本日は、N.Rebecca soper(NO.2)です。
①人工交配 :N.ramispina×ventricosa
②入手時期 :2015年7月
③入手元 :とらいあんぐるさん
④成長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単、低温に強い
⑥挿し木 :水挿し発根良好
⑦嚢の大きさ:我が家では13cm程
⑧雌雄 :♂、8月頃
本種はこの2~3年位前から、ホームセンターなどで良く見かけるようになりました。まともな種小名で売られている事は皆無に近く、N.red alataなる名前を良く目にします。本種は2015年の7月に親が通院している病院の近くにある『とらいあんぐるさん』で見かけ、連れて帰って欲しそうな眼差しをひしひしと感じ、置く場所も無いにも拘わらず、ついつい連れて帰ってしまいました。幼苗で廉価であったこともありますが・・・・。何かしょっちゅう同じことを繰り返している様です。病気なんでしょうかね。(ΦωΦ)フフフ…。置き場所を確保するため、温室内の余剰苗の分譲、整理をして何とか場所を確保しました(⌒∇⌒)。カクタス長田さんのもので、ラベルには種小名が記載されていませんでしたが、間違いなくN.Rebeccaでしょう。
ロアーはとてもシックな色合いで、チョコレートみたいな感じにも見えます。濃い色合いの中に更に濃色の斑模様があります。ロアーはN.ramispinaの影響を大いに受け継いでいる様に思います。本種はずっとロアーでいてもらいたい品種ですね~(o^―^o)。一方、ミドルからアッパーになると殆ど色素が抜けてしまい、アントシアニンフリーのような感じになってまるで別種です。
本種は強健で育てやすい品種だと思っていましたが、2016年の夏は猛暑と熱帯夜が1ケ月半以上連続するなど例年にない異常気象だったためか、本種にも異変が発生しました。親芽及び腋芽共に頂芽が枯れてしまいました。(´;ω;`)ウッ…。やや涼しくなってきた9月初旬頃より、やっと頂芽下部より腋芽が発生してきましたので、何とか持ち堪えてくれた様です。2017年もそうでしたが、2018年は2017年を更に上回る高温続きで随分へたっていましたが大丈夫でしたε-(´∀`*)ホッ。
夏場は大して良い捕虫嚢は着けないのですが、昨夏は小さいながら良い色合いの捕虫嚢を少し着けてくれていました。現在は地際から発生してきた腋芽に色合いの濃い捕虫嚢を着けてくれています。又、徒長枝にはミドル寄りの捕虫嚢が着いています。下段写真左から、
1.入手した当日の2015年7月21日、株の全体を撮ったもの。本種の特徴であ
るが、葉色はとてもシックな感じ
2.同日、早速二回り大きな鉢に鉢増しした。これでググッと生長して欲しいものだ
3.2015年8月19日に撮ったもので、植替えから既に葉が二枚展開している様
子
4.こちらは2015年9月11日に撮った株姿。更に新しい葉が二枚展開してきて
いる。生長は意外と早い様だ
5.2015年11月15日、一回り大きな葉身が展開してきた
6.2016年2月11日、温室内の日当たりの良い場所で管理しているので、葉の
色合い、着袋共に良い
7.こちらから二枚は2016年3月18日に撮ったもので、こちらはこの時点での
株姿。一寸判り辛いが、徒長が始まりつつある雰囲気
8.な、な、何と、地際から既に腋芽が\(◎o◎)/!早っ。早く株立ちになって欲し
い。今春以降の生長に期待したいもの
1.植替え当日の2015年7月21日に撮った捕虫嚢。良い感じの色合い
2.2015年8月19日に撮ったもの
3.こちらから三枚は2015年9月11日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫嚢
を斜め横からのアングルで撮ったもの
4.こちらは真正面から撮ったもの。とても濃い色合いでシックな感じ
5.これは次の生長途中の捕虫嚢、何か黒いって感じ
1.2015年11月15日、光の当たり具合にもよるが、とってもシックな色合い
2.同11月15日に撮った別の捕虫嚢で色合いは薄い
3.2016年1月10日、出来て間もない嚢
4.こちらも同1月10日に撮った別の捕虫嚢。寒い時期にも関わらず、着実に着袋
してくれる。本種は特に陽辺りを好む様である
5.2016年2月11日、出来たばかりの捕虫嚢と、後方に見えるのは生長途中の
捕虫嚢
6.こちらから三枚は2016年3月18日に撮ったもので、こちらは左写真のその
後の様子
7.こちらは最新の捕虫嚢で掌に取ってみた。これで10cm足らず。ちっちゃ^_^;
8.生長途中の捕虫嚢。未だ色合いはとてもシックだが、徒長を開始し始めたようで
これからは色合いが薄くなってきそう
1.2016年4月8日、オォ~\(◎o◎)/!これは本当にシックという名に相応し
い色合いではないか
2.2016年8月27日、連日の猛暑で親芽、腋芽共に頂芽がかれてしまったが、
捕虫嚢は結構ボコボコと突いているよ~
3.こちらから六枚は2016年10月27日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。猛暑の影響か頂芽がやられてみすぼらしい貧相な状態になってしまっ
たよ~( ノД`)シクシク…
4.こちらが主茎のアップ。頂芽はケロイドの如く溶けてしまった。その後下節から
二芽腋芽が発生してきた様子
5.こちらは腋芽をアップ。こちらも頂芽がアウト!その後下節から二芽腋芽が発生
してきた。このまま無事に育ってちょんまげ!
