本日は、N.Red Leopardです。

①人工交配 :N.ventricosa×maxima
②入手時期 :2011年11月
③入手元  :リベラルファーム殿(ぷりんさん)
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :水挿し容易
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax10cm程度
⑧雌雄   :♂、6月頃

本種はその模様から『赤い豹』と名付けられたのでしょうか。非常に的を得た種名の様に思います。成体の捕虫嚢は、襟の部分が種子親のN.ventricosaに良く似て角張った感じになり、その模様はN.maxima譲りでしょうか。両親の特長が非常に良く表れている種だと思います。
成体の捕虫嚢はくびれのない寸胴な感じで、N.burkeiやN.Sanyo Redに良く似ている様に思います。入手して既に8年9ヶ月程度経過しました。親株の方は主茎及び最初の腋芽と2、3番目の腋芽は既に力尽きて、現在は4番目~6番目の腋芽も大分徒長しています。
中々開花する雰囲気は無いようでしたので、2015年5月に2番目の腋芽を少しカットし挿し木にしました。茶色瓶に水挿ししていましたが、何れも問題なく発根しました。その内の2個体は里子に出ました。残りの1個体は予備として我家で育てています。温室内のスペースの問題から冬場は家の廊下で育てていましたが、2017年秋温室内に取り込みました。当然ですが冬場でも温室内ではちょこちょこ着袋してくれるようです!(^^)!。
2018年の6月になって、挿し木苗に初めて花芽が付き開花しました。男の子でした。親株では未だ一度も開花していないのですが…。一昨念の春は久し振りに挿し木にしようと思いましたが、他の分譲予定品種を優先して挿し木にしたせいで置き場所が無くなってしまいました。昨春も他の分譲予定品種を優先してしまいましたので、このシーズンには予定したいと思いますが…(^^;。下段写真左から、

1.入手当日の2011年11月9日に撮った草姿。殆ど色合いの無い小さな嚢
  が既に2つ着いていた
2.入手して約1年経過した2012年11月19日に撮ったもので、出来が悪
  くあまり良い状態ではない。頂芽が潰れてしまい、頂芽の下から腋芽が発生
  してきた。又、地際から元気な腋芽が成長している
3.2013年5月30日、生長がイマイチの様なので、入手して初めての植替
  えをすることにした。ビニールポットから根鉢を外した様子。まあまあの発
  根状況かな
4.2013年10月20日、植替え後から一寸調子が上がってきた様で、少し
  ずつではあるが大きくなってきているかなって感じ
5.2014年7月10日に撮った株姿。今の時期はとても良く着袋するが、草
  姿の見栄えが悪い。光線が少し強すぎるのは分かっているが、あえてこれで
  育てている。梅雨が明けたら少し遮光してやった方が良いかな
6.2015年5月16日に撮ったもので3~4番目の腋芽の様子。2番目の腋
  芽は80cm程度に伸長するも、一向に開花の雰囲気がない
7.2015年7月28日に撮った草姿
8.2015年12月9日に撮った株姿。一寸見辛いが腋芽は2芽とも順調に生
  長中の模様

1.2012年1月29日、我が家に来て始めて着いた嚢。色、柄が少しずつ載
  ってきた感じ
2.2012年3月18日、更に色、柄がくっきりとしてきた。本種の特徴が少
  しずつ出始めた感じ
3.2013年6月23日、やっと本種本来の嚢になったかな。この色合い、斑
  模様、リップが何んとも良い
4.2014年7月10日に撮った最新の捕虫嚢。襟の色合い、角張が中々のも
  の

1.2015年5月6日、腋芽に出来た嚢で、間もなく完成しそう
2.こちらから3枚は2015年5月15日に撮ったもので、これは腋芽の最初
  の頃の嚢で、襟の部分は殆ど角張がない
3.こちらは一番左の写真のその後で、蓋が開き完成したもの。少し角張が出て
  きた感じ
4.次の生長途中の嚢
5.こちらから二枚は2015年7月28日に撮ったもの。徐々に鈴なりになり
  つつある(・・?
6.これは別の角度から撮ったもの
7.2015年11月7日、中々良い色合い(〃艸〃)ムフッ
8.2015年12月9日に撮ったもので、手前の大きいものは最新の捕虫嚢、
  本種は気温の低い時期でもしっかりと着袋してくれる

