本日は、N.Henreyana(NO-2)です。

①人工交配   :N.Sedenii?(N.gracilis×khasiana)×Hookeriana(rafflesiana×ampullaria)、
           1882年J.Taplin氏作出
②入手時期   :2011年6月
③入手元      :うつぼかずらの郷殿
④成長度合   :遅い
⑤栽培難度   :簡単
⑥挿し木       :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ :我が家ではMax12cm程
⑧雌雄         :? 開花実績無し

本種は今から100年以上前に作出された古典的な品種の一つです。交配親からするとN.khasianaのみ高地性ですが、N.khasianaは低温高温に強いので至って強健です。
レッドタイプの方は成長速度がとても早いですが、このノーマル種は成長が遅い様です。何れのタイプも夏場は気温40℃程度に上昇してもバンバン着袋してくれますが、冬場最低温度15~16℃を下回ると着袋は難しい様です。出来れば18℃~20℃は欲しいところです。
2015年の春になって漸く腋芽が発生してきましたが、生長は遅々としており、頂芽をカット出来る状態ではありませんでした。何れはカットして挿し木更新を図りたいと思っていたのですが、その頂芽も力尽き腋芽が辛うじて生長するといったサイクルを繰り返しています(;´д`)トホホ。
何故か暖冬だったにも関わらず2019年の冬は一切着袋しませんでした。唯、春以降気温の上昇と共にボチボチ着袋するようになりました。2020年の冬は2019年冬以上に暖冬で、今シーズンも一時的に冷え込むことはありましたが、概ね暖冬だったせいかボチボチ着袋してくれていました。唯、随分植替えをしていませんので、生長は捗々しくない状況が続いています。植替えすれば元気に成長してくれる筈ですが…(;^ω^)。今シーズンは何とか植替えしたいところですが…。下段写真左から、

1.入手して4ケ月程度経った2011年10月15日に撮ったもので、ロアーの
  嚢だろうか。ボチボチ嚢を付ける様になってきた
2.2011年11月20日、未開の嚢
3.こちらは2の嚢の蓋が開いて間もない頃の2011年12月4日に撮ったもの
  で、色合いが濃くチョコレート色になってきた
4.2012年7月11日に撮った未開の嚢であるが、色艶が何とも言えない良い
  感じがする

1.2012年7月15日の嚢。斑模様が少なく、チョコレート色そのものの様に
  思う。やはり夏場に出来る嚢は色合いが良い
2.2012年10月7日に撮ったもので、蓋が開いて1ケ月以上経過した嚢。襟
  の部分のストライプも滲んでくる
3.冬場に出来る嚢はあまり魅力のある色合いにはならない様だ。2012年12
  月13日のもの
4.2013年2月4日に撮った開き始めたばかりの嚢。やはり冬場は色合いが悪
  いのと夜温が15℃程度になるので、形も大きさも魅力に欠ける。何とか低温
  に耐え出来たって感じの嚢かな

1.2013年4月11日、色合いがイマイチ薄いが、その分リップのストライプ
  が目立つ
2.2013年8月25日、開き始めたばかりのロアー
3.2013年9月2日、左写真のその後の様子。とってもシックなマルーン色が
  美しい
4.2013年9月28日、間もなく蓋が開くロアー
5.2013年10月4日、左写真のその後の嚢。入手して2年4ヶ月程経過する
  が一向に大きくならず、今だ以ってロアーばかりが着く

1.2015年3月24日、何と2年半近く写真を撮っていなかった(@д@)。
  やっと待望の腋芽が発生してきた
2.2015年7月28日、既に主茎は温室の天井近くに迫っており、もう少しし
  たらカットして挿し木にしなければ・・・・。天井近くに出来たアッパーで中々上
  手い具合に撮れない(ノД`)・゜・。これを見るとN.rafflesianaの血が入って
  いる事にうなづける(・・?
3.こちらは2015年9月30日に撮ったもので、腋芽の三番目に出来たロアー。
  もっと良い塩梅かと思ったが、あまりパッとしない( ̄ー ̄)
4.2015年12月21日、腋芽にできたロアーだが、何かイマイチでパッとし
  ない
5.2016年1月10日、左写真のその後だが若干色が載った感じ
6.こちらから二枚は2016年4月8日に撮ったもので、こちらは左写真のその
  後。比較的嚢もちは良い
7.こちらは最新の生長途中の蕾

1.2016年5月1日、襟のストライプは多少目立つが、色合いはさっぱりで中
  々マルーン色にはなってくれない
2.こちらから二枚は2016年6月6日に撮ったもので、こちらは出来て2ヶ月
  以上経過した嚢
3.こちらは蓋が開いたばかりのピチピチの筈だが・・・・
4.2016年6月10日、左写真の嚢のその後。色合いは思ったほどではない
5.2016年10月16日、蓋が開き始めたばかりの捕虫嚢
6.こちらから二枚は2016年10月20日に撮ったもので、こちらは左写真の
  その後。この頃は結構襟のストライプが目立つが、徐々に赤く色付き目立た

  なくなる
7.こちらは一つ前にできた補虫嚢で『茂み』の中で出来ていた為、嚢下部が真

  っ白い状態になっているよ~(*^-^*)

