本日は、N.alata Blanco.(Luzon系)です。

①自生地      :フィリピン(ルソン島、その他の島々)、マレー半島、スマトラ・モルッカ島等、

          1837年記載種
②入手時期   :1999年
③入手元      :天王寺ステーションビルB1F園芸店
④成長度合   :早い
⑤栽培難度   :簡単
⑥挿し木       :水挿し50%程度
⑦嚢の大きさ :我が家でMax12cm程度
⑧雌雄         :5月、♀

N.alataは水平、垂直分布が広範で、種によっては気難しいものもありますが、このLuzon系は高温、低温にも強い強健種でとても育てやすい品種です。我が家では入手してからずっと夏場は屋外の40℃位になるベランダ、冬場は最低温度7℃前後になるリビングで12年程育ててきました。その後、転居した10年前からは温室内で管理していますが、一年で2m前後伸長しますので、直ぐにジャングル状態になってしまいます。唯、5年程全く植替えしていませんでしたので、樹勢が大分弱っていました。2014年の夏に大幅カットしましたが、その後に発生している腋芽がとても細くなってしまい枯死してしまいました。一寸カットし過ぎ(・・?だったかもしれませんね(;´д`)トホホ。
挿し木苗を2株確保していましたので絶滅は免れましたが。唯、その後も生長はパッとしませんで、株の更新の為2016年に挿し木にしましたが、全滅でした(´;ω;`)ウゥゥ。

2017年も3本程挿し木にしたのですが全滅してしまいました。(。´・ω・)?、従来は簡単に挿し木が出来ていた品種でしたが、最近は全く成功しません。その後は場所の問題であきらめていましたが、来春にはリベンジしようと思っています(^^;)。下段写真左から、

1.リビングから温室に引っ越して3ケ月程度経過した2011年9月2日に撮った草姿

  全体。入手した時点では1芽だったが、数えきれないほど増えた
2.2012年6月8日、温室に引っ越して約1年経過。大分徒長してきた
3.2012年8月10日、既に温室の天井を這いまわっている状態。この後カットしたが
  画像を撮り忘れていた
4.こちらは2013年12月28日に撮った株元の様子。今年も夏場に大幅カットした。
  この画像では見えないが、既に徒長枝が80cm程度伸長している。但し、枝は随

  分細くなった。来春植替えしてリフレッシュが必要。これ以降は、草姿の写真を撮っ

  ていない

1.結構古い画像があった。江坂でマンション暮らしをしていた2003年5月10日のも
  の。春から秋まではベランダに吊るして栽培していた様子。何かめっちゃ懐かしい

  な~
2.2011年9月4日に撮ったもので、上手い具合に右から下位・上位・中位補虫嚢が

  並んだ状態。嚢三兄弟かな!
3.2012年5月28日に撮ったアッパー
4.2012年7月24日、ややミドル当たりの嚢。個人的には丁度これ位の色合が好み
5.2013年6月23日、このアッパーは殆ど色落ちしている。僅かに翼の微かな痕跡

  に色付いているだけ。右の未開の嚢は完璧にグリーン一色
6.2013年6月25日、こちらのロアーは中々濃い色合
7.2013年12月28日に撮ったもの。今はこんな貧相な嚢がボチボチ付いているお

  粗末な時期となった

1.2014年6月30日、結構シャイな感じ。それにしても枯れ葉がめっちゃ邪魔やわ

  ~ブー!('ε'*)
2.2014年7月16日、ミドル辺りの嚢で、色合いが煤けてきた
3.2014年9月19日、この嚢は一寸小さいが結構色合いが良い。本種も色々な表

  情があって楽しい
4.同9月19日に撮った腋芽に出来かけのロアー
5.こちらから4枚は2015年4月4日に撮ったもの。何れもミドルからアッパー寄りの
  嚢
6.これは嚢の半分がやや色違いになってる。w(゚o゚)w オオー! こんな感じの嚢は他の

  品種でも時々発生することがある。何でや~(・・?
7.ミドル~アッパー寄りの嚢。本種の蓋もややボンネット状になる
8.こちらは今まさに蓋が開かんとしているところ

1.2016年1月10日に撮ったミドル。昨年親株をカットし過ぎて枯死させてしまった
  ため、ショボイ挿し木苗になってしまった(´;ω;`)ウッ…
2.こちらから三枚は2016年3月16日に撮ったもので、こちらはアッパー寄りの嚢。
  それにしても蓋の上部に蜜が噴出している(@_@)
3.こちらも何れの嚢共にアッパー寄りの嚢。とてもスレンダーな感じ。これはこれで

