本日は、N.carunculata var.robusta×merrilliana BEです。
①入手時期 :2017年10月
②入手元 :Maru-sanさん(MH氏由来)
③成長度合 :普通?
④栽培難度 :普通?
⑤挿し木 :ミズゴケによる挿し木が可能
⑥嚢の大きさ:我が家でMax10cm程度
⑦雌雄 :♂、4~5月頃
種子親のN.carunculata var.robustaは、西スマトラ島G.Gadut山の標高1600m辺りに自生している高地性種で、特に根回りの過湿を嫌う品種の様です。現在本種はN.bongsoのsynonymとされているようです。確かにネット上の画像を確認するとN.bongsoそのものの様に思えます。
一方N.merrillianaは、最大級の補虫嚢を着ける品種として有名で、フィリピンのミンダナオ島等の平地から1000m辺りにかけて自生しています。一度は栽培してみたい品種ですが、まあ、私みたいなど素人には一寸無理でしょう。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
さて、本種は以上の交配種になります。2017年の10月にブログでお世話になっているMaru-sanさんより挿し木苗を戴きました。誠にありがとうございました。
節間挿し個体でしたが、2019年になって花序が上がってきました。蕾は雌雄が判別し辛いものでどっちだろうと思っていましたが、いよいよ開花が始まり♂であることが判明しました。
それ以降今年の1月になって再度開花が始まりました。N.insignisの開花も始まりそうでしたので交配を目論んでいましたが、遅々として開花しそうにありませんでしたので、本種の花粉のみ採取し冷凍保存後後日交配しました。本日現在N.insignisの子房が若干膨らみつつありますので成功することを祈るばかりです。下段写真左から、
1.入手して2ヶ月程度経過した2017年12月30日に撮ったもので、この時点
での株姿。節間枝挿しで既に10cm程度あるしっかりとした良苗。既に腋芽
も成長してきているので、しっかりと発根しているであろう
2.こちらから三枚は2018年4月13日に撮ったもので、こちらは株姿。冬場は
殆ど成長しなかったが、漸くお目覚めの様だね~オォ~\(◎o◎)/!。何時
の間にか花序が伸びてきているぞ~
3.青空をバックに(何の関係もないが…)花序をアップしたもの。雌雄が判別し辛
い品種だね~。♂の様でもあり♀の様でもあり(・・?
4.花序のみならず、捕虫嚢の赤ちゃんも徐々に成長してきているよ~\(^o^)/
1.こちらから四枚は2018年5月2日に撮ったもので、こちらはこの時点での株
姿。節間挿しの個体だが既に開花が始まっている
2.花序をアップしたところ。蕾の頃は雌雄判別が出来なかったが雄花であった
3.生長していた捕虫嚢もやっと完成した。アッパー寄りの捕虫嚢で、僅かに内班
が認められる。N.bongsoの様にリップはこれから色付くのだろうか。早くロアー
を拝みたいものだ(^O^)
4.口部をアップした。最初の捕虫嚢にしてはまあまあの出来ではないか(^-^;
1.こちらから二枚は2018年5月11日に撮ったもので、こちらは少し時間が経
った捕虫嚢で、リップのストライプが目立つようになった
2.リップをアップしたもの。ある程度角張も出てきている様である
3.こちらから二枚は2018年6月22日に撮ったもので、こちらは左写真の捕虫
嚢が1ヶ月少々経過したもの。リップは臙脂色に染まりストライプは殆ど目立た
なくなった
4.リップをアップしたらこんな感じ(#^^#)
1.2018年7月29日、地上部が大分伸びてきたので、植替えのため根鉢を外し
た状態。ボチボチ根が張ってきている様だ
2.4号ロングポットに砂利系用土で植付けたところ
3.こちらから二枚は2019年8月4日に撮ったもので、こちらはこの3月に主茎
の調子が悪くなったので、枝をカットして瓶挿ししている状態
4.気温の低い時期に挿していたが、何とか無事に発根してきている様だね
ε-(´∀`*)ホッ
1.こちらから三枚は2019年12月27日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。主茎をカットした下節から腋芽が成長してきてやっと着袋が始まった
2.こちらは最新の捕虫嚢。開いたばかりの様である
3.リップをアップしてみた。既にストライプがはっきりと見てとれる。これから徐
々にリップは反り返り色合いも濃くなってくるだろう
1.2020年1月3日、出来て間もないのでリップの色合いは薄目で若干ストライ
プが判る
2.2020年1月30日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。リップはすっかり海老
茶色に変わった
3.2020年4月4日、開いたばかりのアッパー寄りの捕虫嚢
4.2020年5月5日、左の捕虫嚢が出来て直ぐに右の捕虫嚢が連続して完成した
1.こちらから二枚は2021年6月30日に撮ったもので、こちらは成長途中の捕
虫嚢の赤ちゃん
2.こちらは蓋が開いたばかりの捕虫嚢。完成までに数日かかりそうだね
3.こちらから二枚は2021年7月8日に撮ったもので、こちらは左写真の捕虫嚢
のその後の様子。色合いは未だ薄めだがこれから徐々に濃くなるだろう
4.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。左端写真の赤ちゃんを逆方向から
撮ったもの。徐々に生長してきてるね~( ^ω^ )ニコニコ
1.2021年8月3日、二つほぼ同時に着袋したもので、既にアッパーの様である
2.2022年1月23日、いよいよ開花が始まった。他品種の雌下部は未だ咲きに
なりそうなので花粉を採取し冷凍保存することにした
3.2022年4月23日、やっと着袋が始まった様で、大分ぷっくらとしてきたの
で間もなく完成するであろう
4.こちらから三枚は本日2022年5月2日に撮ったもので、こちらは左隣の写真
の捕虫嚢の赤ちゃんが完成した様子
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
6.地際から10cm程度のところから待望の腋芽が発生してきた。果たして完璧な
ロアーが出来るだろうか。中と半場なロアーになるかもしれないが楽しみだねぇ
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