本日は、N.ventricosa seeding select山本です。
①自生地 :フィリピンの固有種で、ルソン島ボントックバナウェ地方やマヨン山
の高地、シブヤン島など、1837年記載種
②入手時期 :2019年4月
③入手元 :ケフおさん
④生長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単、低温、高温に強い
⑥挿し木 :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm程度
⑧雌雄 :♀、4月頃
N.ventricosaは一般的に冷涼多湿を好む傾向にありますが、バラエティーによっては自生環境が異なることから、高温・乾燥でも至って元気な種もあります。本種は山本氏による実生選別種でしょうか。2019年4月にブログでお世話になっているケフおさんから戴きました。誠にありがとうございました。
戴いた時点で小さな捕虫嚢が1つ着いていましたが、本来の姿ではありませんでしたので、どの様な捕虫嚢になるのかとても楽しみでした。2019年夏になって漸く一寸だけベントリの雰囲気がする捕虫嚢を着けてくれましたが、それでも未だ本来の姿ではありませんでした。
このところずっとショボイ状態が続いていましたが、草体は若干大きくなった様に思います。新温室に移動後、1ヶ月程度愚図り気味でしたが、最近はボチボチの調子になっているように思います。着袋はとても良くほぼサボることなく着けてくれるようになりました。
本種は晩秋辺りから初夏にかけて一番調子が良くなる様で、真夏は一寸暑がるのか生長は芳しくなく、着袋するみののショボくなることが多い様です。少し前に主茎は朽ちてしまいましたが、地際から発生した腋芽が何とか育ってきました(^_^;)。気温は徐々に低下してきていますので、何とか良い感じになって欲しいものです。下段写真左から、
1.2019年4月12日に撮ったもので、戴いた当日の株姿。とても元気そ
うなしっかりとした苗で、めっちゃ小さなロアーが1つ着いていたよ(^^♪
2.こちらは2019年6月16日に撮ったもので、この時点での株姿。我が
家に来て2枚ほど葉身が展開し、一寸だけ良い感じの捕虫嚢も着き始めた
3.2019年11月2日、この時点での株姿。まだまだだね~^_^;
1.こちらから三枚は何れも2019年6月16日に撮ったもので、こちらは
戴いた当日には着袋していたロアー。めっちゃ小さくて本来の姿とは似て
も似つかないが、これからの生長に期待したいもの
2.こちらは最近完成した最新の捕虫嚢。少しだけベントリの雰囲気が出てき
たよ~(^_-)-☆
3.こちらは最新の生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら完成しそう
だね。それにしても結構スレンダーな感じだが、何れ化けてくれるのだろ
うか
4.こちらから二枚は2019年11月2日に撮ったもので、こちらは一つ前
に着いた捕虫嚢
5.最新の捕虫嚢。相変わらずショボイよ~(ノД`)
1.こちらから四枚は2020年2月2日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。相変わらずだが一寸だけ大きくなったかな(^.^)。早く元気な
腋芽が発生して生長して欲しいものだ
2.二つ前に着いた捕虫嚢。嚢の下部に溜まっている水がドスグロイが、何か
しらの獲物を捕らえている様だ
3.一つ前に着いた捕虫嚢
4.最新の捕虫嚢で出来たばかりの様だ。一寸小さいが艶々(^_-)-☆
1.こちらから五枚は2020年9月9日に撮ったもので、こちらはこの時点
で在の株姿。若干大きくなっただろうか。生長は結構チマチマのようであ
る(^^;)
2.二つ前に着いた捕虫嚢。そんなに時間は経過していないはずだが、何かめ
っちゃdirtyだね(^^ゞ
3.一つ前に着いた補注嚢。こちらも少しdirtyぎみだ
4.最新の捕虫嚢。N.ventricosaに似合わず、結構スレンダーになってきたよ
~。こんな状態で今後も着袋するのだろうか
5.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少しかかりそうだ
1.こちらから四枚は2021年1月17日に撮ったもので、この個体はやっ
とこの日に旧温室から新温室に転居できたε-(´∀`*)ホッ。こちらはこの
時点での株姿。生長は相変わらずの様である
2.一つ前に着いた捕虫嚢。色合いは結構赤い様である
3.こちらは最新の捕虫嚢。艶めかしいリップが良い感じ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
4.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
1.こちらから五枚は2021年3月25日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。やはり植替えしないと思った様には生長してくれないかもし
れないね~
2.二つ前に着いた捕虫嚢。何かおぼこい感じ(^^ゞ
3.一つ前に着いた捕虫嚢。色合いが若干薄いせいか斑模様が良く判る
4.最新の捕虫嚢。大分赤くなってきた様だ
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。この時点で結構赤味が強いので、