  良いよね
4.こちらはロアーからややミドル辺りの嚢だろうか。うぅ~ん、斑模様がとてもビウティ
  フル
5.こちらから四枚は2016年11月12日に撮ったもので、こちらはミドルよりの嚢
6.こちらも未だミドル辺りだろうか。しかし大分ショボクなってきた。挿し木更新しよう
  と思っていたが、今年は全ての挿し木が失敗に終わったよ~
7.こちらはアッパー寄りだが、未だ色合いは残っている状態
8.こちらもアッパーで、大分色合いは抜けてきた

1.こちらから四枚は2017年3月5日に撮ったもので、ロアーからミドル辺りの捕虫

  嚢か。色合いは結構濃いめ
2.こちらはややスレンダーな感じ
3.こちらはミドル辺りの捕虫嚢で、赤味がやや薄くなった文、斑模様がとても良く目

  立つ感じ
4.蓋が開き始めたばかりのミドル辺りのもの
5.こちらから二枚は2017年3月29日に撮ったもので、こちらの捕虫嚢の蓋や蔓の

  部分からは沢山の蜜が噴出している。本種は結構蜜の量が多く、舐めるとほんの

  りと甘いよ(^O^)
6.ミドルからアッパー寄りの捕虫嚢。嚢表面や蔓に白いブツブツしたものが見えるが、

  これも蜜腺から出てきた蜜
7.2017年5月7日、こちらは何れも三留辺りの捕虫嚢だが、中々良い塩梅の柄と

  色合い

1.2017年5月7日、ロアーからミドル辺りだと思うが、比較的色合いが濃い感じ
2.こちらから五枚は2017年5月17日に撮ったもので、こちらは温室の梁に張り付

  くようにして着袋しているスレンダー気味のミドル
3.何れもミドル辺りだろうか
4.アッパー寄りの捕虫嚢で、色合いが徐々に抜けてきている
5.こちらはアッパー寄りの捕虫袋にしては結構濃い色合いだね~
6.アッパー寄りの補虫嚢。本種は柄、色合いもそうだが、この口径の形状も雰囲気

  があって良い感じ
7.この色合いも中々良い感じ。本種の蓋はやや尖頭形でボンネット状になる事が多

  い

1.2017年5月17日、徒長した枝に着いたアッパーで、色合いは殆ど無くなった
2.こちらから二枚は2017年11月14日に撮ったもので、こちらは腋芽の最初の頃

  に出来たロアーで、とても濃い色合いの捕虫嚢である
3.こちらは出来て間もないミドル辺りの捕虫嚢
4.こちらから五枚は2017年12月17日に撮ったもので、こちらは左写真の捕虫嚢

  のその後の様子。光の度合いにもよるが、多少濃いめの色合いになった
5.徒長した枝に着いたアッパー。気温の低下で出来る嚢は大分ショボくなってきた
6.こちらも別の徒長枝に着いたアッパー
7.こちらは腋芽に出来たロアーで、結構濃い色合いをしている
8.腋芽に出来つつある成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから二枚は2018年6月1日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いたアッ

  パー
2.色合いは未だ大分残っているミドル辺りの捕虫嚢
3.こちらから三枚は2018年6月15日に撮ったもので、こちらは大分色合いが落ち

  てきたミドル辺りの捕虫嚢
4.中々良い感じの色合いだね~
5.こちらは明るい感じの色合い
6.こちらから三枚は2018年6月28日に撮ったもので、こちらは生長途中のミドル寄
  りの捕虫嚢の赤ちゃん
7.出来て大分経過した捕虫嚢で、ボチボチその役目が終わりそう
8.本種は形や色合いの表現が豊かで、どの嚢をとってみても魅力のある品種だと思

  う

1.こちらから三枚は2018年11月11日に撮ったもので、こちらは徒長を開始した腋
  芽に着いたミドル寄りの捕虫嚢
2.別の腋芽が徒長した枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
3.オォ~(@ ̄□ ̄@;)!!これは好みの色合い(*^^)v
4.こちらから五枚は018年12月14日に撮ったもので、こちらはある程度徒長した