1.こちらは2015年5月16日に撮ったもの。一向に開花しないので少々カ
  ットし3本程(頂芽枝×1、節間枝×2)挿し木にした。発根を期待したい
  ところ。後ろの左側の瓶にはフッケリアーナ・グリーン嚢丸型、右瓶はフッ
  ケリアーナ・ピッタータ山本を各々挿しているもの
2.こちらから二枚は2015年8月17日に撮ったもので、こちらはボチボチ
  発根してきた様子。ビニールポットに上げる事とした
3.ビニールポットにミズゴケで植付けた様子。この後、節間枝の苗1個体は里
  子に出てもらった
4.こちらから五枚は2015年12月9日に撮ったもので、こちらは頂芽枝を
  挿し木にしたその後。既にアッパーが着いている
5.そのアッパーをアップしたもので、こちらはひとつ前に出来たもの
6.こちらは最新のアッパーだが、僅かながらリップに色が載っている
7.節間枝を挿し木にしたその後。やっと腋芽が生長を始めてきた
8.その生長を始めてきた腋芽の最初に出来つつある捕虫袋。こちらは完全なア
  ッパーではなく、やや柄と色合いが載っている雰囲気でミドル後半辺りって
  ところだろうか

1.こちらから二枚は2016年6月14日に撮ったもので、こちらは開花を期
  待して頂芽枝を残したもので、NO-1個体として管理。既に地際から腋芽が発
  生してきた。この週末辺りにでも植替えを予定しよう
2.NO-1個体の最新の捕虫嚢で、既にミドルからアッパー寄り
3.2016年5月14日に撮ったもので、節間枝の生長が遅かった個体を残し
  たNO-3個体として管理。徐々に大きくなり着袋も始まっている
4.2016年5月19日、NO-3個体に出来た捕虫嚢
5.こちらから二枚は2016年6月14日に撮ったもので、NO-3個体のその後
  の様子。5月末より戸外栽培に移したので、やや葉面が赤味がかってきた
6.こちらはNO-3個体の最新の生長途中の捕虫嚢

1.2016年4月28日、完成して間もない捕虫嚢を手に取ってみた。概ねこ
  れ位の大きさ。新しい嚢は艶があって良いね~(o^―^o)
2.2016年5月6日、左は開き始めたばかりの嚢。右の嚢は完成までにもう
  少しかかりそう
3.2016年5月7日に撮った株姿
4.こちらから五枚は2016年6月14日に撮ったもので、こちらは株姿。気
  温の上昇と共に生長がやや加速してきた
5.オォ~\(◎o◎)/! 次の潜芽が動き始めたぞ~
6.親株の着袋の様子。ボチボチ着いてきたね(⌒∇⌒)
7.捕虫嚢をアップ。中々良い感じ。うぅ~ん、やはりリップの角張が中々のも
  の
8.次の最新の嚢になるオチビちゃんが只今生長中

1.2016年11月27日、3番目の腋芽に出来たばかりのロアーで、艶々し
  ている
2.こちらから七枚は2016年12月26日に撮ったもので、こちらは親株の
  株姿
3.株元の様子をアップしてみた。主茎及び、最初の腋芽は耐えてしまったが、
  2番目~4番目の腋芽は順調に生育中。そして潜芽が大分大きく生長してき
  た様子で、一番手前が5番目の腋芽となる
4.我家に予備として残したNO-3個体のその後の様子。温室内が飽和状態なので、
  未だ廊下で管理しているためか、嚢は枯れてきた。ボチボチ温室に取り込ま
  ないといけないのだが…
5.親株に出来たミドルだが、大分日が経過している様で、相当くたびれている
  よね~(*^-^*)
6.こちらは4番目の腋芽に出来たロアー
7.こちらは3番目の腋芽に出来たロアーで、多分左端写真の嚢のその後だと思
  う
8.こちらは最新の5番目腋芽に出来たロアー。めっちゃオチビちゃん(ΦωΦ)フフ