中々の物ができるかもしれないね(^'^)
1.2021年4月24日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。僅かに蓋が開き始
めた様である
2.2021年5月4日、すっかり完成した捕虫嚢。リップの角張がとっても
良い感じだね~
3.2021年5月26日、この時期が一番調子良い様で、ボコボコと美しい
捕虫嚢を着けてくれている。左の捕虫嚢はできたてで未だリップは完全に
完成していない
4.2021年6月16日、完成に近い捕虫嚢
5.こちらから二枚は2021年9月30日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。夏場はイマイチ元気がなくなる感じだが、これから涼しくな
ってくるので復調に期待したいところだ
6.高温期は捕虫嚢もショボイ(^^ゞ。これからは良い感じの捕虫嚢を着けて
くれる筈である
1.こちらから四枚は2021年11月10日に撮ったもので、こちらは二つ
前に着いた捕虫嚢。気温が低下してきているので一寸ショボくなってきた
かな
2.一つ前に着いた捕虫嚢。色合いも随分と掠れた感じになった
3.最新の捕虫嚢。色合いは若干薄い様だ
4.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少し時間が必要な
様だね
5.2021年11月21日、蓋が開いて間もない状態。リップが徐々に反っ
てきている状況
6.2021年11月30日、左写真の捕虫嚢が完全に完成した様子。若干リ
ップが角張った感じ
1.こちらから二枚は2022年2月6日に撮ったもので、こちらは一つ前に
着いた捕虫嚢。気温の低下で捕虫嚢も一寸ショボイね(^^ゞ
2.最新の出来たばかりの捕虫嚢。表面がツルツルっした感じだ
3.こちらから四枚は2022年3月23日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。何か一向に大きくならない感じだ(^▽^;)
4.一つ前に着いた捕虫嚢。まだまだ小さくリップの角張も殆ど無い
5.最新の捕虫嚢。まだまだ小さいが色合いは若干載ってるかな
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。もう少しで完成しそうだ
1.2022年5月21日、現主茎に出来つつある捕虫嚢。大分ぷっくらとし
てきた様で間もなく完成しそうだ
2.2022年6月14日、地際から待望の腋芽が発生してきた。既に補虫嚢
の赤ちゃんが形成されつつある
3.こちらから二枚は2022年9月27日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。夏場はどうしてもヘタる様だね
4.地際から発生してきた腋芽が少しずつ生長してきた様で、既に数個着袋し
ている
1.こちらから五枚は2022年9月27日に撮ったもので、こちらは現主茎
に着いた二つ前の捕虫嚢。完成して大分時間が経っている様だ
2.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。猛暑の中でも着袋するがめっちゃショボ
くなる
3.最新の捕虫嚢。未だ暑さによる生長の弊害を受けている様だ
4.次に成長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。何か更に酷くなった気がする。
5.地際から発生してきた腋芽についたもの。右が一つ前に着いたもので、左
は生長途中の赤ちゃん。間もなく完成しそうだ。これから気温が徐々に低
下してくるので良い捕虫嚢が期待できそう)^o^(
1.こちらから六枚は2023年3月6日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。相変わらず生長はチマチマ状態だ(^^;
2.地際から発生してきた腋芽のその後の様子。こちらも遅々としているが少
しずつ生長してきているだろうか
3.こちらは主茎に着いた一つ前の捕虫嚢。ショボっ(;^ω^)
4.主茎に着いた最新の捕虫嚢。これから良い感じになって欲しいものだが…
5.地際から発生してきた腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢
6.地際から発生してきた腋芽に着いたもので、右が最新の捕虫嚢。左が生長
途中の捕虫嚢の赤ちゃんで、もう少しで完成しそうな感じだ
1.こちらから五枚は本日2023年11月19日に撮ったもので、こちらは
現在の株姿。主茎は力尽きてしまったが地際から発生してきた腋芽がかろ
うじて生長してきている様だε-(´∀`*)ホッ
2.最新の捕虫嚢。めっちゃ小さくなったが、気温低下のせいか状態は何とな
く良くなってきている様だ
3.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。蓋がめっちゃ膨らんできているので
間もなく完成しそう(*^^*)
4.左写真の捕虫嚢の赤ちゃんの次に生長してきている赤ちゃん
5.こちらは左写真の捕虫嚢の赤ちゃんの次に更に生長してきている赤ちゃん
纏めて3つ生長してきているね(*^。^*)
ランキング参加中、ポチッと! 応援の程宜しくお願い致します。
m(._.)m
↓↓↓