  枝に着いたミドルからややアッパー寄りの捕虫嚢で、色合いが徐々に薄くなって

  きている
5.こちらは成長途中のミドル寄りの捕虫嚢の赤ちゃん
6.ある程度と注した枝についたものだが、結構赤味が強いよ~(^O^)
7.現在腋芽が5芽程度出てきているが、これが最新の腋芽に着いたロアー。めっち

  ゃ小さいが赤味は強い
8.こちらはミドルからややアッパー寄りだろうか、それにしてもボンネット状の蓋が一

  寸小さいね(^^;

1.52019年1月15日、冬場の割には美しい捕虫嚢が着いたよ~(^_-)-☆
2.こちらからにら枚は2019年4月12日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いたミ
  ドル寄りの捕虫嚢で、色合いが少し煤けてきた感じ
3.こちらのミドルは括れが殆ど無くスレンダー(;^ω^)
4.2019年7月4日、地際から発生した腋芽が少し成長した枝に着いたものでロアー

  の最後辺りだろうか、色合い派とても良い感じ
5.こちらから四枚は2019年7月28日に撮ったもので、こちらは出来てから大分時

  間が経っているのだろうか、ボチボチくたびれそうな感じ
6.ミドルからアッパー寄りの捕虫嚢
7.こちらはスレンダーでしかも蓋が一寸奇形みたいでめっちゃ小さい^_^;
8.蓋が開いたばかりのミドル寄りの捕虫嚢

1.2019年11月2日、良い感じになってきたミドル寄りの捕虫嚢
2.こちらから二枚は2019年12月20日に撮ったもので、こちらは赤味が更に増した
  ミドル寄りの捕虫嚢
3.別の腋芽が徒長した枝にに着いたミドルで、色合いが大分薄くなり斑模様が目立

  ち始めた感じ
4.こちらから二枚は2020年1月18日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いたミド
  ル。色合い派薄くなり斑模様が目立つ
5.腋芽が少し成長した枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢。結構赤い色合いになったよ

  ~(^.^)

1.こちらから四枚は2020年6月22日に撮ったもので、こちらは地際から発生した腋
  芽が少し成長した枝に着いた捕虫嚢。結構濃い色合いが良い感じ
2.こちらは別の枝に着いた捕虫嚢で、色合い派ボチボチだがややスレンダーな感じ
3.ミドルからややアッパー寄りの捕虫嚢
4.徒長枝に着いたアッパー。すっかりショボくれた嚢と色合い^_^;
5.2020年7月11日、ややミドル寄りの捕虫嚢

1.こちらから二枚は2020年7月11日に撮ったもので、こちらは成長途中の捕虫嚢

  の赤ちゃん
2.こちらは別の徒長枝に出来つつある補虫嚢の赤ちゃん
3.こちらから三枚は2020年7月22日に撮ったもので、こちらは完成したばかりのミ
  ドル辺りの捕虫嚢
4.生長途中のアッパー寄りの捕虫嚢の赤ちゃん
5.アッパー寄りの捕虫嚢だが、結構色合いは濃く良い感じ(^O^)

1.こちらから五枚は2021年1月20日に撮ったもので、こちらは新しく地際から発生
  してきた腋芽の最初の頃に着いたロアー
2.こちらは別の腋芽に着いたロアー。低温期で大きさはショボいが、結構赤味の強

  い捕虫嚢になった様だ
3.こちらは徒長枝に着いたアッパー。未だ色合いは多少残っている
4.こちらは別の徒長枝に着いたアッパー。大分色合いは掠れてきている
5.左の捕虫嚢の枝に着いた最新のアッパー。slenderでめっちゃ口部が小さくなって

  いるね~

1.こちらから四枚は2021年11月14日に撮ったもので、こちらは地際から発生した
  腋芽が少し徒長し始めた枝に着いた一つ前の捕虫嚢
2.こちらは別の徒長枝に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。大分slenderで色合いも

  薄くなってきつつある様だ
3.徒長枝の途中の節から発生した腋芽の最初に着いた捕虫嚢。めっちゃ小さいがめ

  っちゃ赤いネ~
4.徒長枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
5.こちらから四枚は昨日2021年11月28日に撮ったもので、こちらは細めの徒長

  枝に着いた捕虫嚢。なんかめっちゃショボイ感じだね(^_^;)
6.地際から発生した腋芽が少し徒長した枝に着いた最新の捕虫嚢。本種の特徴が

  表れてきた感じ(^_^)/

 

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