本日は、N.mira×thoreliiです。
 
①人工交配 :N.mira×thorelii
②入手時期 :2019年10月
③入手元  :ドラティーさん
④成長度合 :普通(・・?
⑤栽培難度 :普通(・・?
⑥挿し木  :我が家では
⑦嚢の大きさ:6cm程度
⑧雌雄   :?

種子親のN.miraは、フィリピンの南西部にあるパラワン島の標高1500~1600m辺りに自生する高地性品種で、1998年に記載された比較的新しい品種です。ロアーはズングリむっくりの特徴的な捕虫嚢を着けるようですが、実物を拝んだことがありません。
一方花粉親のN.thoreliiは、カンボジア、ベトナム等のサバンナ性湿地に多く自生している塊根性の品種で、1909年に記載されました。高温、低温、乾燥に強い品種
で、乾季にはその塊根により生き永らえてきたものと推断します。
この両種の二元交配で、2019年の10月にドラティーさんよりお譲り戴きました。ありがとうございました。戴いた時には着袋していませんでしたが、今春になって漸く着袋がせまりました。挿し木苗なので、既にロアーからややミドル寄りの捕虫嚢なのかもしれませんが、形は雰囲気的にN.thorelii寄りでしょうか。色合いはとって
も明るい赤色で結構目立ちます。
夏の暑さは全くと云って良いほど問題なく、それよりもやや高温の方が調子が良さそうです。N.thorelii寄りの性格が強いのでしょうか、結構耐暑性があるようです。唯、
2021年12月頃は気温の低下によるものか、草体は調子が悪そうな感じになっていました。しかも捕虫嚢は一つしかついていませんでした。唯、地際から発生した腋
芽が少しずつ生長してくれました。残念乍ら主茎は枯れてしまいましたが、今後はこの腋芽に期待したいと思います。
と思っていたのも束の間、この腋芽もあっという間に枯れこんでしまいました。次の腋芽が何とか生長してきて腋芽更新となりましたε-(´∀`*)ホッ。下段写真左から、

1.入手当日の2019年10月26日に撮ったもので、こり時点での株姿、立
  派な挿し木苗である
2.こちらは2020年無6月2日に撮ったもので、この時点での株姿。大きさ
  と云えば少し小さくなった( ノД`)シクシク…。唯、多少はガッチリしてきた感
  じだろうか

1.20230年5月20日、戴いてやっと捕虫嚢が出来そうになってきた。も
  う少ししたら完成しそうな雰囲気(^_-)-☆
2.こちらから二枚は2020年6月2日に撮ったもので、こちらは我が家で初
  めて完成した捕虫嚢。大きさや形は花粉親のN.thorelii似だろうか。それに
  しても色合いはとても明るい赤で鮮やかである
3.次に成長を開始してきた蔓の先端部分。これから徐々に大きくなり捕虫嚢を
  形成する

1.こちらから三枚は2020年7月24日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。何か株の状態はイマイチの様だが、しっかり着袋はしている様だ
2.こちらは最新の捕虫嚢。何となくリップが特徴的な雰囲気になっている
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。ある程度時間が経過している為か、色合い
  は少し濃くなっている

1.こちらから三枚は2020年12月19日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。最新の葉身が若干リージャンプしてきた様だ
2.一つ前に着いた捕虫嚢。気温の低下のせいだろうか、めっちゃショボくなっ
  てきてる
3.最新の捕虫嚢。未だ開いたばかりでリップは完成していない

1.こちらから二枚は2021年5月22日に撮ったもので、こちらは最新の出
  来立て捕虫嚢。リップは未だ完全に完成してはいない様だ。一部裂けてる(^^;)
2.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらから四枚は2021年6月25日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。生長は超緩慢のようで中々大きくならない。やはり鉢増ししない
  といけないかな(^^;
4.こちらは左端写真の捕虫嚢のその後の様子。大して変化は無い様だ
5.最新の捕虫嚢。何か色合い以外はN.thoreliiそのものの様に見えるが…
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少々時間が必要
  な様だ

1.こちらから五枚は2021年9月13日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。植替えしていないせいか生長は遅いようである(^^;
2.地際から少し上の節から腋芽が発生してきた様子
3.一つ前に着いた捕虫嚢。色合いは若干薄くなってきただろうか
4.最新の捕虫嚢。こちらもリップの一部分が破れているよ(ノД`)
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには未だ時間がかかりそ
  うである

1.こちらから三枚は2021年12月7日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。何か状態は悲惨になりつつある気がする(´;ω;`)ウッ…
2.地際より少し上の節から発生してきた腋芽のその後の様子。僅かだが生長し
  てきた様だ。来春早々植替えしてこの腋芽に期待しよう
3.最新の捕虫嚢。と云っても一つしか着いていないのだが…

1.こちらから五枚は2022年6月14日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。既に主茎は枯れてしまった(ノД`)・゜・。
2.枯れた主茎と嚢などをカットした様子。早く鉢増ししてググッと大きくしな
  いといけないな
3.二つ前に着いた捕虫嚢。めっちゃ小さいが色合いは良い様である
4.一つ前に着いた捕虫嚢。僅かに大きくなったかな(^^;)
5.最新の捕虫嚢。鉢増しして大きくなればもう少しましな捕虫嚢を着けてくけ
  るだろうか

1.こちらから六枚は本日2023年6月26日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。瞬く間に主茎が枯れてしまったが、何とか腋芽更新している
2.枯れ朽ちた枝葉を取り除いたところ。早く鉢増ししたいところだが…
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。ややポチャで色合いは結構赤みが強い様だ
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。ややslenderぎみになってきた
  感じだね~
5.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら完成しそうな感じにな
  ってきた
6.左写真の捕虫嚢の赤ちゃんの次に出来ようとしている蔓の先端部分。完成ま
  でには結構かかりそう、ってか完成するだろうか(;^ω^)

 

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