1.こちらから三枚は我が家の予備として取っている挿し木苗に出来たもので、
  こちらは2017年7月12日に撮ったもの。既にアッパーが着き始めてい
  る
2.こちらは最新のアッパー。僅かに襟元に色が載っている
3.2017年8月1日、こちらは少し前に地際から発生した腋芽に出来た最初
  のロアーで、結構良い色合いになった
4.こちらから三枚も2017年8月1日に撮ったもので、こちらは親株の何番
  目かに出来た腋芽に着いたミドル辺りの捕虫嚢
5.こちらは別の腋芽に出来たミドル辺りの捕虫嚢で、やや赤味が強い様だ
6.こちらも別の腋芽に出来たミドル辺りの捕虫嚢

1.こちらから七枚は何れも予備として残したNO-3個体。こちらは2017年1
  1月7日に撮ったもので、挿し木苗の主茎に付いたアッパー
2.こちらから6枚は2018年2月1日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
  主茎はだらしなく徒長しており、地際からの腋芽も大分大きくなってきた。
  今春にはこの徒長枝をカットして挿し木にでもしようか
3.腋芽に着いたロアーからミドル寄りの捕虫嚢で1つ前のもの
4.こちらは最新の捕虫嚢で、腋芽に着いたミドル。未だ柄や色合いは残ってい
  る
5.こちらは次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までもう少しかかり
  そうだ
6.次の次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
7.こちらは主茎に出来つつあるアッパー。奥の葉身は腋芽のものだが、直射ガ
  ンガンなので一寸葉焼け気味(⌒▽⌒)アハハ!
8.2018年3月2日、挿し木苗に着いたミドル寄りの捕虫嚢。気温の上昇と
  共に良い感じの嚢を着け始めた(*^^*)

1.2018年3月13日、挿し木苗のある程度徒長してきた枝に着いたもので、
  蓋が開いて間もないもので襟は未だ完成していない
2.こちらから2枚は2018年5月24日に撮ったもので、こちらは挿し木苗
  の徒長枝に着いたアッパーで、完全に色素は欠落している
3.こちらは多分左端写真の捕虫嚢を逆アングルから撮ったものだと思う
4.2018年5月29日、典型的なアッパーだろうか
5.2018年6月12日、本種としては初めての開花で男の子であった。交配
  親に使ってみたが果たして結果は(・・?
6.2018年6月26日、挿し木苗の最新腋芽に着いた最初の超ロアー
7.こちらから二枚は2018年8月10日に撮ったもので、こちらは親株に着
  いたミドル寄りの捕虫嚢。一寸darkな感じ
8.こちらも親株のもので、最新の腋芽に着いたロアー

1.2018年12月8日、一寸ニベアっポイ色合いのアッパーで、襟元部分が
  僅かに赤っぽい
2.2019年1月12日、右は一つ前に着いたアッパーで、左は最新のアッパ
  ー
3.こちらから二枚は2019年1月23日に撮ったもので、こちらは徒長枝の
  途中から発生した腋芽に着いた最初の捕虫嚢
4.こちらは同じ徒長枝に出来つつある最新のロアーの赤ちゃん
5.こちらから四枚は2019年2月8日に撮ったもので、こちらは左写真の捕
  虫嚢が完成した様子
6.徒長枝に出来つつあるミドル寄りの捕虫嚢の赤ちゃん
7.こちらも徒長枝に出来たもので、最新のミドル。結構リップの形状、色合い
  柄が毒々しい感じだね~(^^♪
8.最新のアッパー、結構白っぽい感じになってきたよ~(*^^)v

1.2019年3月1日、徒長枝に出来つつあるアッパーでほぼ緑一色
2.2019年3月16日、徒長枝に着いたアッパー。多分左写真の嚢のその後
  ではないか
3.2019年4月19日、地際から発生した腋芽が少し生長した枝に着いたミ
  ドル寄りの捕虫嚢。未だ結構柄色合いは濃い
4.2019年7月3日、徒長枝に着いたアッパー
5.2019年7月17日、こちらも徒長枝に着いた別のアッパー
6.こちらから三枚は2019年8月4日に撮ったもので、こちらは地際から発
  生した腋芽が徒長した枝に着いたミドルで蓋が開き始めたばかり
7.こちらは地際から発生した別の腋芽に着いたもので、ロアーからややミドル
  寄りの捕虫嚢
8.出来て既に大分時間が経っている様で、蓋の先端がボチボチ枯れてきている

