本日は、N.ventricosa black peristomeです。
①自生地 ：Philippines、Panay島Madja-as山、Sibuyan島、Luzon島Bontoc Banaue地方
やMayon山等、１８３７年記載種
②入手時期 ：２０１４年１１月
③入手元 ：ぷりんさん（リベラルファーム殿）
④成長度合 ：普通
⑤栽培難度 ：普通
⑥挿し木 ：我が家での挿し木実績なし
⑦嚢の大きさ ：未だ８ｃｍ程度
⑧雌雄 ：？、我が家での開花実績無し
N.ventricosaにも色々なバラエティーがあり、日本では最初に導入された在来系と云われるクリーム種を始め、レッド、レッドパッチ、アルビノ種等があります。クリーム種はやや暑がり、着袋には湿度を要求しますが、それ以外は概ね育てやすく着袋し易い種が多いようです。
本日紹介する'black peristome'は入手して４年強経過した個体で、N.ventricosaとして我が家では５品種目になります。全く置く場所が無いにも関わらずついつい手を出してしまいますね～。どないしょう！(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ
この個体はそれほど大きくなく本領発揮していませんのでその特徴は未だ判りませんが、成体になるとリップの辺りが赤黒い感じになってきます。唯、業者の写真のような色合いのリップになる個体ではないのではない様です。
本種は育て易いのでしょうか？クリーム程ではありませんが、２０１６年夏及び２０１７年、２０１８年の夏の猛暑には随分堪えたようでお★様になる寸前でしたが、秋口以降涼しくなって何とか越してくれましたε-(´∀｀*)ﾎｯ。どうも１０月～６月頃が一番調子が良い様ですので今の時期が一番良い筈なのですが、相変わらず本調子とは程遠く何時まで経っても愚図子のままです。唯、着袋だけは１００％に近いです(^^♪。本種を戴いて後に別の個体を戴いたのですが、そちらは主茎が徒長し開花しており、且つ、地際からは腋芽が２芽発生し生長してきている状況です。個体によって随分と違うようで…(ﾉД`)ｼｸｼｸ。下段写真上から、
１．入手した２０１４年１１月１１日に撮った草姿全体。がっちりとした良苗で、既に捕虫
嚢が２つ付いており、次の蕾も膨らみつつある
２．同１１月１１日に撮ったもので、何んと既に小さいながらも腋芽が発生しているでは
ないか
３．こちらから二枚は２０１５年２月３日に撮ったもので、こちらは草姿全体を撮ったもの。
嚢も順調に付いているようで、何となく良い感じ
４．こちらは腋芽で、めっちゃ小さいながらも徐々に生長、着袋してくれている
５．こちらから二枚は２０１５年１１月２１日に撮ったもので、多少は大きくなってきたが、
この夏の猛暑で大分へたってしまった。気温の低下と共に徐々に回復してきている。
来夏は遮光して涼しく過ごさせよう
６．こちらは腋芽、一寸頼りないが少しずつ成長してくれている様でホッ！
１．２０１６年２月２２日、二番目の腋芽が地際から発生してきた。主茎および最初の腋
芽は生長イマイチだが、この腋芽にかけようかな(^▽^)/
２．２０１６年３月１６日、ほんの少しずつだが生長してくれている感じ
３．こちらから二枚は２０１６年５月２９日に撮ったもので、二番目の腋芽のその後の様
子。徐々に大きくなってきている。写真を撮るため鉢を動かした拍子に新芽の先端を
潰してしまった(´；ω；`)ｳｩｩ
４．こちらは株全体の様子。もう少し勢いよく生長して欲しいものだが、まあこの腕では
こんなもの(⌒∇⌒)
１．入手した２０１４年１１月１１日に撮ったもので、こちらは小さい方の捕虫嚢で未だ本
種としての特徴は無いが、N.ventricosaのロアーの特徴であるツートンカラーは健在
２．最新の捕虫嚢、この時期は他のN.ventricosaと同様な色合いとツートンカラーで、蔓
は赤味が強い
３．左写真の嚢をアップしたらこんな感じ
４．２０１５年２月３日、気温は一番低い時期真っ盛りであるが、確実に良い感じの嚢を
次々に着けてくれている。低温には結構強い感じ
５．２０１５年３月１日、出来たばかりの捕虫嚢
６．２０１５年４月２日、相変わらずツートンカラー継続中
１．２０１５年６月２０日、気温の上昇と共に、ピリッとしない感じの嚢になってきた
２．２０１５年７月１６日、何時になったらブラックベリストームになってくれるのだろうか
(・・?
