本日は、N.truncata・striped×[ventricosa×(lowii×ventricosa)]です。
 
①人工交配 :N.truncata・striped×[ventricosa×(lowii×ventricosa)]
②入手時期 :2019年4月
③入手元  :ケフおさん
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :普通
⑥挿し木  :我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:今のところ6cm程度
⑧雌雄   :?

種子親のN.truncataは、フィリピンのミンダナオ島北部から中央部の平地から1500m辺りにかけて自生しており、1911年に記載された品種です。截形の軍配型をした特長のある堅めの葉身に、巨大な嚢を付けるフォームが多い様です。多分この親はリップのストライプが結構目立つタイプなのかもしれません。
一方花粉親のN.ventricosaは、1837年に記載された種で、Philippines、Panay島Madja-as山、Sibuyan島、Luzon島Bontoc Banaue地方やMayon山等のやや高地に自生しており、低温には強い品種です。又、バラエティーにもよりますが、一般的には高温、乾燥にも強いものが多く栽培しやすい品種です。
又、N.lowiiはアッパーが独特な尿瓶形になるマニア垂涎種で、ボルネオ島の標高1600m~2600m辺りにかけて自生する高地性種です。1859年に記載されたも
ので、結構古い時期に発見されています。
本種はこれらの交配種になります。一昨年4月に何時もブログでお世話になっているケフおさんから戴きました。誠にありがとうございました。雰囲気的には何となく馬鹿でかい品種になりそうな気がするのですが、果たして私の手で育て上げることができるでしょうかね(;^ω^)。
入手して1年9ヶ月程度経過しました。思った通り成長は遅々としていますが、2019年の7月頃になって漸く着袋が始まりました(^_-)-☆。そして僅かではありますが、リップにはストライプが入っています。種子親譲りになるのかもしれません。
現在主茎及び最初の腋芽は力尽きてしまい、二番目に発生した腋芽は既に力尽きそうな状態になっています( ;∀;)。唯、地際から三番目の腋芽が発生して生長してきましたので、今後はこの腋芽に期待したいものです。下段写真左から、

1.入手当日の2019年4月12日に撮ったもので、この時点での株姿。がっ
  ちりとした雰囲気だ。結構大柄になりそうな雰囲気
2.こちらから二枚は2019年6月25日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。やっと葉身が一枚展開した(^^;
3.何と\(◎o◎)/!、株元から腋芽が発生してきているよ~\(^o^)/
4.こちらから二枚は2019年7月27日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。1枚だけ葉身が展開している
5.株元の腋芽の様子。徐々にではあるが成長しているようで、小さいながらも
  着袋が始まっている(^_-)-☆

1.こちらから二枚は2019年7月18日に撮ったもので、こちらは主茎に出
  来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
2.地際から発生した腋芽に着いた最初の超ロアー(^^♪。奥に見えるのは左写
  真の捕虫嚢
3.こちらから四枚は2019年7月27日に撮ったもので、こちらは主茎に着
  いたものでやっと完成した。若干色が載っている様だが、全然本来の姿では
  ないだろう。リップには僅かながらストライプが…
4.左から二枚目写真のその後
5.こちらは地際から発生した腋芽に出来つつある二番目のロアー、何か緑一色
  だね~
6.主茎の最新の蔓の先端が少しだけ膨らみ始めたよ~(^O^)

1.こちらから四枚は2019年9月22日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。主茎はイマイチだが地際からの腋芽は良い感じかも(^^)
2.こちらは地際から発生した腋芽の様子。ゆっくりとだが大きくってきたよ~
  \(^o^)/
3.地際から発した腋芽着いたロアー
4.こちらは主茎に着いたミドル寄り風の捕虫嚢

1.こちらから四枚は2020年4月25日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。雰囲気的はN.truncata寄りだろうか
2.二つ前に着いたロアー。めっちゃ小さい(^^)v
3.一つ前に着いたロアー。リップが僅かに赤味がかってきた様だ
4.最新の捕虫嚢。若干特徴が出来だろうか。リップのストライプは比較的良く
  目立つ様だね~
5.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完成しそうになってきた

1.こちらから四枚は2021年1月28日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。相変わらず調子の悪い状態が続いている(ノД`)シクシク
2.最新の捕虫嚢。こちらも相変わらずショボイね~(;'∀')
3.リップを拡大したところ。N.truncata・stripedの遺伝形質だろうか、何とな
  くstripeが入っているって感じ
4.次に成長を開始した(・・?、蔓の先端部分。完成までにはまだまだ時間がか
  かりそう

1.2021年5月4日、何となくミドル寄りの捕虫嚢になったみたい。大分ボ
  ケて見辛いのはご容赦の程m(_ _"m)
2.こちらから三枚は2022年3月3日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の株姿。何かボロ雑巾みたいに絶不調(^^ゞ
3.地際から元気そうな腋芽が発生してきたヽ(^o^)丿
4.絶不調だが、一応着袋してきた様で、この時点での最新の捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は2022年4月7日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫
  嚢。多分左写真の捕虫嚢の完成したものだろう
6.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから五枚は2022年4月26日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。現主茎は相変わらず絶不調の様だが、何とか着袋はしている様だ
2.地際から発生してきた腋芽の様子。何となく良い感じの腋芽(^_-)-☆。今後
  の生長に期待したいものだ
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。大分リップが色付いている
4.こちらは最新の捕虫嚢。リップのストライプと角張が少し目だってきた感じ
  でN.truncata・stripedに一寸似てきたのだろうか
5.リップをアップしたところ。今はストライプが目立つが、何れ赤く染まって
  殆ど目立たなくなるだろう

1.こちらから四枚は本日2023年3月16日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。三番目の腋芽が少しずつ生長してきているが調子は全くといって良
  いほど宜しくない
2.一つ前に着いた捕虫嚢。草体の生長はイマイチ状態が続いているが、着袋は
  100%である(^_^;)
3.最新の捕虫嚢。これから多少は色付くだろうが、何かパッとしないね~(^^;
4.次に生長を始めた蔓の先端部分。完成までには大分時間が掛りそうだ

 

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