本日は、N.ventricosa black peristome(NO-2)です。
①自生地 :Philippines、Panay島Madja-as山、Sibuyan島、Luzon島Bontoc Banaue地方や
Mayon山等、1837年記載種
②入手時期 :2019年7月
③入手元 :ぷりんさん(リベラルファーム殿)
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :今のところやや難
⑥挿し木 :我が家での挿し木実績なし
⑦嚢の大きさ:未だ6cm程度
⑧雌雄 :?、我が家での開花実績無し
N.ventricosaにも色々なバラエティーがあり、日本では最初に導入された在来系と云われるクリーム種を始め、レッド、レッドパッチ、アルビノ種等があります。クリーム種はやや暑がり、着袋には湿度を要求しますが、それ以外は概ね育てやすく着袋し易い種が多いようです。
本日紹介する'black peristome'は昨年の7月にご厚意でぷりんさんより拝受致しました。誠にありがとうございました。5年程前に入手したblack peristomeはリップがほぼ緑色なのに対して本種は赤黒く染まるようです。
この個体は入手以降にずっと愚図りっぱなしで殆ど大きくなっていませんでした。それに僅かに着袋したものの、小指程の大きさでさっぱり状態でした(ノД`)シクシク。まあ腕が無いのでしょうが…。何で(・・?って感じでしたが、今春当たりから漸く新葉の光沢が良くなりある程度生長してきている様です。また、捕虫嚢もリップの部分が若干赤黒くなってきた感じです(^^)v。
昨年2020年の12月に鉢をトレイから引っ張り出して写真を撮った折、地際から3芽腋芽が発生していました。現在では徐々に生長してきておりボチボチ着袋しています。それと主茎が徒長していますので、来春以降主茎をカットして挿し木を実施したいと思います。
この5月に本種では初めて開花しました(^_-)-☆。雌花でしたので早速交配したのですが、僅かに雄花の開花が遅かったのか結実しませんでした(´;ω;`)ウッ…。下段写真上から、
1.こちらから三枚は入手した2019年7月11日に撮ったもので、こちらはその時点
での株姿。がっちりとした良苗で、既に捕虫嚢が2つ着いており、次の蕾も膨らみ
つつある
2.一つ前に着いた捕虫嚢で、若干リップは赤黒い感じがする(・・?
3.最新の捕虫嚢。最初に入手したblack peristomeはリップが緑色だったが、本種は
赤い様で業者の写真の様に赤黒くなる個体だろうか。これからに期待しよう
1.こちらから三枚は2019年12月23日に撮ったもので、こちらはこの時点での株
姿。戴いてずっと愚図っていて一向に大きくなっていない。唯、最近展開してきた
葉身は光沢があり、蔓の先端部分も太くなり良い感じになってきたので、何とか
機嫌を取り戻してくれそうな雰囲気
2.一つ前に着いた捕虫嚢。これは捕虫嚢とは言えないレベルだね~(^-^;
3.最新の捕虫嚢。小指の先ほどしかないよ(;^ω^)。最近の蔓は太くなってきている
ので少しずつ良い感じの捕虫嚢を着けてくれるのではないかと期待しているところ
である
1.2020年3月7日、やっと捕虫嚢が成長してきたところ
2.こちらから四枚は2020年3月30日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
若干大きくなったかな(・・?
3.最新の捕虫嚢だが、色合いも形も悪いネ(^^ゞ
4.次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
5.一つ前に着いた捕虫嚢。こちらは柄と色合い派まあまあかな
1.こちらから五枚は2020年4月16日に撮ったもので、こちらは上段左から三枚目
写真の捕虫嚢のその後だろうか
2.こちらは結構テリが良い感じになってきた(??>?<?)。??
3.蓋が開いて間もない補虫嚢。ん(・・?、臀部が何となく卑猥(・・?
4.臀部をアップしたところ。(ΦωΦ)フフフ…、お尻そっくりになってるよ~\(^o^)/
5.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。これから更に生長して大きな捕虫嚢を着けてくれ
ることを期待したいね~
1.こちらから四枚は2020年6月4日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
徐々にではあるが大きくなってきている見たい(^.^)
2.こちらの補虫嚢はできて時間が経過し、リップの部分が大分赤黒くなってきた。唯、
black-peristomeという程ではないが…
3.最新の捕虫嚢。大分寸胴な感じだね~(;'∀')
4.次に成長してきている蔓の先端。これから徐々に膨らみ捕虫嚢を形成する
1.こちらから四枚は本日2020年12月1日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
若干徒長気味になってきた様だ
2.株元の様子をアップ。(◎_◎;)腋芽が3芽発生していた。唯、ずっと日陰になってい
るせいか完璧なモヤシ状態(^-^;。これからお陽三に当ててしっかりとした腋芽に育
ってくれれば、来春には主茎をカットして挿し木が出来そう(^_-)-☆
3.地際から発生した腋芽に着いたロアーが顔を覗かせている。嚢三兄弟ヽ(^o^)丿
4.左写真の下に写っている完成間近のロアーをアップ
1.こちらから五枚は2020年12月1日に撮ったもので、こちらは主茎に着いた三つ
前の捕虫嚢。未だ多少は斑模様など確認できるが、全く黒唇ではないね~(^^;)
2.二つ前に着いた捕虫嚢。僅かながらリップの色合いは濃い様だ
3.一つ前に着いた捕虫嚢。まあ、大して変わり映えはしないね
4.最新の捕虫嚢。斑模様は殆ど姿を消した。もう少ししたら更にリップは濃くなるだろ
うか
5.次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。生長途中の捕虫嚢の形は種によって異
なり見ていて中々面白い
1.2021年3月6日、地際から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。ブラックと云うよりレ
ッドですな
2.2021年3月13日、こちらは主茎に着いたアッパー。クリームと殆ど変わらない
色合いフォルムですな(^_^;)
3.2021年3月24日、地際から発生した腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。結
構色合いは濃い感じ
4.2021年4月2日、主茎に出来つつあるアッパーの赤ちゃん。クリーム色一色って
感じ
5.2021年5月7日、本種では初めての開花で即交配したのだが、若干タイミングが
ずれたのか失敗に終わった(´;ω;`)ウゥゥ
1.こちらから二枚は2021年5月8日に撮ったもので、こちらは主茎に着いたアッパ
ー
2.地際から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。ボチボチ色合いは良い様である
3.こちらから三枚は本日2021年11月19日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
夏場は着袋宜しからずであったが、最近になってボチボチ着袋が加速してきつつあ
る様だ
4.地際の腋芽をアップ。一寸見辛いが3芽発生しておりこれから賑やかになってくれ
そう(^^♪
5.主茎に着いた最新のアッパー。はんなりとした雰囲気だね~
1.こちらから五枚は本日2021年11月19日に撮ったもので、こちらは主茎に出来
つつあるアッパーの赤ちゃん
2.地際から発生した一番大きな腋芽に着いた最新の捕虫嚢
3.地際から発生した小さめの腋芽に着いた最新の捕虫嚢。ややslenderな感じである
4.こちらから二枚は地際から発生した中位の腋芽に着いたもので、こちらは最新の
捕虫嚢
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完成しそうである
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