３．こちらから五枚は２０１５年１１月２１日に撮ったもので、こちらは何れも生長途中の
嚢で、左が主茎に出来つつある嚢、右が腋芽に出来つつある嚢
４．こちらは主茎に出来つつある嚢で、同時に２つ生長中
５．主茎に出来た嚢。未だツートンカラーだが、赤い部分が徐々に狭くなってきた
６．こちらも主茎に出来た一つ前の嚢と生長途中の嚢
７．こちらは腋芽に出来た最新の捕虫嚢。ロアーの最初の頃は、ツートンカラーの赤い
部分の面積が広い
１．こちらから二枚は２０１５年１２月１４日に撮ったもので、気温の低下と共に良い感じ
の嚢が着き始めた。これは出来て１ヶ月程度経過したもの
２．こちらは出来て間もない嚢。色白美人ってところかな
３．２０１６年１月８日、ブラックとは程遠い感じだが、一般のN.ventricosaとは一寸雰囲
気が異なる感じ
４．２０１６年２月５日、この頃が絶好調だろうか。次々と着袋してくれるよ～
５．２０１６年３月１６日、左の嚢は出来て大分時間が経過したもの。右は只今生長途中
の嚢
６．こちらから三枚は２０１６年５月２９日に撮ったもので、こちらは間もなく蓋が開きそう
な嚢
７．正面の嚢は最初の腋芽にできたロアー、左の小さな嚢は二番目の腋芽の二番目に
出来たロアー
８.左は最新の嚢で色合いは未だ薄い。右は一寸お古な嚢
１．２０１６年６月６日、色合いが大分薄くなってきた。種名とは程遠いぞ～
２．２０１６年７月３日、ん～ん、大きさはボチボチになってきたが、色が掠れて全然美し
くない(´；ω；`)ｳｯ…
３．こちらから五枚は２０１７年１月２９日に撮ったもので、こちらは整枝前の株の状態。
主茎はこの夏の猛暑で敢え無く枯死してしまったが、何とか脇芽復活した様子。そ
れにしてもまともな管理をせずにほったらかし状態になっているとこんなもので悪
い見本だ
４．脇芽の様子。何とか着袋しているが、羊歯も生え放題(;´д｀)トホホ
５．朽ちた主茎や枯れ葉及び羊歯を取り除いて何とかすっきりとした。状態は良くないが
何とか着袋しており、これからの復活に期待したいもの
６．嚢もショボくなってしまった
７．若干大きくなったが、全く本来の捕虫嚢ではないね～;つД｀)
１．２０１７年５月１４日、腋芽に着いた最新の捕虫嚢で出来て日が浅い状態なので一寸
色白
２．２０１７年５月２２日、左写真の捕虫嚢のその後の様子だが、僅かに色が付いたが全
然たいしたことない
３．こちらから四枚は２０１７年１２月１４日に撮ったもの。こちらは株姿だが随分とショボ
くれてしまった。今夏の高温続きで相当へたれになって天国のドアが近かったが、何
とか戻ってきてくれたε-(´∀｀*)ﾎｯ
４．一つ前に着いた捕虫嚢。相当哀れになってるね～(ﾉД`)ｼｸｼｸ
５．最新の捕虫嚢。更に哀れになつてきてるね～(´；ω；`)ｳｩｩ
６．次に成長中の捕虫嚢の赤ちゃん。何とか持ち直して元気になつて欲しいものだ
１．２０１８年４月２０日、ボチボチ着袋し始めたが、相変わらず調子はイマイチで、一寸シ
ョボくれた捕虫嚢
２．こちらから五枚は２０１８年６月２７日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
相変わらずショボい状態で、一向に回復する兆しはない
３．唯、救いなのは地際から腋芽が発生してきたことである。未だ小さいが着袋が始ま
った様だ
４．二つ前に着いた捕虫嚢だが、まあ調子が悪い状態なのでこんなものか
５．一つ前に着いた捕虫嚢。未だ何となく艶はある様だ
６．こちらは最新の捕虫嚢で、色合いは未だ薄くツートンカラーにはなっていない。これ
から多少は色付くかもしれない
１．こちらから二枚は２０１８年７月２０日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
まあ、大して変わりは無い
２．地際から発生した腋芽の様子。僅かに大きくなったかなって感じ
