本日は、N.mirabillis Greenです。

①自生地  :北は中国の広東省から、ボルネオ島、スマトラ島、スラウェシ島、マルク島、

         ニューギニア島マレーシア半島、インドシナ半島、タイ、ミャンマー、カンボ

         ジア、フィリピン、ホンコン、ミクロネシア、マカオ、パラオ、そして南はオー

         ストラリアのヨーク半島クイーンズランド州に至る殆ど全ての島々
         1869年記載種
②入手時期 :2010年8月頃
③入手元   :うつぼかずらの郷殿
④成長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木      :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax10cm前後
⑧雌雄        :?、我が家での開花実績無し

N.mirabillisは水平分布エリアがとても広く、且つ垂直分布も0m~1500m辺りに及ぶ事から、非常に多くのバラエティーが存在します。本日はN.mirabillisの中でも極普通に見られるグリーンタイプです。本種はN.mirabillisの中でも、夜間最低気温が15℃前後では中々着袋しないようで、18℃程度必要な様です。成長は速く育てやすい種ですが、我が家の個体は入手当初水質の影響で瀕死状態に陥りました。その後水質を改善し何とか腋芽再生で復活しました。その後は暫らくの間徒長するだけでしたが、2014年の4月になって漸く腋芽が発生してきました。唯、あまり生長が良くない状態が続いていますね~(;´д`)トホホ。
それに本種は中々開花してくれない様です。まあ、交配親にしてもそんなに個性的なものは出来ないでしょうが…。最近は特に樹勢が落ちてきているようで、ずっと植替えしていないせいであることは明らかなのですが、ボチボチ挿し木更新しなければならないでしょうかね。出来れば植替えも^m^。下段写真左から、

1.2012年5月1日、瀕死状態から少し調子を取り戻した感のある腋芽(手前の)
  が発生。多分奥側の腋芽は間もなく枯れると思う
2.2012年7月17日に撮った草姿全体。大分調子を取り戻し、ボチボチ着袋す
  る様になってきた
3.2012年8月22日のもの。ここまでくれば何とか大丈夫と思う
4.2012年10月13日、順調に生育中

1.2013年5月15日、まずまず順調といったところか
2.2014年4月2日、やっと次の腋芽が発生した様子。未だ出てきたばかりなの
  で、順調に育ってくれるか予断を許さない
3.2014年7月27日に撮った腋芽のその後の成長状態。無事に二芽成長中で、
  少しずつ着袋してくれている
4.こちらは2015年3月24日に撮ったもの。徒長しだした

1.2012年10月7日、グリーンと云うよりも、形、色合いがコロールの雰囲気
  みたい
2.2012年12月20日、綺麗なグリーン
3.2013年11月16日、こちらも名に恥じない澄みきったグリーン色
4.2014年6月28日、腋芽の最初のころにできたロアーで、薄っすらとピンク
  がかっている
5.2014年7月27日に撮ったもので、左の嚢はできて1ヶ月程度経過したもの。
  右は未開の嚢

1.2014年8月14日、襟もとに沢山の蟻が・・・・。きっと片道切符か
2.2014年9月21日、グリーンと云うよりも白っぽいクリームっぽい感じ
3.2015年1月8日に撮ったもので、結構スレンダー
4.こちらは2015年3月24日に撮ったもので、ショボイ嚢。今からボチボチ良
  くなってくるかな

1.2015年5月21日、中々スレンダーな雰囲気
2.2015年6月21日、まあ、無難な感じの嚢ってとこだろうか
3.2015年7月18日、開き始めたばかりの初々しい補虫嚢
4.2015年9月17日に撮ったもの
5.2015年9月29日に撮ったもの。本種はとても嚢自体草質でとても薄く葉脈
  が浮き出ている。これを見るとネペンの嚢は葉が変化してできたものだと容易

