだが…

1.こちらから六枚は本日2022年2月28日に撮ったもので、本日旧温室
  から何とか引きずり出して新温室に移動させた。既に2.5m程度徒長し
  ており、地際から2芽腋芽が発生している
2.主茎の1.2m辺りから腋芽が2芽発生して既に着袋も始まっていた
3.こちらから二枚は、最初に発生した上段のやや大きめの腋芽に着いた最初
  の捕虫嚢
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。少し大きくなったかな(^^♪。
  翼が結構発達しているよ~
5.下段のやや小さめの腋芽に着いた最初の捕虫嚢。こちらもボチボチ枠が発
  達している
6.左写真の捕虫嚢の次にできつつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。もう少しし
  たら徒長枝はこの脇芽の上部でカットし挿し木にしよう

1.こちらから六枚は2022年8月4日に撮ったもので、こちらは主茎が1.
  5m程度徒長した枝の1m辺りから発生した腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢
3.こちらは主茎が1.5m程度徒長した枝の1m辺りから発生した別の腋芽
  に着いた最新の捕虫嚢
4.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完
  成しそう
5.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。何れにしても夏場に着く捕虫嚢は総じて
  色合いは薄い
6.地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢

1.こちらから四枚は2022年11月20日に撮ったもので、こちらは地際
  から発生した腋芽に着いた一つ前に着いた捕虫嚢。リップが既にdirty(^^;
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢
3.こちらは主茎が1.5m程度徒長した枝の1m辺りから発生した腋芽に着
  いた最新の捕虫嚢。大分色合いが褪せてきた
4.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
5.2022年12月3日、地際から発生した腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤
  ちゃん
6.2022年12月12日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。とても発色が
  いいね(*^^*)

1.2022年12月28日、上記写真の右写真の捕虫嚢の赤ちゃんが完成し
  た様子
2.こちらから四枚は2023年2月1日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生した腋芽に着いた最新の捕虫嚢。良い色合いだね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
3.主茎が1.5m程度徒長した枝の1m辺りから発生した腋芽に着いた最新
  の捕虫嚢。随分slimになり括れが目立つ様だ
4.こちらは主茎の途中から発生した別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢
5.更に別の腋芽に着いた捕虫嚢。色合いは若干薄い様で、大きさも一寸イマ
  イチの様だね(^^;

1.こちらから六枚は2023年8月8日に撮ったもので、こちらは主茎が1.
  .5m程度徒長した枝の1m辺りから発生した腋芽に着いた一つ前の捕虫
  嚢。slimでめっちゃ色白になった。高温期には色白というか淡泊になるこ
  とが多い
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。更にslimになった気が…
3.別の小さめの腋芽に着いた最新の捕虫嚢。寸胴な感じ(^_^;)
4.左写真の捕虫嚢の次出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
5.地際から発生した腋芽に着いた最新の捕虫嚢。僅かに色合いが載っている
  感じだ
6.左写真の捕虫嚢の次出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには
  大分時間が掛かりそうだね

1.こちらから三枚は2023年10月27日に撮ったもので、こちらは主茎
  に着いたアッパー。左が一つ前に着いたもので右が最新のもの
2.地際から発生してきた大き目の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。斑模様が比
  較的目立つ様だ
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。何となくslender気味になっ
  ただろうか(・・?
4.こちらは主茎が2m弱徒長した枝の1m辺りから発生した腋芽に出来つつ
  ある捕虫嚢の赤ちゃん
5.地際から発生してきた大き目の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。大きさはまだ
  まだだが何となく良い感じになってきそうだ
6.地際から3芽腋芽が発生し生長してきているが、こちらは二番目の腋芽に
  着いた最新の捕虫嚢。まだまだおぼこいね~(^^ゞ

 

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