1.こちらから二枚は2020年1月3日に撮ったもので、こちらは地際から発
  生した腋芽に着いた最初の頃のロアー
2.次に成長を開始しているロアーの赤ちゃん
3.こちらから四枚は2020年2月3日に撮ったもので、こちらは左写真の捕
  虫嚢が完成した様子
4.一つ前に着いた捕虫嚢
5.地際から発生した腋芽に着いたロアーだが、大分時間が経っているようで一
  寸dirtyになってきている様だ^_^;

1.こちから六枚は2020年8月3日に撮ったもので、こちらは挿し木苗の徒
  長枝に着いた最新のミドル寄りの捕虫嚢。まだまだ柄と色合いは健在の様だ
2.左写真の捕虫嚢と同じ枝に着いた一つ前の捕虫嚢。リップが少し赤黒くなっ
  た
3.同じくに経つ前に着いた捕虫嚢。リップの色合いは更にどす黒くなってきた
4.こちらは別の徒長枝に着いたもので、大分時間が経っているのか蓋の縁辺り
  が痛み始めている
5.徒長枝の地際から60cm辺りから発生した腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。
  一寸ばかりふっくらとした感じ
6.左写真の捕虫嚢と同じ枝に着いた最新の捕虫嚢。地際の腋芽に出来るロアー
  とは大分雰囲気が異なるね~

1.こちらから六枚は2021年3月1日に撮ったもので、こちらは挿し木苗の
  地際から発生した腋芽の最初の頃に着いたロアー
2.こちらは別の腋芽に着いた一つ前のロアー
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新のロアー。コロコロッとした豹柄が何とも
  言えないね~
4.こちらは20cm程度成長した腋芽に着いた捕虫嚢。やや面長になってきた
  様だ
5.こちらは地際から発生したばかりの腋芽に出来つつあるロアー

1.こちらから二枚は2021年11月15日に撮ったもので、こちらは地際か
  ら発生してきた腋芽が徒長してきた枝に着いたものだが、大分お古な感じ(^_^;)
2.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。何かパンパンな感じ(^^♪。もう
  すぐ完成しそうだね
3.こちらから四枚は2021年11月27日に撮ったもので、こちらは地際か
  ら発生してきた腋芽が徒長してきた枝に着いた二つ前の捕虫嚢。リップ全面
  に蜜が滴れている
4.同じく一つ前に着いた捕虫嚢。こちらでもリップ全面に蜜が滴れているね~
5.最新の捕虫嚢。めっちゃぽっちゃり系といったところだろうか(^_^;)
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには未だ大分かかりそう
  だね

1.こちらから四枚は2022年5月12日に撮ったもので、こちらは少し徒長
  してきた枝に着いた一つ前の捕虫嚢。少し前に一寸ドライアウトしかけた影
  響で蓋の先端部分が枯れかかっている
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。完成して間もないためリップの
  色合いは未だ薄め
3.こちらは別の徒長枝に着いた一つ前の捕虫嚢。一寸ショボいかな(^▽^;)
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。出来具合はイマイチである。ボ
  チボチ挿し木更新が必要だろう

1.こちらから五枚は2022年11月23日に撮ったもので、地際から発生し
  た腋芽が徒長した枝に着いた二つ前の捕虫嚢。今夏は異常な暑さで大分お疲
  れモードだったせいか、今でも調子は捗々しくない
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢。何か中途半端な色合いだ
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。何となくniveaの様な蝋細工の
  質感がある
4.別の腋芽が少し生長した枝に着いた捕虫嚢。こちらは未だ柄色合いは残って
  いる様だ
5.大分ボケて見辛いのはご容赦の程m(_ _"m)。新しく地際から発生した腋芽に
  着いた捕虫嚢。これからは気温も低下してくるので色合いの載った美しい嚢
  が着いてくれる筈(*^^)v

1.こちらから五枚は昨日2023年6月13日に撮ったもので、こちらから二
  枚は旧温室内で管理している親株。あまり陽が当たらないせいか出来は非常
  に悪い。おまけに雨天で映りも非常に悪い(o*。_。)oペコッ。こちらはやや
  徒長した枝に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
2.左写真の捕虫嚢の次に早くも生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらから三枚は旧温室内で管理している挿し木苗。地際から発生してきた
  腋芽が少し生長した枝に着いた二つ前の捕虫嚢。既に朽ち始めている様だ
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。もうボチボチ挿し木更新しない
  といけないかな(^^ゞ

 

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