本日は、N.Emmarene Hort.Westphalです。

①人工交配 :N.ventricosa×khasiana、1981年Pratt氏作出
②入手時期 :2011年6月
③入手元  :うつぼかずらの郷殿
④成長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax15cm前後
⑧雌雄   :♂、6月頃

本種は、両親の特長が良く表れています。捕虫嚢の襟の部分及び草姿は、N.ventricosa、美しい縦縞模様はN.khasiana譲りです。生育は比較的早く、N.khasianaに似て低温にも高温にも強い品種で、しかも種子親の様に湿度を要求することなく良く着袋します。もう少し色合いが濃いければ更に観賞価値が高いのかもしれませんね。唯、昨春着いたアッパーは結構美しかったです。全てがこれ位あって欲しいものですが(^-^;。
暫く腋芽が発生せず、主茎は温室の天井を這い回っていた関係で、長い事写真を撮ることができませんでした。2016年の2月頃になって漸く腋芽が発生してきましたが、それに着くロアーはめっちゃショボイ状態でした。2017年になってもその腋芽はめっちゃショボイ生長でしたが、何時の間にかヒョロヒョロと伸びてきました。いい加減に植替えをしないといけないのですが、と毎度毎度思っているのですが、中々手が回らない状況で困ったものです(´。_。`)ゞぅぅぅ…。今年こそはと思っているところですが…、植替えすると爆発するのでついつい躊躇してしまいますね~(^^;。未だに出来ていません(^^;。今春挿し木をして株の更新を図ることにしたいところですが…。その時点で新温室に移動させたいと思います(^^;)。下段写真左から、

1.入手から3ケ月程度経過した2011年9月14日の様子。暗くて見辛い
  が開き始めたばかりの捕虫嚢
2.こちらは2011年9月20日、袋の形はベントリ似、縞模様はN.khasiana
  そっくり
3.2012年2月9日に撮ったもので、この嚢は襟の部分がやや赤い
4.2012年6月3日に撮った花序(雄花)

1.N.ventricosaよりも良く嚢が付く。2012年7月24日に撮ったものだ
  が夏場に出来る嚢の縦縞模様はやや薄い様に思う。N.khasianaもその傾向
  があり、遺伝しているのだろう
2.2012年10月14日のもの、涼しくなってきたので色合いがはっきり
  としてきた
3.こちらは2012年11月11日のもの
4.2012年11月24日、N.khasianaは周年良く着袋するが、本種はやや
  ベントリ寄りかも。周年着袋するものの、特に秋から春にかけての方が色
  合いも形も良く、大きくなる様に思う

1.2012年11月30日、アッパーだが、角ばった襟はN.ventricosaに良
  く似る
2.2012年12月13日、真正面から撮ったもの。結構スレンダーに見え
  る
3.2013年3月27日、こちらのアッパーの襟には沢山の蜜が滴っている
4.2013年5月11日に撮ったアッパー
5.同5月11日に撮ったもので、やっと開花した雄花

1.2013年6月15日、この嚢は柄、色合いがとてもくっきりとしている
2.2013年6月26日、次の嚢が生長してきている様子
3.2013年9月4日、夏場はどうしてもボケた感じの色合いになる事が多
  い
4.2015年3月24日、少しずつ腋芽が生長してきた
5.2015年8月24日に撮ったもので、この年の2月に発生してきた腋芽
  に出来たロアー。まったくもってショボイ状態

1.こちらから三枚は2016年5月18日に撮ったもので、こちらは一つ前
  に出来た捕虫嚢
2.こちらは最新の捕虫嚢。N.ventricosaとN.khasianaの特徴が良くでてるよ
  ね
3.こちらも左写真の嚢で、やや上部より撮ったもの
4.こちらから二枚は2016年9月20日に撮ったもので、こちらは最新の
  捕虫嚢。一寸はんなりとした感じかな(・・?
5.こちらは最新の生長途中の嚢。後ろに写っている虫くれの葉も本種のもの
  で何時の間にか温室内におんぶバッタが入り込んで、あちこちの葉が食わ
  れている(´;ω;`)ウッ…

1.2016年9月23日、もう少ししたら完成しそうなアッパー
2.2017年2月27日、蓋が開き始めたばかりのアッパー
3.こちらから二枚は2017年3月3日に撮ったもので、こちらは最新の捕
  虫嚢
4.こちらは一つ前に出来た捕虫嚢。ここのところロアーを何時も撮り損ねて
  いる。気がついたらミドル~アッパー寄りの嚢ばかり( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

1.2017年3月31日、既にアッパーだが、未だ柄色合いは残っている
2.2017年5月14日、成長途中のアッパーの赤ちゃん
3.こちらから二枚は2017年6月1日に撮ったもので、こちらは茎の頂芽
  付近に着いたアッパー
4.こちらは出来て間もないアッパーで、襟が徐々に反り返りつつある様子
5.2017年6月4日、左写真の捕虫嚢のその後の様子
6.2017年7月17日、一寸歪なアッパー(^^♪
7.こちらは2018年2月21日に撮ったもので、昨年晩秋に発生した腋芽
  に着いた捕虫嚢。何と半年以上撮ってなかったんだね~

