本日は、N.Lindaです。
①人工交配 :N.Rebecca Soper×ventricoca red
②入手時期 :2016年3月
③入手元 :とらいあんぐるさん
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単そう
⑥挿し木 :?、我が家では挿し木実績なし
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax20cm程
⑧雌雄 :♂、5月
本種は2016年の3月に親が通院している病院の近くにある『とらいあんぐるさん』で見かけ、今までに一寸見たことの無い雰囲気の個体でしたし、連れて帰って欲しそうな眼差しをひしひしと感じ、置く場所も無いにも拘わらず、ついつい連れて帰ってしまいました。
やや幅広で革質な葉身で、葉身基部は茎を2/3程度巻き込み下節1/2程度沿下し中肋はやや赤く染まります。これらの事を鑑みると、N.ventricosaとN.truncata辺りが交配親かなって感じがしますが、特徴的なのはN.rajahやN.clipeata等と同様、蔓が葉身先端からではなく、やや手前で中肋途中から伸出してきます。これは先述の品種には無い特徴ですので、もう少し他の血が混じっているのかもしれません。種の同定は難しいですね(;´д`)トホホ。
と、以前の記事ではN.ラベル落ち(NO.6)として紹介していましたが、以前ブログでお世話になっているれおん6000さんから、N.Lindaではないかとご教示いただき、種々調べてみましたらN.Lindaで間違いなさそうですので、現在はN.Lindaとして記事にしています。
片親がN.ventricosaは合っていましたが、もう片親はN.Rebecca Soperだったんですね。N.Rebecca Soperは、N.ramispina×ventricosaですので、N.ramispinaの血が入っていたのですね。色合いは何となくと言った感じでしょうか(o^―^o)ニコ。種々ネットの写真を見ていると結構個体差がある様ですので、実生個体として出回っているのでしょうかね。
我家に来て既に5年10ヶ月程経過し、主茎及び腋芽は徒長し既に雄花も咲きました。夏の暑さにも平気の様で、結構低温、高温に強い強健種の様に思います。唯、強光線には一寸弱い様で、直ぐに葉焼けを起してしまいますので20~30%遮光下での管理が良いようです。また、光線量が少なくなり過ぎると捕虫嚢の色合いが悪くなりますので、夏場以外はしっかりとお陽さんに当てましょう。
最近は温室の狭隘化が酷く、本種も例外では無い様で、お陽さんを僅かしか享受できていません。新温室が完成しているものの、中々移動が進んでおらず、本種は未だ旧温室内です(;O;)。下段写真左から、
1.入手した当日の2016年3月22日に撮った株姿。捕虫嚢は1つだけ着いていた
2.こちらは2016年5月13日に撮った株姿。月1枚のペースで葉身が展開してくる
感じ
3.こちらから二枚は2016年11月11日に撮ったもので、こちらはこの時点での株
姿。主茎がボチボチ徒長してきた
4.今まで全然気付かなかったが、撮影の為温室内から出して確認したところ、葉の
下に腋芽が隠れていたよ~。しかも、何と3芽も\(◎o◎)/!その腋芽には既に
超ロアーが着いているではないか。!(^^)!
1.入手した当日の2016年3月22日に撮ったもで、一つだけ着いていた捕虫嚢。未
だ特徴は掴めない
2.2016年5月8日に撮ったもので、右側が開き始めたばかりの捕虫嚢。左は右の
嚢の一つ手前の葉身に出来たもので、こちらの方が生長が遅く未だ開いていない
状態で一寸小さめ
3.こちらから二枚は2016年5月13日に撮ったもので、こちらは左が一つ手前の葉
身に出来た嚢、右が最新の葉身に出来た嚢
4.最新の捕虫嚢を手に取ってみた。未だ15cm程度だが、何となくもう少し大きな嚢
を付けてくれる様な予感が・・・・
1.こちらから五枚は2016年5月13日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫嚢の口
部をアップしたもの。リップには僅かながらストライプが入る模様
2.こちらは一つ前の葉身に出来た嚢で、最新の嚢よりも生長が遅かった
3.こちらは二つ前の捕虫嚢で、ややズングリむっくり。蓋が一寸奇形(・・?