３．２０１８年１１月２２日、地際から発生した腋芽に着いたロアー。まあ、何とかってとこ
ろだろうか
４．こちらから五枚は２０１８年１２月１０日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
相変わらず愚図りっぱなしで一向に大きくならない
５．地際から発生した腋芽のその後の様子。若干大きくなってきただろうか(・・?
６．腋芽に着いたロアーで、地面に半ば埋もれた感じになっている
７．左から三枚芽写真のロアーを口部寄りから撮ったもの。結構リップには蜜が滴ってい
る。舐めるとほんのり甘いよ～§^。^§
８．この時点の主茎に着いた最新のミドル辺りの捕虫嚢
１．こちらから七枚は本日２０１９年６月１５日に撮ったもので、こちらはこの時点での株
姿。今の主茎は徐々に徒長しているが勢いは全然無い(ﾉД`)ｼｸｼｸ
２．現主茎の一つ前に着いた捕中嚢だが、相変わらずショボい
３．現主茎に着いた最新の捕虫嚢。
４．現主茎に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
５．こちらは現在の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。一寸赤黒いって感じだろうか
６．現在の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。まだまだだね～(^^;
７．現在の腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。若干良い感じの嚢になってくれそう
な雰囲気が…
１．こちらから四枚は２０２０年７月３日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。最
初の主茎は既に力尽き腋芽がか細く生きている
２．一つ前に着いた捕虫嚢。めっちゃショボ(ﾉД`)ｼｸｼｸ
３．最新の捕虫嚢。全く元の元気さがなく、片足突っ込んだ状態が続いている。何で(・・?
４．次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。樹勢は全く以っての体たらく状態が続い
ているのだが、着袋自体はほぼ１００％^_^;
１．こちらから五枚は２０２１年５月２４日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
相変わらずず～っと愚図りっぱなしで一向に本調子とはならない。ドライアウトしかけ
た葉身が痛々しい(^^ゞ
２．二つ前に着いた捕虫嚢。草体自体がまともな状態ではないので捕虫嚢もショボイ
ね(^^;)
３．一つ前に着いた捕虫嚢。左写真と大差ない
４．最新の捕虫嚢。若干色合い派darkticになってきただろうか
５．次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
１．２０２１年１１月２１日、生長しつつある捕虫嚢の赤ちゃん
２．こちらから四枚は昨日の２０２１年１２月１６日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。何故か判らないが、我が家のN.ventricosaではこの個体だけめっちゃ調子
が悪い様で、ずっと愚図りっぱなしである。唯、着袋だけはボチボチの様だ(^^ゞ
３．一つ前に着いた捕虫嚢。着袋はするものの全く本来の姿ではない
４．左端写真の捕虫嚢が完成した最新のもの
５．次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。これもショボそうだ
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