6.こちらは主茎に出来たもので、ややミドル辺りになってきた嚢だが、結構色合い
は濃い
7.こちらは主茎に出来た最新の捕虫嚢。ジワジワ尻すぼみに・・・・
8.こちらは腋芽に出来た最新の捕虫嚢で、未だロアー辺りだろうか
1.2017年2月13日、腋芽の最初の頃に出来たロアーだが、気温が低いのでみ
すぼらしい感じ
2.2017年4月18日、もう少ししたら完成しそうな成長途中の捕虫嚢の赤ちゃ
ん
3.2017年5月10日に撮った捕虫嚢。色合いはまあまあってところか
4.2017年6月3日、手に取ってみたがまだまだだね~。もっと大きくなって欲
しいものだが…
5.2017年7月3日、中々良い色合いではないだろろうか
6.2017年7月15日、出来て間もない嚢なので色合いは一寸悪いが、これから
徐々に色付いてくる
7.2017年7月24日、結構あちこちに嚢をぶら下げているよ~!(^^)!
8.2017年7月25日、左写真の捕虫嚢を掌に取ってみた。出来て少々時間が経
過した捕虫嚢だが、何となくシックな色合いでは(・・?
1.こちらから三枚は2017年8月13日に撮ったもので、こちらは成長途中の捕
虫嚢。それにしても色合いが赤っぽい
2.こちらはミドル辺りの嚢で、一寸ショボくれた感じ
3.こちらは別の腋芽に出来たロアーからミドル辺りの捕虫嚢だが、色合いはまあ
まあってとこだろうか
4.2017年9月4日に撮ったもの
5.2018年1月27日、出来て間もない捕虫嚢なので艶が良い
6.こちらから3枚は2018年2月2日に撮ったもので、こちらの捕虫嚢は色合い
がめっちゃ悪い
7.現在腋芽は4芽程生長しており、捕虫嚢もあちこちでポコポコ着いている
8.ロアーからミドルへ移行中であろうか。この頃から色合いが徐々に薄くなり何れ
色合いは全く無くなる
1.2018年4月20日、ミドル辺りの捕虫嚢だが、何とか色合いは残っている感
じ
2.こちらから二枚は2018年5月9日に撮ったもので、右の捕虫嚢は出来てさほ
ど時間が経っていないミドルで、徐々に色合いが薄くなってきている。左は別の
腋芽に着いた成長途中のミドルからややアッパー寄りの捕虫嚢
3.右の捕虫嚢はロアーからややミドル寄りだろうか。未だ色合いはしっかりと残っ
ている。左のアッパーは口部が奇形(・・?