  に推断できる
6.2015年10月8日に撮ったもので、正面寄りからのもの
7.こちらは2015年10月10日に撮った、最新の生長途中の嚢

1.2016年1月7日、何かめっちゃショボイ嚢(⌒∇⌒)
2.2016年4月28日に撮ったもので、脇芽に出来たロアー。一寸小さくて華奢
  な感じ
3.2016年4月30日、何となく白っぽい感じの補虫嚢
4.2016年5月1日に撮ったもので、やや大きめの腋芽に出来たロアー。本当に
  穢れの無い美しいグリーン
5.2016年11月5日、半年ぶりに写真を撮ったみたい( ゚∀゚)アハハ八八ノヽ
6.こちらから二枚は2016年11月18日に撮ったもので、こちらは何番目の腋
  芽かわからないが、それに着いたロアー
7.こちらは別の腋芽に着いたロアー。何の変哲もない唯の嚢って感じだね~

1.2017年4月14日、何かグリーンというよりも白に近い感じ
2.2017年5月26日、薄~くピンク色が載っている
3.こちらから三枚は2017年6月16日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫嚢
  で蓋が開いたばかり
4.こちらは一つ前に出来た捕虫嚢。やはり個性は殆どと言って良いほど無い
5.こちらは二つ前に出来た捕虫嚢
6.こちらから三枚は2017年12月29日に撮ったもので、こちらは多分4番目
  位の腋芽だと思うが、それに就いたロアー
7.こちらは別の腋芽に着いたロアーだが、出来て3ヶ月もすればこの通りダーテ

  ィーになる(^-^;
8.こちらは1.5m程度徒長した枝に着いた最新のアッパーで出来立てのもの

1.こちらから二枚は2018年5月4日に撮ったもので、こちらは主茎の徒長枝先
  端に出来つつあるアッパーの赤ちゃん
2.こちらは既に出来て一ヶ月以上経過したアッパーで、色合いが薄い萌黄って

  感じ
3.2018年6月20日、主茎に着いた最新のアッパー
4.2018年6月28日に撮ったもの。本種は袋の寿命が短く且つ、時間が経つと
  dirtyになってしまうのが欠点か!
5.こちらから四枚は2018年8月6日に撮ったもので、こちらはこの時点での主
  茎に着いたアッパー。着いて大して時間は経っていないにも関わらず、既に

  襟は汚くなってきている
6.こちらは腋芽に着いた一つ前のロアー
7.こちらも同じ腋芽に着いた最新のロアー。何かめっちゃ小さい。ボチボチ樹勢

  も弱ってきている為、挿し木更新が必要かもしれない
8.こちらも同じ腋芽に着いた成長途中のロアーの赤ちゃん

1.こちらから二枚は2019年5月13日に撮ったもので、こちらは地際から発生
  した腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん
2.地際から発生した腋芽に出来たロアー。唯の嚢って感じ(^^;
3.こちらから三枚は今朝2020年5月11日に撮ったもので、こちらは徒長枝に
  着いた一つ前の捕虫嚢で既にアッパーか
4.こちらは徒長枝に着いた最新のアッパー。多少大きくなってきた様だ
5.次に成長してきているアッパーの赤ちゃん。完成する迄には今暫く掛かりそう

1.こちらから三枚は2020年10月9日に撮ったもので、こちらは地際から発生
  した小さな腋芽に着いた最初の頃のロアー
2.こちには若干成長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢。既に輝きは無い
3.こちらは最新の補注嚢。うっすらとピンク色に色付いたところが良い感じ。一

  寸コロール風(・・?
4.こちらから二枚は2020年11月7日に撮ったもので、こちらは多分左写真の
  ものだろう。未だ出来て1ヶ月程度しか経過していないが既に傷んできている。
  嚢内を確認したら許容限度を超える獲物により自己崩壊ってところだろうか(^^;
5.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。一寸ボケ気味でm(_ _"m)

1.こちらから六枚は本日2021年9月26日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生してきた腋芽が少し徒長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。何れもめっちゃ小さい(^_^;)。こ

  れは僅かに色合いが載っている
3.同じく次に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
4.こちらは地際から発生してきた別の腋芽が少し徒長した枝に着いた二つ前の

  捕虫嚢。嚢自体はめっちゃ小さいが、リップがやや分厚くなっている様だ
5.同じく左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢
6.同じく左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。僅かにピンク色っぽい感

  じだが、超おチビちゃんだね(^-^;

 

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