1.こちらから二枚は2016年10月28日に撮ったもので、こちらは上段写真
  実右端の嚢のその後。ボチボチ寿命を迎えそうな感じ(・・?
2.こちらは上段写真実右端から二番目の嚢のその後。大分ダークななってき

  た感じ
3.2017年5月19日、成長途中の補虫嚢。撮ったのは半年以上経っていた

  よ~
4.2017年5月26日、左写真の嚢のその後。大分色合いが載ってきた
5.こちらから二枚は2017年6月3日に撮ったもので、こちらは左写真の嚢が
  完成した様子。一寸色合いは薄いかな
6.こちらは次に成長途中の捕虫嚢

1.2017年6月20日、蓋が開いて間もないもので、艶々しているね(^^♪
2.2017年6月22日、左写真のその後の様子で、反対側から撮ったもの
3.2017年7月15日に撮ったものだが、何かしけた捕虫嚢
4.2017年9月27日、成長途中の補虫嚢の赤ちゃん
5.2017年10月25日、出来て2ヶ月程度経過したもので、リップが一寸ど
  す黒い感じになってきた
6.2017年11月21日、蓋が開き始めた捕虫嚢の赤ちゃん

1.2017年11月27日、左写真のその後の補虫嚢。この時期は未だリップの
  ストライプが目立つが、徐々にどす黒くなって判らなくなる
2.こちらから二枚は2017年12月5日に撮ったもので、こちらは左写真のそ
  の後の様子。大して変わりは無い
3.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢で、ボチボチその役目を終えようとしている
4.2018年6月30日、生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
5.2018年7月4日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。ん~ん、色合いはイマ
  イチ
6.こちらから二枚は2018年7月17日に撮ったもので、左写真のその後。リ
  ップはどす黒くなりストライプは目立たなくなった
7.こちらは次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん

1.2018年10月1日、随分時間が経過した捕虫嚢で、間もなくその役目を終
  えそうな感じ
2.2018年12月17日、気温の低下と共にショボくなってきた
3.こちらから二枚は2019年3月13日に撮ったもので、こちには最新の捕虫
  嚢。何故か今冬は全く着袋しなかった。少しずつ気温が上昇してきたせいか、
  やっと着袋が始まった(^0_0^)
4.こちらは次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん

1.2019年4月1日、徐々に大きくなってきた捕虫嚢の赤ちゃん
2.2019年4月12日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。徐々に蓋が開き始め
  たよ~
3.2019年4月18日、左写真の捕虫嚢が完全に完成した様子。一寸口部が歪
  んだ感じだね~(^^;
4.2019年6月7日、最新の捕虫嚢。一寸スレンダーな感じ

1.2019年6月7日、地際から発生した小さな腋芽に着いた最新の捕虫嚢。未
  だ蓋が開いたばかりってとこだろうか
2.2019年7月5日、成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。感性するまでにはもう少
  しかかりそう。この感じはやはりN.rafflesianaの雰囲気が…
3.2019年9月2日、現主茎に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
4.こちらは2019年9月20日に撮ったもので、左写真の捕虫嚢が完成した様
  子。やっと少しだけだがどっしりとした感じになったよ~(^_-)-☆

1.2019年10月4日、地際から発生した腋芽に着いた最新のロアー。未だ一
  寸小さいがこれからの成長に期待したいものである
2.2020年1月1日、地際から発生した腋芽に着いた最新のロアー。大した出
  来映えではなすが、今冬は超暖冬のせいか、ボチボチ着袋してくれている様

  である
3.2020年1月15日、次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
4.2020年1月30日、地際から発生した腋芽に着いた最新のロアー。何かリ
  ップの縁がギザギザ状になっているよ~
5.こちらは2020年3月2日に撮ったもので、多分左写真の捕虫嚢のその後で
  あろう。お陽さんが眩しくてテカテカ状態だね^_^;

1.2020年5月5日、成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。これは先祖の
  N.rafflesianaに良く似ているね~
2.2020年7月30日、地際から発生した腋芽が少し大きくなり、それに着い
  た最新の捕虫嚢。ズングリむっくり感が良い感じ(^_-)-☆
3.2020年8月6日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。リップが若干黒みがか
  った位で大差は無い様だ
4.こちらから二枚は2020年9月10日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫
  嚢。色合いがやや薄くなってきた感じ
5.次に成長を始めたばかりの捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには大分時間がか

  かりそうだ

1.2020年11月8日、大分気温が低下してきたせいか、着袋はするものの少
  し小さくなってきた
2.こちらは次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。プリップリ(*^_^*)
3.2021年1月6日、このシーズンは一時的に大雪の日も数日かあったが、通
  年では暖冬のせいか、こじんまりとしているものの着袋してくれている
4.こちらから二枚は2021年3月10日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫
  嚢。色合いはイマイチの様だ
5.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには相当かかりそう^^;

1.2021年8月20日、大分成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら
  完成しそうだ
2.2021年9月4日、左写真の捕虫嚢の赤ちゃんが完成した様子。一寸スリム
  になった感じ
3.こちらから三枚は本日2021年9月13日に撮ったもので、こちらは写真左
  の捕虫嚢のその後の様子。全くと云って良いほど変化は無い(^^;
4.こちらは一つ前に完成していた捕虫嚢。正面が掠れた感じに成っているが、

  最初からの様である
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。これは完成までに大分時間がか

  かりそうだね

 

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