4.こちらから二枚は2018年6月6日に撮ったもので、こちらは大分色合いが煤
けてきたアッパー寄りの捕虫嚢
5.こちらのミドルは未だしっかりと色合いが残っている
6.2018年8月4日、花穂が上がり雄花が咲こうとしているが、良く見ると真中
辺りの右の雄花は花粉袋がしっかりと見てとれるが、他の花は殆ど花粉袋が死
んでいる。頂部付近の花は何となく良さそう。一寸生育不良手だね
7.こちらから二枚は2018年8月21日に撮ったもので、こちらは出来て二ヶ月
以上経過したややミドル寄りの捕虫嚢
8.こちらは別の腋芽に着いたミドルからアッパー寄りの捕虫嚢で、大分色合いが
無くなってきている
1.2018年12月17日、50cm程度徒長した枝に着いたアッパー
2.こちらから四枚は2019年2月9日に撮ったもので、このシーズンは特に出来
の悪い捕虫嚢が少ししか着いていない。こちらは一つ前に着いたミドル寄りの
捕虫嚢
3.こちらは最新の捕虫嚢だが、蓋が委縮してしまっているよ~
4.こちらは次に成長途中のロアーからミドル寄りの捕虫嚢の赤ちゃん
5.間もなく寿命を迎えそうな感じ。多分左端写真の捕虫嚢のその後ではないだろ
うか
1.こちらから二枚は2019年5月2日に撮ったもので、こちらは成長途中のロア
ーからミドル寄りの捕虫嚢の赤ちゃん
2.こちらは徒長枝に着いたアッパー。未だ若干無色合いが残っている感じ
3.2019年5月12日、多分左端写真の捕虫嚢が完成したものではないかな
4.2019年7月17日、成長途中のミドル寄りの捕虫嚢の赤ちゃん。何か艶々状
態だね~(;^ω^)
5.2019年7月29日、多分左写真の捕虫嚢が完成したものであろう。未だ結構
シックな色合いである
6.こちらから三枚は本日2019年8月10日に撮ったもので、こちらは徒長
枝に着いたアッパー。めっちゃショボい^^;
7.出来て少し時間が経過したミドル寄りの捕虫嚢。結構濃い色合いだね(*^^)v
8.開花が始まった雄花
1.2020年1月1日に撮ったもので、腋芽が徒長した枝に着いたアッパー寄りの
捕虫嚢
2.こちらから二枚は2020年2月4日に撮ったもので、こちらは腋芽が徒長した
枝に着いたアッパー寄りの捕虫嚢
3.こちらは別の徒長枝に着いたアッパー寄りの捕虫嚢
4.こちらから三枚は2020年2月7日に撮ったもので、こちらは腋芽が少し徒長
した枝に着いたもので、最新のミドル寄りの捕虫嚢。色合いが掠れてきている
5.左写真の捕虫嚢の枝に着いた一つ前のミドル。左写真のミドルよりは若干色
合いが濃い
6.別の腋芽に着いたややミドル寄りの捕虫嚢。色合いは未だ結構濃いね(^^ゞ
1.こちらから六枚は2020年8月7日に撮ったもので、こちらから三枚は腋芽が
少し徒長してきた枝に着いたもの。こちらは二つ前に着いた捕虫嚢。一寸傷み
始めた?
2.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。一寸湾曲しているね~(^-^;
3.こちらは最新の捕虫嚢。梅雨明け後から急に暑くなってきたのでショボい捕虫
嚢ばかり
4.こちらから二枚は1m以上徒長した枝に着いたもので、こちらは一つ前の捕虫
嚢。色合いは随分薄くなったが未だ多少は残っている
5.こちらは最新の捕虫嚢。既にアッパーで色合い派大分なくなってきた
6.こちらは地際から発生してきた腋芽に着いたロアー。めっちゃ小さい(;'∀')
1.2020年11月15日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。ん~ん、こり色合いは
何時見ても良い感じだね~
2.こちらから三枚は2021年2月8日に撮ったもので、腋芽が徒長してきた枝に
着いた一つ前の捕虫嚢。出来はイマイチの様だ
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢
4.こちらは別の徒長枝に着いたミドルからアッパー寄りの捕虫嚢。色合いは殆どな
くなってきた様だ
1.こちらから六枚は2021年8月6日に撮ったもので、こちらはやや徒長してき
た枝に着いた一つ前と二つ前の捕虫嚢。既に色合いは大分煤けた感じになって
いる様だ
2.こちらは左写真の捕虫嚢が着いている枝の最新の捕虫嚢。結構色合いは良い
様だ
3.同枝に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
4.こちらは別の枝に着いた最新の捕虫嚢。一寸小さめだが色合いは良い感じだ
5.こちらは左写真の捕虫嚢が着いている枝の最新の捕虫嚢の赤ちゃん。良い色
合いもう少して完成しそう
6.こちらは更に別の徒長枝に着いたアッパー気味の捕虫嚢。色合いは殆ど消え
てしまっている
1.こちらから二枚は2021年11月14日に撮ったもので、こちらは地際から発
生した腋芽が少し成長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。色合いは未だ大分残っている
様だ
3.こちらから四枚は本日2022年2月11日に撮ったもので、こちらは徒長枝に
着いた一つ前の捕虫嚢。大分色合いは掠れてきた
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。結構slenderで色合いは更に薄
くなってきた様だ
5.地際から発生してきた腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。このマルーン色が何と
も言えないね~ヽ(^o^)丿
6.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。捕虫嚢自体は小さいが色合い
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