1.2018年10月12日、本種は温室の奥の方にあって、中々写真が採れ
  る場所で着袋してくれない(;´д`)トホホ。ミドル寄りの捕虫嚢だろう
  か、大分スレンダーである
2.こちらから四枚は2019年3月8日に撮ったもので、こちらは最新のア
  ッパー。アッパーでこれだけ色付いてくれると文句なし(^^♪
3.口部を覗くようにして撮ってみた。結構N.ventricosa寄りだね
4.こちらは次に生長途中のアッパーの赤ちゃん。もう少ししたら完成しそう
  な感じ
5.こちらは次の次に生長途中のアッパーの赤ちゃん。未だ柄、色合い共に殆
  ど無い状態だが、徐々に色付いてくる

1.2019年3月18日、ボチボチ良い感じの捕虫嚢が着いた
2.こちらから二枚は2019年3月25日に撮ったもので、こちらは左写真
  の捕虫嚢のその後。結構良い感じの色合いになった様だね~。これ位色付
  いてくれると観賞価値は上がる(^^♪
3.こちらは一転してショボい捕虫嚢になった
4.2019年5月15日、色合いは薄くなったが、時間が経てば多少は色付
  いてくれるかも…
5.こちらは2019年9月18日に撮ったもので、最新の捕虫嚢。既にアッ
  パー寄りの感じで色合いも薄目

1.こちらから二枚は2019年11月2日に撮ったもので、こちらは一つ前
  に着いた未だミドル寄りの捕虫嚢だろうか、縞模様が結構現れている
2.蓋が開き始めたばかりの最新の捕虫嚢。少し漏斗型に近くなってきたかな
3.こちらから二枚は2019年12月20日に撮ったもので、こちらは多分
  左写真の捕虫嚢が完成したものだと思う
4.こちらは左端写真の捕虫嚢のその後。若干色合いが濃くなった位で、さほ
  どの変わりようはない

1.こちらから二枚は2020年3月6日に撮ったもので、こちらは最新のア
  ッパー。色合いは少し薄くなってきた
2.次に生長し始めたアッパーの赤ちゃん
3.こちらから二枚は2021年4月25日に撮ったもので、こちらは現主茎
  に着いた一つ前の捕虫嚢。色合いも薄く小さくてショボイね~(^^ゞ
4.現主茎に着いた最新の捕虫嚢。若干本種らしい色合いと模様が出てきた感
  じ

1.こちらから三枚は2021年6月21日に撮ったもので、こちらは徒長枝
  の二つ前に着いた捕虫嚢
2.別の徒長枝に着いた最新の捕虫嚢で蜜が滴っている。本種も結構蜜は出る
  様である
3.左写真の捕虫嚢の一つ前に着いたもの。大して差はない
4.2022年1月25日、暫く撮っていなかった様だ。間もなく開きそうな
  捕虫嚢の赤ちゃん

1.2022年1月25日、徒長枝に着いた最新の捕虫嚢。N.khasianaの遺伝
  が良く引き継がれている様だ
2.こちらから四枚は2022年2月4日に撮ったもので、こちらは徒長枝に
  出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
3.左の捕虫嚢の赤ちゃんの次に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。ほぼ同時に
  生長してきている。まあ、良くあることだ
4.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。めっちゃ小さい(^^;)
5.現時点での最新の捕虫嚢。左端写真の捕虫嚢を反対アングルから撮ったも
  のだと思う

1.こちらから二枚は2022年3月4日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での主茎に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の次に着いた最新の捕虫嚢。蓋が開いたばかりで未だ完成していな
  い状態
3.2022年3月25日、次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。青瓢箪その
  ものだね~(^^;
4.2022年3月30日、左から二枚目写真の捕虫嚢のその後の様子。やっ
  とそれらしくなった
5.2022年3月30日、多分左から三枚芽写真の捕虫嚢だと思う。間もな
  く完成しそうだ
6.2022年4月7日、左写真の捕虫嚢の赤ちゃんが完成した様子。色合い
  は大分薄い様だ

1.こちらから六枚は本日2022年10月28日に撮ったもので、こちらは
  地際から漸く発生してきた腋芽の様子。2芽発生しており既に着袋が始ま
  っている
2.こちらから三枚は手前に売っっている小さな腋芽に着いたもの。こちらは
  一つ前に着いた捕虫嚢
3.こちらは左写真の次に着いた最新の捕虫嚢。
4.こちらは左写真の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は後部で成長している大きめの腋芽に着いたもの。こちら
  は最新の捕虫嚢。後ろの薄暗い場所で完成したためか色合いはめっちゃ悪
  い(^▽^;)
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。こちらも日陰部分なのでそのま
  んま青瓢箪だ(^^;

 

      ランキング参加中、ポチッと! 応援の程宜しくお願い致します。

      m(._.)m

                    ↓↓↓

                   にほんブログ村 花・園芸ブログ 食虫植物へ
                   にほんブログ村

                                               #食虫植物