4.こちらの嚢は我が家に来た時点で着いていたもの、中肋途中から蔓が伸出してい
る様子がわかる
5.こちらは最新の捕虫嚢が生長している途中のもの
1.2016年5月29日、結構赤い色合いになった。背景が随分と汚いね。少し整理し
ないと・・・・(;´д`)トホホ
2.2016年7月1日、真ん中の嚢は左写真の嚢のその後
3.2016年10月19日、両方とも襟の角張が殆どないが、右の嚢は若干ストライプ
が見てとれる
4.2016年10月27日、生長途中の嚢だが、徐々に色合いが薄くなってきている
5.こちらから四枚は2016年11月11日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫嚢
6.こちらは一つ前にできた嚢で、リップのストライプがやや目立つ感じ
7.こちらは二つ前に出来た嚢で掌に取ってみた。気温の低下と共に徐々に小さくな
ってきてるよ~( ;∀;)。それに結構スリムになってきた
8.こちらは三つ前に出来た嚢
1.2017年4月20日、腋芽の最初の頃に出来たロアーだが、想像とは全く異なり殆
ど色合いが無い(#^ω^)
2.2017年5月11日、ロアーからミドル辺りだろうが、煤けた感じの色合いだね~
3.2017年5月18日、雄花が咲き始めた
4.こちらから二枚は2017年6月16日に撮ったもので、こちらもロアーからミドル
辺りだろうか
5.こちらはミドルからややアッパー気味になってきた様で、色合いは大分落ちてしま
った
6.こちらから三枚は2017年7月22日に撮ったもので、こちらは何番目の腋芽かわ
からないが、何れもミドル寄りの捕虫嚢
7.こちらは主茎に出来たアッパー。色合いは殆ど無く、内壁に斑模様が僅かに確認
できる
8.多分左から二枚目写真の捕虫嚢のその後だろう。殆ど変化はない様だ
1.2017年11月5日、ややミドル辺りだろうか、それにしても随分色合いが薄れて
きた
2.こちらから六枚は2018年2月8日に撮ったもので、こちらは腋芽に着いたミドル
寄りの捕虫嚢
3.こちらは別の腋芽に着いたミドル寄りの捕虫嚢
4.この時期だから致し方ないが、色合いも随分薄く見劣りする
5.捕虫嚢の表面が光っているのは蜜が滴っているもの
6.こちらは主茎に付いたミドルからアッパー寄りの捕虫嚢。殆ど色は抜けてしまった。
僅かにリップにストライプが入ることがある
7.こちらも主茎に付いたアッパー。内班が目立つと共に、リップにもチョコチョコとス
トライプが窺える
1.2018年6月1日、腋芽に着いたもので蓋が開き始めたばかりの捕虫嚢
2.こちらから六枚は2018年9月9日に撮ったもので、こちらはミドルからアッパー
寄りだろうか。未だ多少の色合いは残っている
3.手前の捕虫嚢は徐々に色合いが透けてきている。左下の捕虫嚢はリップ辺りが未
だ赤い
4.こちらは別の腋芽に着いたミドル寄りの捕虫嚢
5.ん~ん、ショボいミドル。ボチボチ挿し木更新しないといけないのかもしれないし、
一度も植替えしていないので植替えも必要だろうか
6.別の腋芽に着いたもので、未だロアー辺りだろうか、それにしても随分スレンダー
で淡白すぎるよね~
7.こちらはややミドル寄りの捕虫嚢
1.こちらから二枚は2019年3月8日に撮ったもので、こちらはある程度腋芽が徒長
した枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
2.次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらから六枚は2019年3月25日に撮ったもので、こちらは徒長枝の途中から
発生した腋芽に着いたロアーもどきの捕虫嚢
4.一寸おちょぼ口なミドル寄りの捕虫嚢
5.次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく蓋が開きそうな感じになったよ
6.こちらは出来て2ヶ月程度経過したアッパー寄りの捕虫嚢
7.こちらは何かショボくれた捕虫嚢(^-^;
8.やや色合いの載ったミドル辺りの捕虫嚢。大分株の勢いが落ちてきたようだ入手
して一度も植え替えしていないので、ボチボチ植替えが必要かな。後は予備の株
を挿し木で作っておいた方が良さそう
1.219年5月15日、徒長途中の枝に着いたミドルからアッパー寄りだろうか。それ
にしても随分すらっとしているね~(^^;
2.こちらから三枚は2019年9月20日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いたア
ッパー寄りの捕虫嚢。奥側及び右下に見える捕虫嚢も本種のもの
3.別の徒長枝に着いたミドルからアッパー寄りの捕虫嚢
4.こちらも別の徒長枝に着いたミドルからアッパー寄りの捕虫嚢。現在徒長枝ばか
りなので、ボチボチ地際から腋芽が発生して欲しいものだ
1.こちらから五枚は2020年3月9日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いたアッ
パー。色合いは殆ど欠落している
2.別の徒長枝に着いたアッパー。こちらは僅かに色合いが残る程度にまでなってい
る
3.地際から発生した腋芽が徒長してきた枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢。色合いは
未だ多少残っているね(^-^)
4.こちらは左写真の捕虫嚢が着いている枝に着いた最新のミドル寄りの捕虫嚢。色
合いは比較的残っており、リップにはある程度はっきりとしたストライプが現れてい
る
5.こちらは別の徒長し始めた枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢。なんかバナナみたい
に湾曲しているよ~(^_-)-☆
1.こちらから五枚は2020年10月13日に撮ったもので、こちらは腋芽がある程度
徒長してきた枝に着いた一つ前のミドル寄りの捕虫嚢。スレンダーで色合いも全
く以って悪い
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新のミドル寄りの捕虫嚢
3.別の徒長枝に着いたミドル。リップが虫くれになって汚い(^^;)
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新のミドル寄りの捕虫嚢で、一寸ふっくらした感
じだが色合いはとても薄く白っぽい
5.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
1.こちらから五枚は2021年4月25日に撮ったもので、こちらは1m程度徒長した
枝に着いた捕虫嚢だが、天井付近で他の品種にやや押し潰されている感じ(^^ゞ
2.地際から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。環境が悪く色合いも超悪い^^;。早く新温
室に移動させなければならないのだが…
3.こちらは左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢
4.地際から発生した別の腋芽に着いた捕虫嚢。めっちゃ小さいし、蓋も極小^_^;
5.こちらは更に別の腋芽に着いたもので、若干色合いは載っているが、本来であれ
ばまだまだ濃くなる筈なのだが…
1.こちらから六枚は本日2022年1月25日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着い
たミドルからアッパー寄りの捕虫嚢
2.こちらは地際から発生してきた腋芽が少し成長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢。
色合いは全く以って悪いネ~(^▽^;)
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。更に色合いは薄くなってきた様だ
4.地際から発生してきた若い腋芽に着いたロアー
5.地際から発生してきた別の若い腋芽に着いたロアー。何か本種とは思えないよう
な感じだ
6.地際から発生してきたばかりの別の腋芽に着いた超ロアー。何か結構腋芽が発
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